効率のよい勉強法
➀勉強の量と質
勉強の効率は、当然ですが量(時間)×質で決まります。だからいくら長い時間机に座っていても集中していなければほとんど意味がありません。
こちらの記事でもそのことについて詳しく書いていますので、こちらもぜひ参考に読んでみてください。
ここでは適度な休憩方法を紹介します。
まず人間の集中力の限界は約九十分と言われているので、九十分を目安に疲れてきたら十分~十五分休憩をする習慣をつけましょう。
次に勉強中に眠くなってきたら十分~十五分寝るようにしましょう。少し寝るだけでも頭がすっきりします。ただし寝すぎは禁物です。夜中も眠くなってきたら早めに寝て次の朝早く起きて勉強するようにしましょう。
これらを実践してだらだら勉強する癖をなくしメリハリをつけて勉強しましょう♪
➁インプットとアウトプットの比率
インプットとは知識を入れる勉強のことで、アウトプットとは問題演習のことです。焦って問題演習ばかりしても伸び悩みます。逆に、知識ばかり入れて問題演習を怠ると本番に弱くなってしまいます。
自分の現状に合わせてこれらの勉強をうまく振り分けることが大切なのです。
➂センター試験と二次試験の比率
センター試験と二次試験の比率は大学によって様々ですが、センター試験を利用する大学を受ける場合、大抵センター試験での失敗は致命傷となります。
まずセンター試験で目標点を取れる目安を立ててから、二次試験の勉強をしましょう。冬休みに入る前に一度センターでの実力を確かめておきましょう。この時期にセンター試験を軽視すると必ず痛い目に遭います。
➃教科ごとの勉強量の振り分け
得意科目と苦手科目。ついつい苦手科目を敬遠してしまうなんてことがよくあると思います。しかし好き嫌いしている場合ではありません。たいていの場合、得意科目よりも苦手科目の方が点数は伸ばしやすいです。よくいわれることですが苦手科目を作らないことは受験において非常に大切なことです。
また、当たり前ですが比重の高い科目を重視してやることも大切です。多くの試験では英数国の比重が高いと思うので理社で挽回しようと思う前に、まずは英数国でしっかり点数をとれるように勉強しましょう!
➄塾と自習の比率
自分に今必要な勉強とはなんなのかもう一度考えてみましょう。もちろん、その道の有名な先生に教わったり、切磋琢磨し合える友達が得られたりと、塾には様々なメリットがありますが、ただ通って授業を聞いているだけでは意味がありません。塾に行くだけで満足せず、自分に必要な勉強をしっかり見極めましょう。
実績がどれだけ素晴らしい塾や予備校に通っても、結局は勉強するのは自分自身だということを忘れないでください!
➅学習環境の見直し
「勉強しよう」と思っても誘惑に負けてしまう受験生は意外と多いと思います。本気で勉強しようと思うなら、「意識を変える」のではなく、「具体的に環境を変える」ことが大切なのです。
例えば、家で勉強するのではなく自習室に行く習慣をつけるとか、テレビやゲームや漫画を勉強部屋から違う部屋に移動させるとか、勉強中はケータイの電源を切るといったことです。「~しよう、~はしない」と意識するだけではなかなか実行できないものです。「意識を変える」のではなく、「具体的に環境を変える」ことで弱い自分と戦っていましょう!