学年で中の下だった僕が、東大を志望校に選んだ理由

goukaku-lab_2015-06-25_17-06-01.jpg
この記事は 2016年06月28日に更新されました。

一番難しいのは、「行きたい」と思うこと。

私は兵庫県の中高一貫の私立に通っていました。
東大は毎年20人程度、京大も20人程度を排出する、進学校でした。

中学三年生まで試験の成績は180人のうち100〜120番くらい。まさに中の中の下。中の下の上か。
東大と京大で合わせて40人も行くような進学校なら、100番〜120番でもちょっと勉強頑張れば東大にも行けるんじゃない?と思われるかもしれません。

でも、それは実は偏見です。
そのトップ40人くらいの人たちは、自分からすると雲の上の存在で、異世界の住人なのです。
自分は確かに死ぬほど努力している訳ではないけれど、テスト前にそこそこ頑張っているし、これ以上を目指しても出来るのか不安。
トップの世界に自分が踏み込めるわけがない。

「東大に行きたい」なんて、恥ずかしくて言えないのです。多分先生は「頑張れ」っていうんだろうけど、心の中ではどう思ってるかわからないし、友達にも「何言ってるんだ?」って思われるのが怖いんですね。
劣等感をもったところからのスタートでした。

まず「行きたい」と思うこと。夢見てみること。これが一番難しいことでした。

スポンサーリンク

なぜ「行きたい」と言えたのか

中学三年生から高校一年生にあがる時のこと。部活の先輩が、東大に行きました。
その話を聞いて、部活終わったあとに「東大いくなんて先輩すごいな!」「顔とか全然かっこよくないのになんか急にかっこよく見えてきた笑」みたいな話を友達としてたんです。

そしてその会話の延長で、「もしどこでも好きな大学に行ける権利を持ってたら、どこいく?」という話題になりました。
その時にはじめて自分の口から
「東大に行きたい」
という言葉が出ました。

「もしどこにでも行けたら」という条件付きだったので、みんな笑って「行けたらいいよなそりゃ〜」くらいの熱量で会話していました。

でも心のどこかに「東大に行きたい」という気持ちはあって、とりあえず頑張ってみたいと思ったのです。
僕はその日を境に大きく変わりました。

変わってから始めた、たった2つのこと

といっても特別なことは何もしていません。
宿題をきちんとするようになりました。中学生の頃は宿題をしたことがなかったので、テスト前はほぼゼロから勉強を始めるというような生活でした。
それと、生物の授業があった日は、その日のうちに生物のまとめノートを作るという習慣をつけました。
生物の先生が「一年を通して僕の試験で80点とった人は全員東大に行っている」とおっしゃったので、それを目指したのです。

・宿題をきちんとやる
・生物の授業があった日はその日のうちに生物のまとめノートを作る

これだけをやりました。ただし一日も休まずに、です。
どれだけ疲れていても、これをするまでは寝ませんでした。でもどれだけ元気があっても、これ以上はしませんでした。

すると、その3ヶ月後の高校生になって初めての定期試験。試験勉強を始めたのは、これまでと同じテスト一週間前からです。
180人のうち100〜120番くらいから、180人のうち30番にいきなり上がったのです。
これまで雲の上の存在と思っていた集団に、自分が割り込むことができたのです。

これは行ける。これを続ければ、いけるんだ。そう確信しました。
そのあともこの生活を続け、高1の最後の定期試験では180人のうち18番にいました。

実は高校二年生以降は成績が思うように伸びず、というか下がったりもして、実はかなりギリギリでの東大合格だったのですが、
とにかく高1の終わりの頃には自信をもって「東大に行きたい」と口に出して言っていました。

このようにして、明確に東大という目標をもつようになりました。
「東大に行きたいと思うこと」という、最も難しい関門をクリアしたのです。

目標を持てば、あとはひたすらやるだけです。こうして、無事僕はいま東大生としてみなさんと接することができています。

人生はたった数時間の出来事で大きく変わる

あの時、部活の先輩がもし東大に合格していなかったら。
あの時、もし部室であの話が無かったら。
もし東大に行きたいと言った時に笑われていたら。
もし高校初めての中間テストで熱でも出して結局成績が伸びていなかったら。
いまの僕はないかもしれません。

とにかく、これだけは言えます。部室での会話のあの数時間が、僕の人生を変えたのです。
あの時はその会話がまさかこんなに人生を変えるとは思っていませんでした。
たったの数時間、あなたの人生を変えるその数時間は、もしかしたらもう何度もあなたに訪れているのかもしれません。
次のチャンスをあなたがモノにできるかどうかは、あなたが素直にそのチャンスを受け入れることができるかどうか、ただそれだけだと思います。

PICK UP!

スタディサプリ(旧受験サプリ) [PR]

月額980円でスマホ、タブレットでプロの予備校講師の授業が見放題!
GMARCHや早慶、国立の志望校別対策の講座やセンター対策講座、高1・2年生向けの通年講座もあります。