【ともに受験を乗り越えた相棒】英単語帳の想い出を語る

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引用元:yamadastationery.jp

英語の勉強を始めるときは単語の勉強から入り、英語の試験前日には今まで覚えてきた単語のチェックをすると思います。
受験をともに乗り越えてきた相棒ともいえる単語帳。
そんな単語帳には、それぞれの人の「受験時代の想い出」が秘められているのではないでしょうか?
そこで今回は数人の大学生にお願いして、高校時代に使っていた単語帳を見せていただき、単語帳にまつわるエピソードを話してもらいました。

Aさんの場合:速読英単語の思い出

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Aさんの単語帳は「これぞ受験生の単語帳」という傷とシミとマーカーでいっぱいです。
AさんはZ会出版の『速読英単語の①必修編・②上級編』の二冊を使っていました。

Aさんは学校と家の途中にある神社の公園で時々勉強をしていたそうです。
ある日、Aさんは単語帳をその神社に忘れてきてしまいました。
夜も遅いので、次の日に神社の隅々まで探したのですが、単語帳は見つかりません。
愛着のある単語帳だったので、次の日にもう一度探しに行くことにしました。
その日は雨でした。あきらめながらも行ってみました。すると神社の本殿の前に単語帳がおいてあるのです!
誰かが雨の当たらない軒下に置いてくれたのでしょうか。
その後Aさんは受験の日もお守りとしてその単語帳を持ち歩き続け、見事合格を勝ち取りました。
ものすごくご利益を感じる単語帳ですね。

速読英単語 シリーズ

2015.08.18

Bさんの場合:ターゲット1900の思い出

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Bさんの単語帳はカバーが外れた旺文社の『TARGET1900』です。
裏側の黄ばみ具合が、Bさんがどれほどこの単語帳を使い込んでいたかを物語ってます。

そんなBさんは高校までの電車の中でよく単語帳を開いていたそうです。
ある日、Bさんは電車の中に単語帳を忘れてしまいます。
家に帰って気づいたので、急いで駅に電話をして探してもらいました。
なんとか見つかったのですが、預かってもらっている駅は遠いので、次の日の学校帰りに取りに行くことにしました。
次の日、その駅まで取りに行き、無事単語帳を受け取りました。
駅員さんに別れを告げ、その駅から帰る途中のこと。
Bさんは早速単語帳を広げました。すると中から一枚の紙が出てきました。
メモ用紙かなと思ってよく見ると、数人の駅員さんが「頑張れ!」と応援メッセージを書いてくれていたのです。
Bさんは感激し、電車の中で目を潤ませました。
これはグッとくる話ですね。

英単語ターゲット1900

2015.08.18

Cさんの場合:ジーニアス2500の思い出

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Cさんの単語帳は大修館書店の『ジーニアス2500』です。
付箋の数とパッケージの傷、多数のシミから勉強量がわかります。

Cさんは学校に行くときも図書館に行くときも欠かすことなくこの単語帳を持ち歩いていました。
冷たい雨の日も、暑い夏の日もともに過ごしてきました。

Cさんはあるとき、自転車で学校に向かう途中、事故をしてしまいました。数針縫うほどの大きな事故でした。
単語帳の表紙の大きな傷はそのときの傷だといいます。

また、Cさんが勉強していると、たまに父がコーヒーを淹れてくれたそうです。
あるとき、単語帳を開いているときにコーヒーをこぼしてしまいました。そのときのシミが上についているシミだそうです。
父の淹れてくれるそのコーヒーは絶品で、今でも飲みたくなる衝動に駆られるといいます。
高校の思い出・ふるさとの思い出がたっぷり詰まった単語帳ですね。

Dさんの場合:速読英単語上級編の思い出

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DさんはZ会出版の『速読英単語上級編』を使っていました。
見せてもらった単語帳の中で一番マーカーとチェックの数が多かったです。

そんなDさんの単語帳の最後のページを見ると、寄せ書きがありました。
放課後図書館で一緒に勉強した友達に書いてもらったそうです。
受験直前に返却された模試で、E判定を取ってしまったというDさん。
絶望と失意の中、志望校を変えることも考えていたそうですが、この単語帳の寄せ書きを見て、「がんばらないと!!」と思い、志望校を変えることなく、受験に挑んだのだと言います。
今、自分がここに入れるのは、この単語帳のおかげだ、とDさんは言います。今でも時々、この単語帳を見ることがあるそうです。

速読英単語 シリーズ

2015.08.18

Eさんの場合:システム英単語の思い出

Eさんの単語帳は駿台文庫の「システム英単語」という単語帳です。
受験を乗り越えてきただけあって、マーカーやシミがたくさん見られます。
よくある受験生の単語帳のようですが、Eさんの単語帳には「Guam」と書かれたステッカーが挟まれていました。
Eさんに聞くと、高校の時、好きな人にお土産にもらったそうです。
ほとんど会話したこともなく、ただ一方的に好きだったというEさん。
夏休み明けにもらったそのステッカーをたまたま開いていた単語帳に挟んだのだそうです。
単語帳を開いて勉強するたびにモチベーションが上がったと言います。
甘酸っぱい想い出ですね。

最後に

受験生にとって、相棒のような存在でもある単語帳。
単語を覚えられるだけでなく、受験時代の想い出も、しっかりと記憶に刻みつけられていくのですね。