【高校古典・参考書問題集】偏差値別で最適な参考書を知る古典のオススメ参考書23選

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古典参考書における3つのレベル

ここでは、古典の参考書を3つのレベルに分けて紹介していきたいと思います。自分がどのレベルなのか、自分が志望する大学はどのレベルなのかを知っておきましょう。

Aレベル(偏差値50以下)偏差値50以下。文法すらあやふや。
Bレベル(偏差値50〜60)偏差値50~60。文法はなんとなく覚えている段階。文章が読めるときと読めないときの差が激しい。
Cレベル(偏差値60以上)文法は既に身についている。古典は得意かつ難関大学に合格したい。

古文のレベル別おすすめ参考書・問題集

古典のおすすめ単語帳

英語と同じく、古文もまず重要なのは単語です。単語が分からなければ文章を読むことはできません。
また、古文は「いみじ」「ゆかし」など複数の意味を覚えなくては文章に対応できない古文単語が多いことが特徴です。自分にあった単語帳を見つけて意味を覚えていきましょう。

センターレベルをまずは覚える…Aレベル(偏差値50以下)

・マドンナ古文単語(大学受験超基礎シリーズ)
一つ一つの単語に先生の柔らかな語り口で解説がついています。例文が現代語なので古文アレルギーの方も手に取りやすいのではないでしょうか。付属で単語カードがついているので通学中などにも勉強できます。

・速読古文単語(Z会出版)
それぞれの単語にイラストがついているのでイラストとリンクさせて覚えることができます。対義語や類義語の解説もあり丁寧なつくり。難関私大には語数が足りないから単語帳重ねる必要がありますね。

有名大学へ入りたい人…Bレベル(偏差値50〜60)

・古文単語ゴロゴ(スタディカンパニー)
表紙がゴルゴ13でインパクトの有る参考書ですね。イラストや語呂で単語を覚えることができるので、古文が苦手! という人にはおすすめです。収録語数が多いのでBレベルです。

・読んで見て覚える重要古文単語315(桐原書店)
見出しは315語だが、関連語も含めれば500語を超えるので、二次や私大の入試にも対応しています。古文読解の上で重要な慣用句や古文常識なども収録されているので、これ1冊で古文の対策ができますね。

 難関国公立・私立大学を志望する人…Cレベル(偏差値60以上)

・古文単語FORMULA600(東進ブックス)
600語と古文単語帳の中では収録語数の多い参考書で、難関私大向きです。単語帳の中には複数の意味があるのに例文が一つしかない、というような単語帳もありますが、この単語帳はそれぞれの意味に例文がついているので覚えやすいです。感情をこめて単語を発声するCDがついているので、耳からも覚えることができますね。

・二刀流古文単語634(旺文社)
単語の意味を覚えていく「暗記編」と「暗記編」で覚えた単語を活かして多読をしていく「読解編」がセットになった単語集です。単語を覚えてそれを読解中で活かしていく、という作業を単語帳の中でできるのでとても効率がよいです。634語と語数が多いので最難関私大向けですね。

古典のおすすめ文法参考書

英語で英単語と英文法が大切なように、古典でも古文単語と文法が大切です。助動詞の意味・活用・接続、助詞の意味・覚えるべきものは接続も理解しておくと文章を正確に読めるようになりますよ。センターしか古文がいらない、という人も、最難関大学を古文を使って受験予定だ、という人もまずは文法を正確に覚えましょう。

センターレベルの古文が読めるように文法を…Aレベル(偏差値50以下〜)

・ステップアップノート30古典文法基礎ドリル(河合塾シリーズ)
古文の文法のドリル。講義の参考書は総じて練習問題が少ないので、講義と併用すると効果的です。

・富井の古典文法をはじめからていねいに(東進ブックス)
東進の人気講師、富井先生の本です。講師と生徒の対話の形式で進められているので気軽に読み進めることができます。

・古典文法講義の実況中継(実況中継シリーズ)
こちらも「はじめからていねいに」と同じく語りかけるような口調で進んでいく形式の代ゼミの望月先生の参考書です。文法事項を最初の最初である活用の判断から紹介しているので、初学者の方にオススメです。

覚えた文法を読解中で活かしていきたい…Bレベル(偏差値50〜60)

・古文上達 基礎編 読解と演習45 (Z会出版)
それぞれの講の冒頭の見開き2頁が文法解説、そのあとにその文法問題と読解問題の混ざった練習問題が出題される形式の参考書です。過去に実際に私立大学で出題された文章を45題も文法を含めて学習できるので、多読用としてもおすすめの参考書です。

古文読解のおすすめ問題集

単語・文法を覚えたらそれを活かして実際に読解に入っていきましょう。この段階で読めない文があるときは、「単語が原因なのか、それとも文法が原因なのか」を品詞分解を行いながら考えていってください。すぐには思い出せない文法事項などがあったら、ためらわずに文法の参考書に戻り確認しましょう。

簡単な文章を読んでいきたい人に…Bレベル(偏差値50〜60)

・マーク式基礎問題集 古文(河合出版)
センター試験を真似てつくられている問題集です。センターレベルは私大や国公立の二次試験と比べると簡単な文章が多いです。まずは古文に慣れる、という目的で読むこともよいでしょう。センター対策にもなります。

・「有名」私大古文演習(河合塾シリーズ)
日本大学などの有名私大で過去に出題された問題を収録しています。解説では上段に文法解説のされている本文、下段に日本語訳がある構成でとても見やすいです。他の問題集では対策しづらい江戸時代の文章なども載っています。

・大学入試 全レベル問題集 古文(旺文社)
1から4のレベル別になっている古文の参考書です。識別の再確認という基礎レベルから早稲田京大などの難関大学まで、様々なレベルからのスタートができる参考書です。Bレベルの方は2のセンターレベルか3の私大標準レベルから始めるとよいでしょう。

難しい文章を読んでいきたい人に…Cレベル(偏差値60以上)

・難関私大古文演習(河合塾シリーズ)
MARCH以上の私大志望向き。上智、早稲田大学の問題なども収録されています。
ハイレベルだが品詞分解もしてあり丁寧。解説の問題へのアプローチなどは実際の過去問でも使えますよ。
何点とれるとOK、という目安もあって分かりやすいです。

Cレベルの方向けの出典対策

古文には「先に物語の展開をある程度知っていると読める作品」というものもあります。特に「源氏物語」は”超”がつくほどの有名出典かつ難しいので、難関大学では特に好まれて出題されます。(2017年度東京大学・立教大学、2016年度早稲田大学など)先にあらすじを知っておくのと知らないのとでは、大きな差がつく恐れも……。また、有名出典の「落窪物語」も出題範囲によっては難しい箇所もあります。Cレベルの方で、かつ受験までまだ余裕のある方は出典の対策をしておくことがおすすめです。以下では「源氏物語」および「落窪物語」を理解するのにおすすめの小説やマンガを紹介しますね。

  落窪物語の攻略のために

・おちくぼ姫(文春文庫)
田辺聖子さん作の現代版・落窪物語です。小説なので通学中や隙間時間などで軽く読めます。難しい古典常識には本文中で解説が加えられているので、古典常識がわからず戸惑う、ということはないでしょう。落窪物語は出題頻度も高く、大筋を理解していると読みやすい物語なのでこのような現代語訳版を読み対策をしておいて損はないです。

  難関大学の大好物、源氏物語攻略のために

・あさきゆめみし(講談社漫画文庫)
難関私大に合格したい人で源氏物語を対策したい人はこれ一択です。特に早稲田・立教大学など源氏物語が頻出の大学を志望する人は読んで欲しいですね。マンガだから分かりやすいので、少女漫画ですが男性も読んでほしいですね。宇治十帖も含めると全7巻(文庫本)であり多いのがデメリットなので、夏休みを利用して読むのがオススメです。
・ま、ろん? ―大掴源氏物語(幻冬舎)
「あさきゆめみし」を読む時間がない人はこちらがオススメです。4コマ漫画になっていて読みやすいことが特徴ですね。光源氏が栗になっており、キュートで癒やされます。この本を読むと源氏物語の概要を理解することができます。

漢文のレベル別おすすめ参考書・問題集

漢文句形のおすすめ参考書

漢文の句形も古文の文法と同じく覚えておかなければ漢文を読むことができません。句形は漢文の勉強のはじめに覚えておきましょう。

  句形を基礎から理解したい人に…Aレベル(偏差値50以下)

・漢文句形ドリルと演習(河合塾シリーズ)
漢文をイチから勉強することができるドリルです。句形事項に対する解説が少なめなので、後述の「漢文のヤマのヤマ」か「漢文早覚え速答法」との併用がオススメです。

・漢文ヤマのヤマ(大学受験超基礎シリーズ)
センターまでならこれひとつでも問題ないでしょう。66の句形が他の参考書では軽視されがちなものまで丁寧にされており、センター模擬問題も収録されています。

・漢文早覚え速答法(大学受験Vブックス)
例えば「使」なら「~をして」というように、句形で漢字以外のひらがなの部分を集中的に覚えていく「いがよみ」という読み方が新鮮な参考書です。巻末についている「考試の道」という文章は大学入試に必要な句形と重要語句だけで構成されているので覚えてしまうことをオススメします。

句形を読解に活かしていきたい人に…Bレベル(偏差値50〜60)

・文脈で学ぶ 漢文句形とキーワード(Z会出版)
漢文の句形を学んで演習問題で応用することができ、さらに漢文で頻出の文章パターンが掲載されているので、特に苦手なジャンルを集中的に攻略することができます。

 漢文問題集のおすすめ参考書

句形を覚えたら次は演習に入っていきましょう。こちらも古文と同じく、句形や覚えるべき重要単語などが抜けていないか確認しながら解いていきましょう。

  簡単な文章を演習をしていきたい人に…Bレベル(偏差値50〜60)

・マーク式基礎問題集 漢文(河合出版)
古文の姉妹版です。簡単な問題から難しい問題へ、と順番に並んでいるので、どのレベルまでは読めて、どのレベルからが自分がつまづいてしまうのかが分かりやすく、後々の指針が立てやすくなるので、過去問への橋渡しに最適です。

  難しい文章で演習をしていきたい人に…Cレベル(偏差値60以上)

・漢文道場(Z会出版)
漢文を得意科目にしたいか最難関国公立志望向け。第1部は句形の確認。第3部の文章は難しい国公立大学などの問題が収録されています。オーバーワークにならないか自分で検討する必要があるでしょう。