受験生が受ける模試の正しいミカタ

模試

親御さん方はお子さんの受ける模試についてよくご存じでしょうか? 

お子さんの成績をよく把握する上でも個々の模試について良く知ることが大切です。
今回はお子さんが受ける模試にどのような特徴・種類があるのか詳しくご紹介します! 

我が子の偏差値、模試によって違うのはなぜ?

「うちの子、先月受けた模試は偏差値が70あったのに、今月受けた模試は偏差値が50…
どうしてこんなに成績が落ちてしまったの?」と不思議に思うことはないでしょうか?

実は模試によって、同じ学力でも偏差値は上下します。
なぜなら、偏差値とはその模試の受験者の中での自分の位置を表す相対的なものなので、受験している人のレベルが異なる模試を受ければ、当然異なる偏差値がでるからです。

また、難易度も模試によって様々なので、お子さんの学力は単純に偏差値だけではわかりません。
ですから、お子さんの学力を正確に把握する上で、模試の種類とその特徴を十分に知った上で成績表を見ることが重要なのです。

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我が子の受ける模試の種類と特徴は??

i.基礎学力を測る模試

およそ3か月ごとに各学年を対象に予備校各社で実施されているのが基礎学力を測る模試です。
河合塾主催の「全統高1模試/全統高2模試」や代々木ゼミナール主催の「スタンダードレベル模試」、ベネッセ主催の「進研模試」などが有名です。

これらの模試は学校全体で受けることが多く、母集団は大学受験を希望している高校生ほぼ全体になります。
そのため、自分の学力を高校生全体の中で把握することができます。

ii.学力上位向けの模試

河合塾とZ会が共催している「プレステージ」や代々木ゼミナールが主催している「トップレベル模試」、駿台予備校が主催している「駿台全国模試」などが有名です。

これらの模試は、比較的進学実績の高い学校で全体での受験がされていたり、進学校の中でも更に進学意識の高い上位層が受験したりする模試なので、難関大学を目指す際には重要な指標となります。

iii.マーク模試(センター試験を意識した模試)

河合塾が主催している「全統マーク模試」などが有名です。

これらの模試はセンター試験の形式を模して実施されます。
試験の難易度は、実際の試験よりも少し難しめに設定されているので、お子さんの本番で目標にしている点数が取れるようになれば、本番でもその点数を取れる実力がついていると言えます。

iv.冠模試(特定の大学の入試を完全に模した模試)

河合塾とZ会共催の「○○大即応オープン」や代々木ゼミナールが主催している「○○大入試プレ」、駿台予備校が実施している「○○大入試実戦模試」などがあります。
また、医学部向けの模試や小論文の模試などもこの部類に含まれます。

これらの模試は特定の大学の答案用紙から試験時間まで、全てを模した模試になっています。そのため、試験本番のシュミレーションをするのにとても効果的です。
実際の試験時間の配分や、答案用紙・計算用紙・問題冊子の使い方を色々と試してみることができます。

また、これらの模試も実際に本番で出題される問題よりも難しくできており、母集団はその大学を実際に志望している受験生に限られます。
そのため、自分が本番で目標としている点数を獲得できた場合、合格は近いと考えていいでしょう。

それぞれの模試の振り返りはどうしたらいい?

v.成績は偏差値を見るのではなく目標を達成しているかを確認する

先ほども述べたように、偏差値によってお子さんの学力を測るのは少し正確性を欠いたものになってしまいます。
それでは、模試の成績はどのように見るのが良いのでしょうか。
これからそれぞれの模試ごとにご紹介していきます。

1.基礎学力を測る模試
基礎学力を測る模試は、試験範囲になっている個所がちゃんと定着しているか確認することが目的です。

そのため、偏差値や得点に着目するのではなく、お子さんの既習分野がちゃんと定着しているか、苦手を残していないかを確認することが重要です。
お子さんは、特に得点ができていなかった分野は解きなおしをすることはもちろん、基本的な問題集を使ってその分野の苦手を残したままにしないことが肝心です。

2.学力上位向けの模試
学力上位向けの模試は、進度の早い進学校の生徒が多く受験しているので、彼らの中での自分の位置を確認できます。
難関大学を受験する人は、自分の将来ライバルと戦うことになるので、難関大学の合否判定は基礎学力を測る模試に比べて、大いに役立つことになります。

また、問題は一見難しいように見えても、基本的な知識の組み合わせで解けるようになっています。
ですから、お子さんができなかった問題があった場合はこれを機にもう一度基本的な事項を復習して、難しい問題に当たった時に自在に使えるようにしておくことが大切です。

3.マーク模試や冠模試
こういった本番の試験を模した模試は、偏差値も確かに大切ですが、それよりも自分が本番で目標としている得点をどれだけ到達しているかが重要な指標になります。
試験も本番で出題されるものを忠実に模してあるものがほとんどなので、分野ごとの得手不得手だけでなく、問題形式との相性や、実際の試験の時に大問の解いていく順番なども振り返ることが大切です。

また、予備校各社はこうした模試では、入試本番で出題される可能性の高い分野を出題してきます。
つまり、これらの模試で出題された問題と同じテーマや分野の問題が、入試本番でも出題される可能性が高いのです。

お子さんは得点できなかった問題はもちろん、得点できていた問題も、解説冊子をよく読んで知識を深めておくことが合格への近道です。

おわりに

いかがっだったでしょうか。お子さんの成績を把握するうえでも模試の種類とその特徴は十分に把握することが重要です。お子さんが良い成績を取ってきたときは目いっぱいほめて、悪い成績を取ってきてしまったときは励ましてあげてください。
模試を最大限に活用してお子さんと一緒に合格を勝ち取りましょう!

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