東大生おすすめの定期テストの復習・やり直しの方法とは?

はじめに

今回は定期テストの復習・やり直しの仕方を具体的にご紹介します。

定期テストの復習をしない、もしくは間違い直しをするだけで満足していませんか?

定期テストを受けっぱなしにしておくと、そのテストでの失敗を別のテストでも繰り返してしまう恐れがあります。

ですから、定期テストを復習することは非常に重要なのです。

そこで今回は定期テストを復習するタイミングや、どんなやり方が効率的で本質的なのかについて徹底的に紹介します。

記事の最後には定期テスト反省レポートの書き方をご紹介します。定期テストの反省だけではなく、模試の反省にも使えるのでぜひ参考にしてください。

定期テストの勉強の仕方について詳しくまとめた記事も合わせてご覧ください。

PDCAサイクルを使った勉強法!

2018.01.19

定期テストの復習の大切さ

復習とは、これまでに勉強したことを今後も勉強したてのように理解した状態に保つためにするものです。

しかし、「そりゃ復習した方がいいのは分かってるよ」とは思うものの、実際どうやって復習したらいいかがわからないなんてことはよくありますよね。

とりあえずパラパラと過去のテストを眺めたり、「やりっ放しは良くないよな」と思いつつ、過去のテストをクリアファイルか棚から取り出してみたりする人もいるでしょう。

しかし、ただ過去の定期テストを漠然と読み直しているだけではあまり復習の効果はありません。

そういう私自身、定期テストを上手く活用できず無意味に貯めこんでいた時期もありました。

ですが、定期テストを後で述べる「正しい方法で復習する」ことで定期テスト勉強がより洗練されるのです。

定期テストの成績を上げることは模試・入試にも直結しますよ!

定期テストの復習をし始める時期

定期テストの復習はもちろん早い方がいいですね。

可能であればテストが終わったその日のうちがいいでしょう。

しかし、定期テストの多くが回答を翌週以降に知ることになるので、なかなか復習しにくいですよね。

そのため、自分の答案が返されたらすぐに復習するといいでしょう。

それまでは試験を解いている時に気になった項目や、明らかに目標に届かなかった分野の復習を教科書やノートを使って行ってください。

定期テストの具体的な復習の方法

定期テストの復習は大きく2段階に分けて行いましょう。

  • どこが間違っていたのかの確認(間違い直し
  • 次回は新たに何をするか(勉強法自体の見直し

定期テストの復習①:間違い直し

間違い直しは、テストの復習の中でも非常に基本的な部分です。

間違い直しとは、具体的には

  1. テストで間違えた場所を確認する
  2. なぜ正解と異なるのかを理解する
  3. わからない場合は質問するなどして解決する

という一連の作業のことを指します。

わざわざ指摘するまでもなくできている方が多いと思いますが、この基本的なことが重要なのです。

ここまでしなくても次の定期テストには関係ないことが多いかもしれませんが、高校で習う科目を勉強する大きな理由は志望校に合格することですので、毎回細かい点まで注意してくださいね

間違えたところを確認する際は、問題を解いている時の自分がどの程度自信を持って回答したかを思い出しながら行いましょう。

簡単に正解できると思っていたのに不正解だった場合は、「普段だったらできた問題だから大丈夫」と思わずにどこに勘違いやミスが生じたのか」を具体的に考えてください。

反対に、そもそも間違っているだろうと思って回答した場合は、なぜ問題を解いている時に正しい答えがわからなかったのかを勉強法にも着目して考えましょう。

東大現役合格者の定期テスト勉強の復習の極意です!

定期テストの復習②:勉強法の見直し

第1段階で間違えた理由などを把握した後は、次回のテストに向けて新たな対策を考えることが大事です。

間違えたものを把握するだけでは成績アップに繋がりません。

勉強の仕方や授業の受け方などの根本的な点まで反省しないと結局次のテストでも同じような失敗を繰り返すことになります。

例えば英語の定期テストである問題を間違えたとします。

それを「この単語の意味は〇〇だったな~」と終わらしたら(1段階目)もちろん知識は身につきますが、次のテストで同じような間違いをする可能性はまだ残っています。

つまり、このままだと根本的な解決にはなっていない、ということです。

点数を上げて、合格に近づけるためには「勉強法そのもの」の見直しが必要なのです!

そこで次回から何を新たにするべきかを考えましょう。

たとえば、同じ単語の間違いでも教科書に載っていた単語なのか、指定された単語帳の単語なのか、という違いがありますよね。

それを踏まえて「教科書の単語を重点的に復習する」と新たに対策を立てることで、

同じ系統の間違いをしなくなる=点数が上がるというわけです。

漠然と何をするかを決める人は多いと思うのですが、各間違いごとに対してどういうアプローチが足りなかったのかを考えるのは非常に重要です。

他にも、たとえば数学などで問題集をすべてやり終えてたけど解けない問題があったりすると思います。

そういう場合は新たな対策というよりはどういう考え方が必要だったのかを考えましょう。

  • 解答に詰まった時は文章を読みなおす
  • 文字で置き換えた時は条件もセットで書いておく

といった自分なりのミスの防止法が貯まることで間違えにくくなります。

これはケアレスミス対策にもなるのでオススメです。

定期テストの反省レポートを作る

このような2段階の復習を終えた後は、定期テスト反省レポートを作成して今回でた問題と解決法を可視化できるようにしましょう。

定期テストの復習って結局どうやればいいの?

私はこのように作成していました。

具体的に内容を説明します!

タイトルは「科目名テスト反省レポート」にしておき、

中身は「テストの年月日 点数」を見出しにして

具体的な間違い→次回からの対策という形で

  • 単語を間違えた→単語帳を覚えているか確認
  • 公式を思い出せなかった→問題集を解き直す
  • 人名の漢字を間違えた→怪しい漢字はテスト前に見直す

というように各間違いを対策とセットで書いておくことで、確実に間違いを潰しながら次に繋がる勉強をすることができます!

一度レポートを作成したらテストそのものを見直す必要はありません!

まとめ

この記事の内容をまとめると次のようになります。

  • 復習とは、いつでも勉強したてと同じ理解を保てるようにすること
  • その復習には2段階あって、1段階目が間違いを直すこと、2段階目が次回以降どう行動を変化させるか考えること
  • 2段階の復習が終わったら反省レポートを作成して課題点を可視化する

このようなプロセスを踏むことで、確実に成績が向上し合格も近づいてきます。今回は定期テストに絞って開設しましたが、同様なやり方は模擬試験にも応用できます。

ぜひこのやり方で成績をアップさせてくださいね!

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