【感謝の気持ちを忘れずに】受験における両親の存在を考えてみる

はじめに

いきなりですが、受験ってしんどいですよね。

・勉強量が多い
・自分の趣味の時間がない
・友達にも気をつかってしまう
……などなど、色々なことで自然とストレスが溜まってしまうもの。
そうして自分でも気づかないうちに両親にあたってしまう人も多いのではないでしょうか?

でもちょっと考えてみてください。

今まで生きてきた中で大きなハードル・困難に立ち向かったとき、絶対に家族の助けがあったはずです。
受験勉強で手一杯になっていると家族の存在を見過ごしがちですが、両親が自分に何をしてきてくれたのか振り返ってみたら勉強のモチベーションも上がるはず!

受験における両親の存在について考えてみましょう。

生活面

多くの高校生は親と同居していると思います。
1日を振り返ると、朝起きたら朝食が用意されていて、学校へ行くときにはお弁当があります。学校へ行っている間には洗濯掃除などの家事を親がしてくれて、学校・塾で勉強してクタクタになって家に帰ると温かいご飯とお風呂が沸いているのではないでしょうか。

これが大学生になるとそうはいかなくなります。

もし大学に入って一人暮らしを始めたとすると、まず朝早く起きた後や家に帰ってきた後にたとえ疲れていてもご飯を作らなければならないのです。
外食でいいじゃん!そう思うかもしれません。しかし外食は高いですし、栄養も偏ってしまいますので、毎日毎日外食をするわけにもいかないはずです。

まとまった時間があるから勉強に集中しようと思う休日にすら、たまった洗濯物を処理したり、掃除もしなくてはいけません。
机に向かうときにはクタクタになっているなんて想像しただけでつらいですよね。

今受験に集中できる環境があるのは、両親の生活面での支えのおかげであるというわけです。

資金面

大学受験を含めて家族から自立するまでには相当の金額になります。
文部科学省調べの系統を見ると、公立学校の学費で、小学6年間は200万円弱、中学・高校はそれぞれ150万弱かかっています。私立はこれの倍近くかかることもあります。これに塾代がかかるとなると、かなり大きな金額になります。

例えば、ある大学生の場合、
・小学校6年間を公文式に健気に通い続けて150万円
・中学は地元の塾に3年間通い150万円
・高校では高3になってから塾で5教科受講した分に加え、長期講習も受講したので100万円
これらを足し合わせてみると塾だけでおよそ400万円前後かかっていることになります。

こんなに教育費がかかるのであれば、やはり相当な負担を両親にかけていること。
それを知ってしまったら「今日はダルいから塾いかねー!」などと言って塾を休むなんてこともできなくなるかもしれません

終わりに

東京大学名誉教授の安藤忠雄氏は東京大学入学式の式辞の中で「親から自立して死に物狂いで勉強しろ。」とおっしゃっていました。
大学入学とは親への依存からの卒業でもあるのでしょう。
となると、高校生の時期は親に頼っていられる最後の時期とも言えます。

受験には生活面、資金面の両方で両親の力が必要です。その恩を「出世払いだ」などといいながら志望校合格でチャラにしようとしていませんか?
しかし、両親が汗を流して働いた分のお金が自分の将来の可能性に投資されていることを忘れてはいけないですよ。

それを肝に銘じながら勉強していけば心持ちも完全に受験モードに移していけること間違いなし。
ただ、感謝の気持ちというのは単に持っているだけでは伝わりにくいものです。

この記事を読んだ後にでもご家族に「ありがとう。」と言ってみてはいかがでしょうか?