英語を得意科目に変える勉強法

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みなさんは英語は得意ですか?

勉強を進めていく上で、何故英語なんて勉強しなければならないのかと疑問に思う人もいるでしょう。つまらない単語の暗記、難しい文法用語、訳の分からない長文…、できれば英語なんで勉強したくないという人もきっと多いはず。

どうして私たちは日本人だというのに、わざわざ英語を勉強しなければならないのでしょうか。

皆さんが英語の勉強により力を注げるように、何故英語を勉強するのか、その大切さを受験生の視点からお伝えします。

どうして英語が大切なのか?

英語を勉強していく上でまず浮かぶ疑問はこれに尽きますね。

みなさんご承知のとおり、国際化が進んでいる現在において日本語しかしゃべれないというのは時代遅れと言われています。
「世界なんて関係ない、僕は一生日本で暮らすつもりだから」という人もいるかもしれません。しかし英語を話せるようになれば、あなたの視野はぐんと広がります。これはとても素敵なことですよね。

たとえばインターネットで何か調べものをしているとき、英語が話せれば日本に届いていないアメリカのニュースを読めるかもしれません。たとえば外国の人と話す機会に恵まれたとき、英語がきちんと話せれば思いもよらない話が聞けるかもしれません。

こう言われてもやっぱりまだピンと来ない方へ。では学校や予備校の先生はなぜ英語をしっかり勉強しろと口を酸っぱくして言い続けるのか、その理由を「受験」という観点に絞って2つ挙げてみます。

受験において英語を勉強しなければならない理由

1.配点が大きい

まず一つ目は配点です。

センター試験において英語の配点は筆記試験が200点満点、リスニングが50点満点です。もちろんセンター試験を使用する大学でもリスニングの有無や傾斜配点を行うなどといった差はありますが、これは基本的には英語だけで250点という高い得点が決まってしまうということを意味します。もちろん、私大の入試においても英語は必須科目に組み込まれていることが多く、配点も高く設定される傾向にあります。

2.得意・不得意の差が激しい

そしてもう一つ重要なのは、英語という科目は好き嫌いの差が激しい教化だということです。

「英語は苦手」が口癖になってしまっている人はいませんか?英語に対する根拠のない嫌悪感を抱いているなら、それは自分で自分の首を絞めているようなものです。英語が得意な人は英語を本当に話せるようになりたいと思って勉強しています。そのモチベーションの差は得点に大きく影響し、受験成功へのカギとなります。具体的な苦手要素と丁寧に向かって、「英語は得意」が口癖になるようにしましょう!

英語を制する者は受験を制すると言っても過言ではありません。英語が出来るかできないかで大学受験における合否が変わってくるのです。

それでは次に、英語のラストスパートを頑張る気になったあなたに、各分野の具体的な勉強法を紹介します。

英単語

皆さんが普段使っている漢字を思い出してみてください。例えば、「休」は「人と木」、「嬉」は「女と喜」などと分けることができるものがあることに気付きます。実はこの仕組みは英語にも共通する部分があるのです。

そのカギとなるのが接頭辞と接尾辞です。この接頭辞・接尾辞は漢字でいえば「へん」や「つくり」にあたる部分でそれぞれの接頭辞や接尾辞はある特定の意味を持っています。これらの接頭辞や接尾辞でグルーピングしていけば英単語はずっと覚えやすくなります。

たとえば〝cent〟というのは100という意味です。one centはone dollarの100分の1ですね。one centimeterはone meterの100分の1になります。percent(パーセント)は全体を100に分割した時の割合ですし、centigrade(摂氏)は氷点(freezing point)と沸点(boiling point)を100に分割した温度の単位です。

では〝centipede〟はわかりますか?この英単語は〝centi〟〝pede〟とに分けられます。〝pede〟はpedal(ペダル)やpedestrain(歩行者)から分かるように、「足」のことです。つまりcentipedeは「足が100本ある生き物」=「ムカデ」のことです。

こうやって覚えていけばcentenary(100年祭)やcentipedeなどの難しい英単語も忘れないでしょう。
ここでは、主な接頭辞をいくつか紹介します。

接頭辞の例

反対…

contra- contradict=反対する
anti- antiwar=戦争反対の
with- withdraw=引き下がる

否定…

un- unhappy=不幸な
non- nonsense=無意味
dis- dislike=嫌い
in-,im- inhuman=非人間的な
il- illegal=不法の

前、全身…

pre- precaution=用心
pro- proceed=前進する
fore- foresee=予知する

後、後退…

post- postwar=戦後の
re- refer=(過去を)参照する
retro- retrospect=回顧する

上、超…

super- superman=超人
sur- surface=表面
ultra- ultraviolet=紫外線の

下…

sub- subway=地下道、地下鉄
under- underground=地下の
suc- succeed=後を継ぐ、成功する

このように、単語の部分によって意味が推測できるということを頭に入れておくと、暗記が楽になりますね。また、暗記だけではなく問題を解いていくうえでも、初めて見る単語と出くわしたときに、例えば「disが付いているから否定的な単語なのかな?」と推測することができ、単語が原因で問題が解けなくなるということは少なくなるでしょう。意味が推測出来るということは試験を受けていく上での大きな自信にもなるでしょう。

英文法

英文法は、今までどおりに問題演習をして間違った箇所を徹底的に調べて、何故間違ったのか、正しい答えは一体何なのかきちんと把握しましょう。その日勉強したことは一週間後に解いてみたり、また一週間で学んだことを土日を使い一気に復習するなどして知識の定着をはかりましょう。

長文読解

センター試験を始め、私大でも年々入試の英語の内容が長文重視の傾向に向かいつつあります。
英語の長文読解には単語や文法の知識はもちろん、情報処理能力も必要となります。

ポイント1. パラグラフで、言いたいことは1つ

英語の論説文は、パラグラフごとに内容がまとまっています。パラグラフが変われば話が変わるのです。長い文章はパラグラフごとの内容を要約しながら読んでいくと、全体の内容を理解しやすくなります。

ポイント2. 「抽象→具体」が基本

英語は日本語とは逆に、まず言いたいことを述べ、次にその説明や理由を述べます。つまり、1つのパラグラフ中では最初の文が抽象的な「まとめ」になっていて、後に行けば行くほど具体的な「説明」になっているのが普通です。

ポイント3. よくある論理展開に注目

英語の長文に多い論理展開は、「譲歩→逆接→主張→説明」です。これは、「一般論を述べる→それを否定する→自身の主張を述べる→主張の根拠を説明する」という手法です。このほかには2つ以上のものの違いを強調する「対比」も頻出です。

ポイント4. 「つなぎ言葉」に注意

細かい部分での話の展開は「つなぎ言葉」(=discourse marker)によって示されます。「話の道筋を示す言葉」という意味です。つなぎ言葉に着目することで、英文の構造は一気に簡単に見えてきます。そして、読解、要約に驚くほど効果を発揮します。

ここでは、主なディスコースマーカーを紹介します。これらの語が出てきたら、論理の展開を意識しましょう。
実はセンター試験の英語の長文読解は、このディコースマーカーにさえ気をつければ、簡単に問題を解くことができるんですよ。

様々なディスコースマーカー

抽象…

some/many いくつかの/多くの…
different+複数形    さまざまな
certain+名詞 一定の、多少の

譲歩…

It is true that SV 確かにSVは事実(だが)
Of course, むろん(…だが)
Certainly 確かに(…だが)

逆接…

but しかし
however しかし
even so しかし
nevertheless それでもなお

控えめな主張…

on the whole 概して
in general 概して
in all/many cases 全ての場合/多くの場合
broadly speaking, 概して
by and large 概して

筆者の意見…

I think/feel 筆者が思うに
in my view/opinion 筆者の意見では
apparently 筆者が思うに
so to speak いわば
well つまり
really 実は

強調…

even… さえ
as little(much) as …ほども少なく(多く)
indeed 実に
especially 特に
in fact 実際

論理的帰結…

therefore よって
as a result 結果として
consequently 結果として
so よって
then よって
in conclusion 結論として

言い換え…

I mean つまり
this means that …を意味する
In other words 言い換えると

終わりに

いかがでしたか?

英語は受験勉強にはもちろん、大学へ入学してからも、また社会へ出てからもとても役に立つものです。社会人の方からも「高校生のときに英語を頑張っておけば良かった」という話をよく聞きます。高校生の今、勉強に思い切り力を注げるこの時期に頑張っておけば、社会の大人たちにも優に勝てる英語力が身に付きます。

英語を制して受験を制して、今後の人生を制するためにスパートをかけてがんばってください!応援しています。