多様化する入試形態あなたにぴったりなのはどれ?

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近年は、一言で大学受験と言ってもいろいろな入試の形態があります。それぞれに特色があり、どれが受かりやすいかというだけでは判断できません。

今回は入試形態別に、合格した先輩の声を含めてその長所や短所をご紹介します。

一般入試

慶應義塾大学 商学部 小國遼平くん

受験と言えば真っ先に連想するのが一般入試。多くは、文系と理系に分かれて勉強を始めます。一般入試の中でも細かく分かれている所もあるので、入学のチャンスは全て調べて活用したいものですね。

◯一般入試を受験して良かった事は?

一般入試で良かった事は受験時の実力だけで合否が決まることです。学校の成績が悪くても、勉強しなかった時期があっても、受験に間に合えば合格できます。自分のペースで勉強できる所が一般入試の長所です。

◯受験勉強中、辛かったことは?

一番辛かったことは苦手科目の克服です。自分は英語が苦手だったのでかなりの時間を英語の勉強に取られました。

◯受験準備はいつから始めましたか?

受験を意識し始めたのは高2からでしたが、高2の間は、受験勉強というよりは今までの苦手分野や基礎を補うような勉強をしていたので、本格的に受験勉強を始めたのは高3からです。

◯受験生に何か一言お願いします!

越えられないハードルはくぐればいい!

AO 入試

慶應義塾大学 法学部(FIT 入試) 斎木陽平くん

早稲田大学 政治経済学部 雨宮百子さん

慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスが日本で最初に導入して以来、様々な学校が導入しているAO 入試。受験内容は各学校や学部によって大きく異なりますが、勉強という尺度のみで受験生の能力を測らずに総合的に判断する事が特徴です。

◯準備はいつごろから始めましたか?

一次審査の志望理由書は高校二年生の二月頃から準備を始めました。本格的に始めたのは5 月頃だったと思います。AO 入試の専門塾に通って、FIT 入試に受かった先輩に50回以上添削してもらいました。(斉木)

◯ AO 入試を受験するメリット/ デメリットは?

メリットは、大学が終着点でないという考え方が出来るようになる事です。受験が周囲より早く終わる事もあって、大学入学までの時間を有意義に使う事ができます。

逆にデメリットは、一般の勉強のみに集中出来ないので、一般受験の勉強とAO に使う時間の配分が精神的に大変だった点です。(雨宮)

推薦入試

推薦は多くの場合、学校の評定平均等によって学校長の推薦が受けられるか否かで決まります。基本的に、各高校に割り振られた人数枠は決まっているので、校内での選考になります。

また、推薦入試でも面談に加えて筆記試験を課される所もあります。今回は、付属と指定校の先輩に話を聞いてみました。

附属 早稲田大学 政治経済学部 田口貴庸くん

◯附属ならではのメリットと苦労を教えて下さい。

端的に言うと時間と精神的な余裕です。通常ならば受験勉強にあてる時間を自分でどう使うかデザインできます。苦労は、何も考えないとそれだけで3 年間が終わってしまう事です。

◯夏休みに「これをやった!」ということがあれば教えて下さい。

高校2 年生のときに経団連主催のサマーキャンプに参加しました。北海道から沖縄まで全国の高校生と、講義を聞いて議論する2 週間でした。「こいつらすげー!」と思える同世代の人達と沢山出会いました。

◯夏休みを迎える高校生に何か一言!

部活でも研究でも課外活動でもなんでもいいです。「高校時代これに打ち込んだ」、と胸張って言える事をやって下さい。

指定校 早稲田大学 文化構想学部 奥村悠さん

◯指定校の受験準備を始めた時期を教えて下さい。

出願のおよそ1 ~ 2 か月前から真剣に考え始めました。出願に必要な成績が全て出た3年の夏休み前から検討し始めても十分だと思いますし、先生から合格のボーダーラインを聞いてから考えてみても良いと思います。もし既に希望校・学部の推薦枠がある場合は、1 年から定期テストの対策に力を注ぐ必要があります。

◯指定校を受ける際、苦労した事があったら教えて下さい。

不得意科目でも定期テストである程度の点を取らないといけなかったことや、受験にあまり関係のない科目についても、高得点を取らなくてはならなかった事です。また、審査を待っている間、気になって一般受験の勉強が手に付きませんでした。

推薦に合格した後も面接対策などが必要な学校・学部があるようなので、油断は出来ないと思います。