皆さん、もう文系・理系の選択は済みましたか?
まだ選択をしていない方は選択の際の参考となるように、もう選択を済ませた方には効率の良い学習の手助けとなるように、各科目で抑えておくべきポイントを伝授します。
この記事を読んで、文系の勉強のポイントを見極めてしまいましょう!
理系の方は
【文理別】各科目の勉強で重要となるポイント【理系編】
こちらの記事をご覧ください!
はじめに
文系を選択した皆さんは、どうして文系を選んだのでしょうか。
「数学や物理が苦手だから」
「法曹になりたいから」
「フランス文学の研究をしたいから」
などなど、理由は様々だと思います。
でも、目標はみんな同じはず。そう、目標の大学に合格することですよね。
そこで、文系の人はどういった勉強をするとよいか、お教えします。
最も入試で重要となる科目は?
まず質問です。
Q.文系生が入試で必要とされる科目のうち、もっとも重要性が高いものはなんでしょうか。
おそらく、文系受験を成功させた人の多くが、A.数学と答えるでしょう。
文系なのになぜ数学?と思う方も少なくないと思います。
仮に「私は私立大学志望だから…」といっても、私立大学入試では社会と数学の選択が可能な場合、数学を選択する人のほうが高い得点を取り易く、有利な場合が多いです。
国公立大学入試なら、数学は間違いなく一番大きな差となる怖い科目となります。
ですから、現在数学に苦手意識のある人は、基礎からやり直してみましょう。
文系数学は、地歴と比べても範囲が狭いため、現在高3の方でも、まだ間に合います。
他の科目は?
では、その他の科目についてはどうでしょうか。
社会系科目
文系を考える人は必ず社会の教科を勉強しているでしょう。
社会については、どの科目も「コツコツ暗記」が重要なのは言うまでもありません。逆に言えば、社会は暗記さえすれば点数が取れるため、秋以降に大きく伸びる科目となります。
しかし社会は概して範囲が広いため、秋になってから必死に始めても間に合いません。
夏休みの内に、全範囲に一通り、ザッと目を通して流れを把握しておきましょう。それをするとしないとでは、秋以降の伸びに大きな差が出てきます。
英語・国語
では、英語・国語はどうでしょうか。
英語は、単語・熟語暗記→文章読解をひたすら繰り返し、「読める」ようになることが目標です。今気強く、毎日欠かさず練習を積みましょう。英語は毎日接することがポイントになります。話せるようになるのは、合格第一なら、後回しになっても構いません。
一方国語のうち、現代文は論理を読み解くために、思考力を養うという漠然とした作業をこなさないといけません。
そこで量よりも質を重んじて、ひとつの文章でもいいからじっくり考え、結論をだすことが大事です。正しい結論をコンスタントに導ける思考力が身についてから、時間を短縮する訓練をつんでください。この順番を間違えないように!!
古典・漢文は暗記すれば解けてしまう科目ですから、空き時間で暗記を進めて得点源にしてしまいましょう。
最後に
以上、文系の勉強でおさえておくべきポイントをご紹介しました。
受験は、結果です。
受験当日、合格最低点を取れるレベルまで学力を引き上げるため、効率良い勉強を心がけていきましょう!