はじめに
いざ、入学試験の本番!とは言っても、意気込みとは裏腹に緊張はしてしまうもの……。
そこで、とても役立つリラックス法を伝授します。ぜひ使ってみてください!きっと全力を出すのに役立つはずです。
STEP1 試験前日
①規則正しい生活をしよう
不規則な生活は、私たちの身体にストレスを加えます。過度な光や音、温度なども、ストレスの原因です。
その結果、自律神経の働きが不安定になり、緊張しやすくなってしまうのです。遅くまで勉強すれば、確かに不安を紛らわすことができるかもしれませんが、やり過ぎは禁物です。
②「トリプトファン」という物質は、緊張を緩和する
トリプトファンという物質は、セロトニンという脳内物質のもとになります。セロトニンは、精神的な安定に重要な役割を果たし、また、「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンの原料になります。
このように、セロトニンは、試験に緊張しないようにするために大切な物質なのです。
トリプトファンを多く含む食品は、大豆・乳製品・鰹・アーモンド・バナナなどです。意識的に取るようにしてみましょう。
STEP2 試験当日朝起きた時
試験当日は、必ず朝ご飯をしっかり取ってください!朝ご飯をしっかり食べる事によって、消化のために副交感神経が働き、結果として緊張の原因となる交感神経の働きが抑制されるのです。朝ご飯ってすごい。
ただし、無理には食べないように、気をつけてください。緊張しすぎている状態では、交感神経が極度に働き、消化が進まないほどに副交感神経が働かなくなっています。だから消化が行われず、逆に気持ち悪くなってしまうのです。
STEP3 試験会場への移動中
さあ、試験会場へレッツゴー!でも、まだ不安だな……。ちゃんと問題が解けるかな……。あぁー、緊張してきた……。
そんなときは、「身体をあたためる」ことが大切です!自律神経は体温と密接な関係にあり、身体が冷えている状態では、交感神経が強く働いてしまいます。その結果、身体が緊張状態へと傾いてしまうのです。
手袋やマフラーをしっかりと身につけ、ポケットにはカイロを入れていきましょう。
STEP4 試験会場に着いてから
さぁいよいよ試験、緊張のボルテージMax!そんなときは、ストレッチをするのが一番!
緊張時には肩などに余計な力が入り、身体にストレスがたまった結果、緊張がさらに大きくなる悪循環に陥ってしまいます。
という訳で、椅子に座ったままストレッチをご紹介。手を身体の前で組んで、背中が丸くなるくらい手を伸ばします。
こうすることで肩甲骨が動き、肩の力が抜けて、すっきりリラックスした身体で試験に臨むことができるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?緊張を抑えるための方法って、意外にもたくさんあるんです。試験は一発勝負。
確かに、本番で緊張してしまうのは、仕方のないことかもしれません。しかし、緊張のせいで本来の力を発揮できなければ、それほどもったいないことはありません!
今回ご紹介した緊張対策法は手軽にできる方法ばかりなので、試験当日、いざという時にぜひ実践してみてください!