「ゾンビ大学生」になるな!羽ばたく大学生になれ!~part2~

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ゾンビ大学生になるな!羽ばたく大学生になれ!~part1~ はコチラ。

どのように将来について考えれば、自分の未来像が見えてくるのでしょうか?

「私だって将来のことくらい考えてるけど、見えてこないんだもん」という高校生の方も多いのではないでしょうか?

そのヒントは世界にあります。世界では、高校生のころから自分の未来像をはっきりさせるために色々な活動が行われています。

『ギャップイヤー』

その最たる例が、主にイギリスで一般的な『ギャップイヤー』です。

『ギャップイヤー』とは高校生や大学生が学業から離れて過ごす期間のことをいい、多くの場合、その期間は一年間とされます。その期間中に世界中を旅行してボランティアを行ったり、様々なアルバイトに精を出したりして自分の未来像を明確にしていくのです。イギリスにおいて『ギャップイヤー』は、大抵高校卒業直後にとられます。毎年10万人の18歳になるイギリス人がこのような形で大学生活を先送りにしています。つまり、毎年、高校生の8人に1人がこの選択をしているということです。

ところが、イギリスでは大学入学後に専攻を柔軟に決められるため高校卒業直後に『ギャップイヤー』をとることが多いですが、大学入学の時点ですでに専攻が決まっている日本において、高校卒業後に『ギャップイヤー』のような期間を送るのでは遅すぎるでしょう。

そこで、高校生の皆さんには、夏休みなどの長期休暇を使って将来のことについてだけを真剣に考える期間を作ることをお勧めします。

じっくり考え抜いた進路選択

慶応義塾大学で日本文学を専攻するY・Nさんはこう言います。

「高三の一学期まで、私は親や先生に勧められた法学部を志望していました。しかし夏休みに入り、本当に法律の世界に興味があるのか自信がなくなってしまったんです。読書が趣味の私が本当に興味あるのは文学の世界なんじゃないかって。

そこで一週間、法律系の仕事をインターネットで色々調べるとともに、大学時代に日本文学を専攻していた先生にその内容をひたすら聞いたりして過ごしました。

そして一週間がたち、本当にやりたいことは日本文学だ!って分かったんですね。周りから見たら無駄な一週間だったと思いますが、そこからやる気がグンとあがって、成績も上がっていきました。今思うと、貴重な時間でした。」

自分の未来像を考える

こうして自分の未来像を考えていくことを、一般に『キャリアデザイン』といいます。冒頭で記述したように、キャリアデザインができない大学生が多いため、各大学には「キャリアサポート室」が設けられ、学生のキャリアを全力でサポートする体制が整えられはじめています。ビジネス社会においても、学生のキャリアデザインを支援する動きが目立ち始めています。

学生講師を対象とした「キャリアデザインセミナー」や学生講師のキャリアアップのイベントを運営している山本さんから、高校生へのメッセージをいただきました。

「大学名だけが全てでは、決してありません。高校生のうちからキャリアデザインを心に留めておくと、大学に入って必ず周りのみんなの2歩3歩先を進むことができます。怖がらずに色々なことに手を出し、自分の良さをみつけてみてください。この経験が必ずキャリアデザインに繋がってきます。そしてキャリアデザインの重要性を意識しながら、長い受験の最後の最後まで諦めずに頑張ってください。応援しています!」

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