合格に近づく受験戦略を現役難関大生が教えます!~自分に合った入試方式を選ぼう~

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近年、一人でも多くの優秀な学生を集めようと、様々な入試方式を採用する大学が増えています。つまり、受験生には志望校を受験するチャンスが増えたということです!

しかし、そんな多様な入試方式を活用しきれていない受験生が多いのが実情です。

今回は、皆さんが一つでも多くのチャンスを生かせるように、巷に溢れる様々な入試方式を紹介します!

◎一般入試

一般入試は、一月から三月にかけて学力試験を受けるという、オーソドックスな入試スタイルです。合否も学力試験の成績のみで判定されることが多いため、合格への近道は、地道に勉強をすることです。
しかし、実は一般入試にも注意点が2つあります。

一つ目は、試験科目。大学によって要求する試験科目が大きく異なっています。興味がある大学の試験科目は今のうちに完全に把握しておきましょう。一般に、国公立は5教科以上、私立は2~4教科と言われています。私立大学では、同一学部を受ける場合でも、自分の得意な受け方を選択できるシステムを採用している大学・学部が多いです。

二つ目は、様々な一般入試方式。一口に一般入試といっても、その中で様々な方式があります。例えば、最近急増している「全学部入試」。「全学部入試」を受ける際には、特定の学部のみ志望することができます。しかし、同じ日に、全ての学部を志望する人が一堂に会し、同じ問題を解くために「全学部入試」という名前が付いています。一般的に「全学部入試」は学部別入試で落ちた人の敗者復活戦の要素が強いようです。

◎推薦入試

推薦入試とは一般に、高校の校長先生の推薦が必要なものを指します。校長先生の推薦の必要がないAO入試は、推薦入試とは別物として扱います。
推薦入試は指定校推薦・公募推薦・特別推薦の3つに分けられます。それぞれを見ていきましょう!

●指定校推薦

大学側がある高校を指定し、その高校から数名を入試なしで入学させるという枠を与えることがあります。この枠で大学に進むことを指定校推薦と言います。

指定校推薦は、
□平均評定(大学から指定されている)
□部活動などの実績
□素行
といったものを総合的に判断し、最終的に校長先生が誰を推薦するかを決定します。

指定校推薦は、高三の秋に決まってしまう場合が多いため、決まると半年間自由に生活ができるという利点もあります。指定校推薦が気になる人は、いますぐ学校の先生に「指定校推薦のある大学・学部」「要求される平均評定」「推薦する人を選ぶ際の判断材料」を聞きましょう。

ただ、指定校推薦で一度推薦を受けると、他の大学を受けることはできません。本当にその大学に行きたいのか、よく考えてから受けましょう。

●公募推薦

大学が指定していない高校からでも受験できる推薦入試を公募推薦と言います。

この場合でも、校長先生の推薦が必要となりますので、素行の悪い人は受験できない可能性が高いです。また、公募推薦でも最低平均評定が定められていることが多いです。

公募推薦の情報は、高校によっては学校に揃っていない場合もあるようなので、志望校に公募推薦があるかどうかをホームページにアクセスして探すか、直接大学の入試課に電話して聞いてみましょう。

●特別推薦

スポーツなどで秀でた成績を収めた人のための推薦入試です。スポーツで全国的に名を馳せている人は、どの大学がなんのスポーツの推薦をしているのかを調べてみると良いでしょう。

◎AO入試

AOは、admissionsoffice(入試事務所)の略です。これまでの学力重視の試験では測れなかった、特定の分野で才能がある人や意識の高い人を合格させるため、多くの大学が導入しています。

試験で測れないものを問うため、AO入試では必ず一回以上の面接が課されます。そこで、いかに「自分が何をやりたいのか」「とうして○○大学に入学したいのか」を熱意をこめて説明できるかで合否が決まります。
AO入試は誰でもトライすることができ、高校時代の活動実績がない人でも合格をもらえるので、皆さんも前向きに検討しておくといいでしょう。

ただ、AO入試は合格者が少ないので、AO合格を習ってAO入試対策に時間を割くのはハイリスクです。また、AOは締切がかなり早くに設定されていますので、早めに調べて申込忘れがないようにしましょう。

おわりに

いかがでしょうか。全ての入試方法を無駄なく活かせば、一段と志望校合格に近付くはずです。ぜひ、たくさんのチャンスを活かしてくださいね!