近年、入試問題の傾向が大きく変わってきている東工大ですが、来年からは教育制度自体も大きく変わります。
願書と合わせて学校案内のパンフレットを請求したものの、まったく目を通していないそこのあなた！
東工大志望なら知っておくべき教育改革の内容、東工大・現役1年生の私がざっくりお伝えします。
東工大の新しい教育体制とは！？
コース選択で悩む必要はもうありません！
まず、学部学科が再編されたことで所属コースの数が減ります。
結果的に学修分野が広がったことで自由度が増します。
例えば7類志望の人、今までであれば2年次に2つの学科に分かれて、それから3年次に5つのコースに分かれて最終的に研究室に配属されていましたが、来年からそんな煩わしい選択をする必要はありません！
学士課程卒業までの４年間一本道、1コースです！
学べるのは自分の専門科目だけではありません！
数学、英語、物理、化学、文系科目に加えて生命科学なるものが必修科目として加えられます。
また、東工大では教養教育、つまり文系科目に非常に力を入れています。
ディスカッションやプレゼンテーションを取り入れた文系科目も多くなってきており、コミュニケーション能力もある理系学生となれば鬼に金棒、将来の選択肢が広がることと思います。
同大学では池上彰教授や津田大介非常勤講師をはじめとする有名人も教鞭をとっています。
東工大に入って彼らの授業を受けてみませんか？
夏休みは短くなる……しかし！
来年から、東工大ではクォーター制、つまり４期制が導入されます。
「大学生になると夏休みが２か月近くもある！」なんて時代はもう終わりです。
来年から夏休みは短くなります。
しかし、基本的には１科目ごとの進度が２倍になることで半分の期間で単位が取れるようになり、海外留学やインターンシップに参加しやすくなります。
引用元 東京工業大学公式ウェブサイト http://www.titech.ac.jp/
おわりに
いかがでしたか。
東工大を受験する者にとって、東工大の変化に敏感になっておくことは必要最低限の姿勢です。
ぜひこの記事をきっかけに、東工大の教育改革について情報収集してみるのはいかがでしょうか。
