はじめに
今回は、現在慶應義塾大学に通っている私が慶應の日吉キャンパスの施設を紹介します!
主要なキャンパススポットや、学内で有名なジンクスや豆知識も一緒に紹介するので、「もし自分が慶應に通ったら……」、なんて想像しながら読んでみてくださいね!
慶應大学日吉キャンパスの主要スポットを解説!
スポット1:日吉キャンパスの最寄駅「日吉駅」

東急東横線、東急目黒線、横浜市営地下鉄グリーンライン。
三つの路線が通っているちょっとしたターミナル駅。
私たち慶應生の主要駅です。
なんといっても、日吉駅がすごいのは、『通勤特急』が止まること!
田舎から出てきた私は最初、「『通勤特急』とは何ぞや?」といった調子だったのですが、今はものすごく重宝しています。
何故なら!
通勤特急に乗れば横浜には10分、渋谷にも20分ぐらいで出れてしまうからです!
でも、この通勤特急実は慶應生内での別名があるのです。
その名も、『通学特急』
え?と思った人は駅の路線図を見てみてください。
実は、東横線の通勤特急と特急の差って、「日吉に停まるか」だけなんです。
そんなことで、慶應生は、「東急グループの上部に、慶應のOBがいるからだ!」なんて噂していたりします。
スポット2:待ち合わせスポット「銀玉」

日吉駅の名物待ち合わせスポット!
名前が紛らわしいですが、某有名少年漫画じゃないですよ。(笑)
大体、どの時間でも誰かが待ち合わせしています。
本当は芸術的な意味のあるオブジェで小難しい名前がついているのですが、誰も正式名称でなんか呼びません。
慶應生のよく使う言葉トップ10に入るのではないでしょうか?慶應生にとって「○時に銀玉集合!」これは基本なのです。
皆さんが慶應にもし入学したら、入学直後には新歓期といって、色々なサークルの新入生勧誘期間があります。
新入生の皆さんにとっては、無料でご飯が食べられる特別期間です。(笑)
銀玉はこの時期に待ち合わせスポットになるトップ2のうちの一つです。
ご飯を食べて、帰る前に銀玉でちょっと話していたら、気が付くと1時間過ぎていたなんてことも。
それも慶應生の醍醐味です(笑)
スポット3:トレードマークの「銀杏並木」

慶應日吉キャンパスのトレードマークである銀杏並木。
春夏に青々と茂っていた銀杏が秋になってだんだんと色づいてきました。
この銀杏並木にはなかなかに恐ろしいジンクスがあるのです。
大学1年生時の秋、この銀杏並木の葉っぱが紅葉し、すべて地面に落ちるまでに恋人ができないと、大学4年間恋人ができないとか。
恐ろしいですよね。まぁ、ジンクスなんですけど。
さらに言うと、視覚的には綺麗でも、銀杏が落ちて潰れると独特な匂いがして、すっごい臭かったりします。
まあ、それでもやっぱり綺麗なので、キャンバスを立ててスケッチしている人や、小さな子供連れのお母さんたちのお散歩コースにもなっているようです。
スポット4:メディアセンターと呼ばれる「図書館」

普通なら図書館、と呼ぶところ、なぜか慶應ではメディアと呼びます。
近代的な建物で中に入るには、慶應の生徒証が必要です。
メディアに入ろうと思ったら生徒証忘れていて入れなかった、なんてこともあるから要チェックですよ!(実体験です。)
この場所はやっぱり本好きであればかなりテンションの上がる場所です!
毎日のように新しい本が入荷していますし、リクエストすればかなりの高確率で大学が買ってくれるのです!
さらに、このメディアには地下にちょっとした映画館が設置されているんです。
私が通う商学部のフランス語選択では、先生方の企画によって金曜日の夜にフランス映画を見る会、が催されたりします。
一度足を運んでみるのもありかも!?
スポット5:取扱注意の「諭吉像」
銀玉に並んでよく待ち合わせに使われるスポットです。
ご存知、慶應義塾大学創設者である福沢諭吉の銅像です。
慶應では、公には福沢諭吉だけが、「先生」という敬称を付けて呼ばれます。
試験の時とか、黒板に大きく担当教員の名前が書かれるんですが、それはすべて「君」付けなんです。
生徒でも教員でもみんな公には君付け。
慣れるまではやっぱり違和感がありますよね。
そしてさらに、この銅像にはジンクスも存在します。
そのジンクスというのは、「諭吉像の台にのぼって記念写真を撮ったら、留年する」というもの。
写真にもある、地面より少しだけ高くなっているところ。別に登ってもいいんです。
でも、写真だけは取らないように気を付けてくださいね。
まぁ、そんなジンクスよりも恐ろしいのは、こっちの話。
それというのも、諭吉像に悪戯すると即刻退学!というもの。
カンニングでもまだ温情措置があるのに、諭吉像に悪戯したら、容赦なく退学です。
これだけは、本当に気を付けてくださいね。
スポット6:年季の感じられる「食堂・生協」

このなかなかに年季の入った建物。日吉キャンパスの食堂になります。
1階には定食や丼もの、バイキング形式の食堂と、ラーメンやうどんなどの麺ものが売られています。
2階には、パン屋さんや、たこ焼き、クレープなど、様々な店舗が入っており、なかなか面白いですよ!
更に、外にはテラス席が設置されているので、天気のいい日は外でお昼にするのもいいかもしれませんね!

写真は開店前ですが、こちらが生協です!
1階はコンビニ形式。お菓子、飲み物、文房具、カップ麺、パン。
何でもござれの生協!お昼時には店前にもワゴンが出て、お弁当の販売をしています。
授業間の休みや昼休みには人がごった返して、レジに並ぶのがお約束。
2階には、大きめの本屋さんがあります。
生協の組合員であれば、常に本が10%割引で買えるのでとってもお得。
教科書から、マンガの最新刊、視覚勉強用の本まで何でもありますよ!
3階には、旅行や資格、自動車免許の申し込みなどが出来るカウンターがあります。
大学生活の中で一度は確実にお世話になる場所!要チェックです!
スポット7:部室棟のような「塾生会館」

塾生会館は、一言でいうと部室棟のような建物。
文化系のサークルの部室が集まっているのがここ。
ドラムの練習の音がよく聞こえてきます。
昼休みにはワゴンが出てお弁当が販売されていたり、慶早戦前になると慶早戦のチケットも売られていたりします。
スポット8:ランチにおすすめ「中庭」
大きな木の下にぐるっとベンチが設置されていて、気持ちのいいスポット。
お昼にはお弁当やパン、サンドウィッチを持った人のランチ場所にもよくなっています。
スポット9:一部の人には縁があるかも!?「藤山記念館」
大体の認識は涼しくてパソコンがあるところ。
もう入学して7か月が過ぎようとしているのにまだ足を踏み入れたことはありません。
授業が終わった6時以降、ダンスサークルが練習していたりするのをみて、これまた「大学生だなぁ」としみじみ思ったりするスポット。
スポット10:大学の体育館「日吉記念館」

日吉記念館は、いわゆる体育館。
銀杏並木の先に見える大きな建物。入学式はここで行われます。
私自身、入学式でしか入ったことがないけれども、引くぐらい広いです。
記念館前に広がる芝生では、よくフリスビーをしている人がいたり、放課後であると、空手のサークルと思わしき人たちが練習していたりする。
この辺りで笑ったのは、『球技を禁ずる』と書かれた立て札。誰か昔、ドッジボールでもしたのかしら。
スポット11:客席完備「陸上競技場」

ものすごくおおきなグラウンド。
ちなむと観覧席完備。
取材当日練習していたのはラクロス部かな?
偶に大きな大会が開催されていたりするらしいです。
スポット13:ローソンが入っている「協生館」

実際の学生生活の中で、授業を受けたりすることはない協生館。
基本的に、様々な一般のお店が入っています。
ローソン、タリーズ、ハブ、薬局、病院、ジム。
学生ならただで使えるシャワー施設もあるらしいですよ!(まだ行ったことはないです)
最後に
いかがでしたか?
少しは慶應の学生の生活を身近に感じてもらえたでしょうか?
基本的にお金持ちでキラキラしていると思われがちな慶應生ですが、実はそんなことはないのです。
今日は金欠だから生協のパンがいい、とか、給料日だったから、パスタ!とか。
普通の学生生活を送っています。
すこしでもキャンパスライフをリアルに想像してもらって、受験への励みにしてもらえたらと思います!