入試本番 試験中に一問しか解けずに頭が真っ白に…

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この記事は 2016年06月28日に更新されました。

はじめに

こんにちは、ライターのmorifujiです。

いよいよ受験シーズンが近づいてきましたね。
試験本番の雰囲気が分からず、ドキドキしている人も多いと思います。

今回は、東大入試での僕の忘れられない思い出を皆さんに紹介したいと思います。

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ついに、始まる…

2015年2月25日、東大入試1日目のことです。

一科目の国語の試験を終えた僕は、数学の試験に臨んでいました。
僕は物凄く緊張していました。

今まで受けてきた東大模試では、数学である程度得点できていたので、腕に自信が無いわけではありませんでした。
しかし、東大入試の数学の問題は、今まで見たことがないような難問が中心となるので、「相性が悪かったらどうしよう」とか「失敗するかもしれない」といった不安が頭の中で渦巻いていました。

そういう不安を少しでも掻き消すために、「試験が始まればなんとかなる」と自分に言い聞かせていました。

そんな中でいざ試験開始。

パニックで頭が真っ白に…

東大数学は、150分で大問6つを解く形式で、僕は大問1から順に解いていきました。

大問1:これは二次関数についての典型的な問題でした。
場合分けをいくつかやって落ち着いて計算した結果、15分ほどでクリアできました。

でも、そこから調子が急変したのです。

大問2の確率問題:うまく方針を立てられない。漸化式もうまく立てられないし、後まわしにしよう。
大問3の求積問題:(1)で計算ミスし、答えが出なくなって、パニックに。後回し。
大問4の数列問題:(1)の証明問題で計算ミス。(1)が解けないので、(2)以降も解答不可能。
大問5の整数問題:「2015Cmが偶数になる最小の自然数mを求めよ」という伝説の問題。これをいきなり突きつけられ、周章狼狽。
大問6の積分問題:問題文が複雑すぎて意味不明。分からず。

正解できる問題が一切見つからなかったのです。

全ての大問を一通り見た後、僕の真っ白な解答用紙が目に飛び込んできました。

大問1 完答 
大問2 (1)白紙(2)白紙
大問3 (1)途中(2)白紙(3)白紙
大問4 (1)途中(2)白紙(3)白紙
大問5 白紙
大問6 (1)白紙(2)白紙

「これはやばい!」と思いました。
(模試でもここまで解けないことなんて一度もありませんでした…。)
簡単そうな問題だけでもせめて正解したい、と思ってリトライするも、解けず。

ふと時計を見ると、試験開始75分(総試験時間150分)が経過していました。
僕は大問1を解き終えてから実に60分間、一問も解けずに苦しんでいたのです。

頭がどんどん真っ白になっていきました。

そのとき初めて、「不合格」の三文字が脳裏に浮かんだのです。

本当にこれでいいのか…?

僕は完全にパニックに陥っていました。
きっと、あのまま気持ちを取り戻すことができていなかったら、合格することはできなかったと思います。

パニックになりながら、僕は「この日のために今まで頑張ってきたんだから、どうせ落ちるなら全力で戦って落ちてしまおう」と開き直る自分がいることに気が付きました。

そう考えると、なんだかやる気が湧いてきました。絶望している場合じゃないと思い、全ての大問をもう一回見てみることにしました。

すると、それまで全く分からなかった、大問5の整数問題の解法が思い浮かんだのです。あまりきれいな解法ではありませんでしたが、地道に計算して何とか答えを導くことができました。

僕はようやく落ち着きを取り戻すことができました。

さっきまで全く解けなかったのがウソのように、手が動きました。

試験が終わるころには、自分の目標を上回る出来の答案ができていました。
その瞬間、僕は物凄く安心したし、感動しました。

あの逆境を乗り越えたことが信じられませんでした。

終わりに

僕はあの時、「入試本番の魔物」に襲われたのだと思います。皆さんの中には、こういった魔物に襲われて、「もうダメだ」と思ってしまう人がいるかもしれません。

そんなことがあっても、決してあきらめないでください。
逆境に陥ってパニックになったら、深呼吸して気持ちをリセットしましょう。そして、解けない問題をもう一度考えてみて下さい。

そうすれば、解けなかった問題でもひらめくかもしれません。

皆さんが全力を出せるように、願っています。

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