皆さん、もう文系・理系の選択は済みましたか?
まだ選択をしていない方は選択の際の参考となるように、もう選択を済ませた方には効率の良い学習の手助けとなるように、各科目で抑えておくべきポイントを伝授します。
この記事を読んで、理系の勉強のポイントを見極めてしまいましょう!
文系の方は
【文理別】各科目の勉強で重要となるポイント【文系編】
こちらの記事をご覧ください!
はじめに
皆さん、理系にどのようなイメージを持っていますか?
「暗記よりもセンスが問われる」
「一度つまずいたらついていけなくなる」
そんなイメージを持っている人も多いでしょう。
ここでは実際に理系を選択すると、どのような勉強が待っているのかをお話します。
数学
理系科目は、大きく数学と理科の二つに分けられます。まず数学についてです。
数学は暗記に程遠いイメージだと思います。しかし本当にそうなのでしょうか?
実は、全ての数学で必要とされるのは、公式の理解、暗記です。公式を身につけることで、基本となる知識を増やしていくわけです。公式の理解・暗記が終わって、いよいよ問題を解くことになります。
この時注意したいのは、「どんな問題も頻出パターンの組み合わせ」ということです。つまり、一般的にどんな難問と言われる問題だって、教科書に出てくる基本的な頻出問題の解き方を組み合わせれば必ず解けるのです。知らないことを問われることはまず無いので安心してください。
「多くの頻出問題を解いていく中でその解法を頭に染みこませる。そしてこれを一つ一つ組み合わせる。」
これが数学の最も基本的かつ差の出る部分です。
どうでしょう。練習さえ積めばセンスも何も関係ないことが実感できましたか?
理科
理科についても同じことが言えます。
数学に比べれば知識が直接聞かれることが多いので、暗記の分野という印象は比較的強いようにも思われます。実際化学や生物は知識である程度の点をとれるでしょう。
しかし、理科全般の一番大きな、かつあまり知られていないポイントに「状況の理解」があります。
つまり、今どんな実験をどんな目的でしているのか、その実験のどの部分なのか、を的確に把握できるかということです。
これが最終的に、理科での大きな差になります。
数学と同様に、理科も試験で聞かれることは頻出の実験ばかりです。そしてやはり知っている範囲しか聞かれません。その範囲も数学に比べたら非常に狭いものです。そこで、理科は常に丸暗記に走らず、一つの実験に関しても「なぜ」「なんのために」「どうやって」を逐一理解しながら時間をかけて練習をこなしていけば得点につながります。
それができれば、一見はじめて見る実験が出てきても、対処できるでしょう。
理系の科目別攻略法まとめ
理系科目にセンスは不要だということは納得してもらえたでしょうか。
数学と理科は、誰もが練習を積めば十分に得点できるのです。
これから文理の選択が待っている人は、練習を積めば大丈夫なんだと安心感をもち、本当に自分の進みたい分野に進みましょう。「数学ができないから」「化学が苦手だから」、そんな理由で理系を諦めるのはもったいなさすぎます。
そして、既に理系に決めて頑張っている人。先ほど述べた理系の大切なポイントを抑えられていますか?
ここを押さえれば、今成績のいい方もまだまだ伸びるでしょう。伸び悩んでいる方は、このポイントが突破口となり、その後爆発的に成長が期待できます。これを機会にもう一度やるべきことを見直してみてはいかがでしょうか?
みなさんの健闘を心より願っております!