多くの大学生が勉強をする傍らでアルバイトをし、さまざまな場所で活躍しています。
一概に「アルバイト」といっても職種によって、仕事内容や労働量は全く違います。
そこで今回は大学生のアルバイト事情をご紹介したいと思います!
アルバイトの主な種類
多くの大学生がしているアルバイトは、居酒屋やレストラン、カフェなどの飲食系、塾講師や家庭教師などの教育系、そしてイベントスタッフや引っ越しといった短期のバイトの3つに大きく分けられます。
教育系
教育系はなんといっても、時給が高いことが特徴です。個別、集団、家庭教師と形式によっても異なりますが、時給は1500円〜5000円程度です。人に勉強を教えることで、その楽しさや難しさ、工夫することの必要性などさまざまなことを学ぶことができるでしょう。人にものごとを説明する能力の上達は、社会に出てからも会議やプレゼンで役立つ、有力なスキルとなるでしょう。
飲食系
飲食系は、お客様と直接関わり合う仕事なので礼儀正しい言葉づかいやマナーが身に付きます。一方、立ち仕事が多いので体力が必要です。時給は800円〜1500円程度で、早朝や深夜の時間帯は時給がアップするところが多いです。
短期
短期のアルバイトは1日〜1ヶ月程度、期間限定でアルバイトするものです。自分の予定に合わせて組むことができるため、アルバイトによる拘束を受けず勉強やサークルとの兼ね合いも取りやすいのが特徴です。また、日給制のものも多いので生活が不規則な人や、急な出費への対応にも有効です。
アルバイトをしている大学生の声
お茶の水女子大学 文教育学部3年 Kさん
職種
ホテル・レストランのスタッフ
時給
900円
シフト
週一回、13時〜18時までです。
バイト代の使い道
洋服、化粧品、本
最近バイト代で買った一番高いもの
ワンピース
月収
2〜3万円くらい
動機
ウェイター・受付・クロークなど仕事内容が豊富で、たくさんの経験ができると思い始めました。実際やってみると、仕事量は多く大変だけど結婚式・宴会に携われ、華やかでとっても楽しいです!
バイトをしてよかったこと
社会人の人達と一緒に色々な経験ができました。たくさんの人と関わるお仕事なので、人見知りの性格も直り自分に自信がつきました!
バイトに関する不満
社会人である派遣従業員の方がとても厳しく、よく叱られてしまいました。でも、お客さんとの関わり方や、スタッフとしての姿勢、礼儀など多くのことを教えていただきました。
上智大学 文学部1年 Yさん
職種
イベントスタッフ(短期)
時給
日給9000円
シフト
土日の2日間 6時〜18時までです
バイト代の使い道
趣味(写真)
最近バイト代で買った一番高いもの
デジカメ
月収
18000円
動機
自由に使えるお金が少なかったのでお小遣い稼ぎとしてバイトをすることにしました。平日は毎日授業があるから忙しいので、土日だけできるバイトを探しました。
バイトをしてよかったこと
日払いなので一日の頑張りがすぐに反映され、やる気がわきます。また、仕事内容は単純なものが多いので簡単です。
バイトに関する不満
集合時間が早朝だったので早起きがつらかったです。
最後に
アルバイトにはさまざまな種類がありますが、得られるものは違っても、どれも将来社会に出た時に役立つものばかりです。
さまざまなアルバイトを経験してみるのも、一つのアルバイトを長く経験するのも、きっとあなたのスキルアップに貢献するでしょう。
授業が安定しサークルが決まったら、自分の生活スタイルに合ったアルバイトをじっくり選んでみてください!