現役大学生が教える!高校の勉強と大学の勉強ってどう違うの?

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皆さんは、大学の勉強が今までの勉強と大きく異なることを知っていますか?

より難しくなる・科目選択の幅が広がるというだけでなく、大学では、今までの勉強の蓄積があればあるほど学ぶことの面白さを感じられます。

一足先に、大学の勉強を覗いてみましょう!

大学の授業制度ってどうなってるの?

Q.「単位」って何のこと?

A.授業を受け、条件満たすと与えられるポイントのようなもの

単位とは、授業を履修した上で試験やレポートで、一定の基準を満たした人に与えられるポイントのようなものです。

卒業に必要な単位数が決まっており、卒業までの4年間ないし6年間で計画的に単位を取得しなければなりません。

Q.自分で受ける授業を決められるってホント?

A.本当です。

「必修科目」と呼ばれる、語学や体育など必ず受けなければならない授業もありますが、基本は学部で開講されている授業の中から、自分の興味・関心に沿って好きな授業を選ぶ事ができます。

大学によっては、自分の学部以外の授業を受ける事も可能です。

Q.授業時間はどれくらい?

A.90分程度です。

基本的には90分ですが、大学によっては100分を超えるところもあります。

加えて、2限連続で同じ授業という場合もあり、1年生の頃は高校までのギャップに驚くでしょう。また、理系の実験の授業は、実験が終わるまで授業が長引くこともあります。

Q.クラスってあるの?

A.大学によって異なります。

高校のようにクラスが決まっている大学もありますが、ない大学も多いです。

そういった大学では週の授業数の多い語学の授業のメンバーが仲良くなりクラスのような働きをしています。

クラスがあっても受ける授業は人それぞれなので高校とは異なります。

大学の勉強はこう違う!

大学での授業制度がよく分かったところで、具体的な授業内容を見ていきましょう。高校までの授業はどう変わるのでしょうか?

英語…ひたすら長文を読む!訳す!

文法・単語の知識があることを前提に、たくさんの英文を読みます。

文庫本サイズの教科書は英語でびっしりと埋め尽くされていて、毎週数十ページの全文和訳が課題となることも。日本語で読んでも難しい、抽象的な内容が多いです。

逐語訳というよりも、日本語の文章として、読んで楽しめるレベルの訳が求められます。

また、英語の力を伸ばしたい人のために、全て英語でなされる講義もあります。

国語…全ての科目に役立つ、記述力

高校までは現代文・古文・漢文がまとめて「国語」という科目で括られていましたが、大学では、それぞれが独立した科目として扱われ、講義が設けられています。

大学ではしばしば、自分の考えを文章で表現することが求められます。例えば、授業の最後に記入するコメントペーパー。授業の理解度を確認するためのもので、扱ったテーマへの賛否を書くこともあります。

また、期末試験の多くが記述式。様々な場面で、高校までに培った国語の力が役に立つのです。

数学…より深く、論理を学ぶ

大学の数学では「微積分」と「線形代数(ベクトルの応用)」と呼ばれる2つの分野をメインに学んでいきます。

高校数学では問題を正しく解くことが大切ですが、大学では論理の厳密性と一般性がより重視されるようになります。

教科書の大半は証明に割かれていて、「任意の実数xについて」「あるxが存在して」などのとっつきにくい表現が延々と続く教科書は、まるで難しい哲学書のようです。

コラム:つながる、理系科目

生物・化学・物理は、大学に入ると結び付きが強化されます。

例えば高校までの生物では、生き物の一つ一つの機能に注目して勉強してきたと思いますが、大学ではもっとミクロな視点で考えていきます。

「分子生物学」という1つの分野があるように、生体の中で起こる分子レベルの化学反応に注目していきます。

そうした化学反応を分子レベルの振る舞いで理解するために、力学の手法が積極的に使われます。

「エントロピー(乱雑さ)」といった概念を取り入れたり、電子や分子の動きを決定する方程式を解いたり……。

一つ一つの分野に「化学熱力学」「量子力学」という名前がついていることが、関連性を物語っています。

3つの科目が一体となって、大学での研究や実験に役立つ実学となるのですね。

まとめ

大学の勉強のメインは、アウトプットであると分かりましたね。
つまり、知識をインプットしておくことで、授業が楽になり、何より楽しめるようになります。

受験勉強の枠組みにとらわれない「学問」を、味わうことができるのです。

高校までに学んできた内容が様々な分野にまたがり、つながっていく大学での学び。なんだかワクワクしませんか?