本番まで残り1ヶ月の二次試験対策

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はじめに

試験日が刻々と迫る今日この頃。センター試験が終われば、本格的に二次試験対策に取り組みはじめることかと思います。今回はそんな試験直前の二次試験対策で重要なことを伝授します。

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心構え編

合格のためにできることはすべてやる

自分の中で一生懸命頑張った思い出は、その後の人生で大きな糧になります。この入試直前という頑張るしかない時に本気を出せた人は、その後の人生で困難が立ちはだかった時に「自分はあの時頑張れたから頑張れる」と胸を張って生きていくことができます。

一方、ここで頑張れなかった人は「どうせ自分は頑張れない人間だから」と困難に立ち向かうのを諦めてしまうこともあるでしょう。自分が将来自信を持って生きていくためにも、ここで一生懸命頑張ったという思い出を作ることが大切です。

また、大学入試における一般入試は「点数」という自分の頑張りでどうにかなる可能性の高いもので競い合うことができます。

社会に出たら、多様な尺度で自分を測られることが常です。その尺度の中には、自分の力ではどうしようもないものも含まれています。つまり、自分の力で人生を切り開けるのはこの大学入試が最後になるかもしれないのです。ここで一生懸命頑張らないなんてもったいないとは思いませんか?

そのためには勉強から体調管理まで、自分が入試本番に合格点を取るためにできることをすべて行うという姿勢をもつことが大切です。

体調管理は徹底的に

どんなに勉強していても、試験本番に体調を崩してしまい、自分の実力を発揮できずに不合格になってしまっては本末転倒です。直前期には最大限自分の体調を気遣って、無理をしすぎないようにしましょう。

ちょっと体調が悪いなと思ったときは、夜遅くまで勉強したりはせず、早く布団にくるまって寝るようにしましょう

また、多くの受験生は、第一志望の大学のほかに併願校を出願します。しかし、みなさんの目標は第一志望の大学に合格することです。

体調が悪いのにもかかわらず、併願校を受験して悪化してしまい、第一志望の試験日に最悪のコンディションで受験しなければならなくなってしまったら、どうしようもありません。

「せっかく受験料を払ったのに受けないなんてもったいない」と思う気持ちもわかりますが、併願校を受験しなくても第一志望に合格できればいいのです。

受験科目は全科目毎日触れる

成績を向上させる一番の方法が「継続」です。特に直前期はみなさん熱心に勉強するので、勉強している科目はどんどん成績が上がっていきます。毎日継続して勉強していくうちに、その科目の感覚がどんどんと磨かれていくからです。

しかし、たった一日でも勉強をやめてしまうと、その翌日に勉強しようとなった時、一昨日まではスラスラと解けていた問題が急に解けなくなってしまうことがあります。また、ある日から英語の勉強をやめて、数学と社会ばかりやっていたりすると、英語ができなくなってしまう、ということも起こります。

これは先に述べた感覚が、勉強しない間に鈍ってしまうからです。スポーツをやったことがある人は、そのような感覚を味わったことがあるでしょう。その感覚を取り戻すには、スポーツと一緒で数日かかってしまうことがあります。

そのような事態を避けるために、「この日は勉強をしない日」と決めている日でも、5分だけで良いので、自分の受験科目はすべて触れるようにしましょう。

また、出来上がってる科目はもう勉強せず他の伸ばしたい科目だけを勉強しよう、ということはせず、出来上がっている科目でも必ず毎日勉強時間を設けるようにしましょう

基本に立ち返る勇気を持つ

試験直前だからと言って、必ず過去問や自分の志望校と同じレベルの問題をやらなければならないというわけではありません。それらの問題をやっている中で、自分の知識や解答能力に不安があれば、いつでも基本の問題集や知識の補填に戻っても大丈夫です

どんなに難しい大学の問題でも、基本の積み重ねで解ける問題ばかりです。基本をおろそかにしている状態でそのような問題に立ち向かったところで歯が立たないのは目に見えています。

「試験直前なのにこんな簡単な問題ばかりやっていていいのだろうか」と思う方もいるかもしれませんが、過去問などをやっている中で学力の基礎に不安を感じたら、いつでも基本に立ち返る勇気を持ちましょう。

試験開始まであきらめない

本番の得点は試験開始まで上げることができます。特に暗記科目は、直前に開いていた参考書のページに書かれていたことが試験にそのまま出るということもあるのです。

入試では0コンマ何点で不合格になることもあります。たとえわずかな点数でも執着し、1点でも多く点数が取れるようにしましょう。 

また、「もう無理だ」と思ってしまうと、投げやりになってしまい、実力で解けたはずの問題も落としてしまうことも。「頑張ってきたんだから大丈夫だ」といった気持ちの持ちようも大切です。

センター試験燃え尽き症候群にご用心

センター試験燃え尽き症候群とは、センター試験で全力を出し切ってしまい、緊張感が解けて勉強する気が起こらなくなることを指す言葉です。

他の志望者が勉強している間、勉強せずに怠けていてはせっかくセンターでいい結果が出ても2次試験や私大入試で逆転されてしまいます。今までの頑張りを最後の最後で無駄にしてしまうのはもったいないです。

センター試験燃え尽き症候群にならないためには、センター試験直後もしくは翌日から勉強を始めることがおすすめです。勉強しない日数が空けないことで今までの勉強習慣が崩れてしまうのを防げますし、緊張感を持続させることができます。

もし、センター試験燃え尽き症候群になってしまった場合はとにかく何も考えずに、短時間でもいいので勉強を始め、勉強習慣を取り戻しましょう。はじめは単語の暗記や単純な知識問題の確認など頭をあまり使わないものだと取り掛かりやすいです。

裏ワザ編

合格ノートを作ろう

入試の時に、安心できるものを持っておきたいと思いませんか?そのために、ノートを一冊作りましょう。それが、「合格ノート」です。自分の志望校の生協で売っている、その大学のロゴが入ったノートがおススメです。

そのノートには、自分のミスしやすいポイントだったり、自分を奮い立たせる言葉だったり、何でも良いので自分が試験直前に見返したいと思うことを書き込んでおきましょう。そうすることで、試験当日に安定した精神状態で臨むことができます。

私の場合、表紙に大きく「絶対合格」と油性ペンで書き、裏表紙に自分が受験に向かう決意の言葉を書き込んでいました。そして中面のページに科目ごとに自分のケアレスミスが多かったポイントや、知識の定着が甘かった部分を書き込むようにしていました。

過去問を復習する際は全ての問題の答案を書き起こす必要はない

多くの国公立大学の二次試験では、記述問題が出題されます。「記述問題を解くのだから、実際に解答を紙に書いて作らなきゃだめだ!」と思ってはいませんか?

もちろん、本番は実際に答案用紙に解答を書きだすので、その練習は必要です。しかし、実際に紙に書いていると本番の試験時間と同じだけ時間がかかってしまいます。

入試直前のこの時期では、一分一秒が貴重な時間となってきます。そんな中で、答案を書きあげる時間と言うのはなるべく削りたいもの。

本番形式での練習を積む際には実際に答案を書きあげるべきですが、過去問の内容を頭に入れたい時や、一度解いた過去問を復習でやるときは、答案を実際に書き起こすのはやめて、頭の中で答案を作成して解答・解説と照らし合わせるという方法が効果的です。

また、指定文字数の多い論述問題など、頭の中で答案を作り上げるのが難しい問題の場合は、解答のポイントとなる要素をメモ書きだけしておいて、解答・解説と照らし合わせる方法が効果的です。特に復習の場合はこの方法で過去問を何周もして自分の中に定着させることが大切です。

ただし、数学の計算問題などは方針を立てることよりも、正しい計算結果を出すことに配点の重きが置かれている可能性が高いので、そういった問題を解く場合は頭の中で方針を立てるだけでなく、実際に手を動かしてミスなく解答できるか確かめることが重要です。

既に受けた大学別模試の復習をしよう

予備校各社は主に夏と秋の2回、それぞれの大学の入試問題に特化した模試を実施します。例えば、河合塾が実施している『○○大即応オープン』などが有名です。読者の皆さんの中にも、これらの模試を受験された方は多いのではないでしょうか。

これらの模試は、その年に出そうだとその予備校の分析チームが判断した部分が出題されています。

実際に、大学別模試で出題された内容が入試本番で的中したということは何度もあります。そのため、これらの模試で出題された分野を重点的に復習することで、その年の入試問題に対して効果的に対策することができます。

文理別大学別模試の復習アドバイス

文系の場合、大学別模試で出題されたテーマがその年の入試問題で出題される可能性が高くなります。例えば、歴史であればどの時代・どの地域の問題が出題されたか、地理であればどの国の産業について問われたか、などが的中することがあります。そのため、大学別模試で出題されたテーは参考書や資料集の該当ページを入念に読み込んでおくなどの対策が必要です。

一方、理系の場合だと、大学別模試で出題されたものと同じテーマの問題が入試で出題されても、計算力などに依存する問題もあり、入試に有利になるかどうかはわからない部分があります。その場合、複数の大学別模試の問題の中で頻出の問題に注目しましょう。頻出の問題は、おそらくほとんどの受験生が入念な対策を行っており、本番で出題されても正解してくる問題なので、的中した場合には絶対に落とせない問題になってきます。このような問題は本番で絶対に取りこぼさないように対策を行うことが重要です。

また、これらの模試の過去問は書店で販売されています。河合出版が出版している『入試攻略問題集○○大学英語』などが有名です。過去問などをやりつくしてしまい、その大学に特化した問題が手元になくなってしまった場合には、こういった大学別模試の過去問集を活用することができます。しかも、大学別模試の難易度は本番よりも少し高めに設定してあるので、これらの問題集で合格点を取れるようにしておけば、本番では心配はないでしょう。

後期試験まで頑張り抜け!

もし、全力を尽くしても前期試験の手応えがなかったとしても落ち込んでいる暇はありません。後期試験に向けて気持ちを切り替えて勉強をすぐに始めましょう。

後期試験は倍率は20倍を超えることもあり、「どうせ受からない」という気持ちになってしまうかもしれません。しかし、前期試験で受かった人は受験しないため、実際の倍率はかなり低くなります

後期試験は教科数も少ないので、やることを絞ってしっかり勉強を最後まで頑張り抜くことができれば、合格できる可能性は十分あります。

さいごに

いかがでしたか。二次試験前1ヶ月でまだまだ実力は伸ばせます。最後まで諦めずに頑張り、悔いのないようにしましょう!

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