【東大女子 岡山】ムーブメントを巻き起こす! エネルギーいっぱいの東大女子!!

東大での2つの活動

—なるほど、じゃあ東大に入学してからの大学生活について聞かせてください!黒住さんは、今大学でどんなことをしているんですか?

  色々やってるかな。1つ転機になったのが、大学入学後に入った国際系の学生団体をやめたこと。それまでは「国際協力」に集中してやっていたんだけど、せっかくの大学生活、4年間しかないんだから、色々やってみようと考えを変えました。

  それで「まちづくり」に興味もあったから、地域ブランディングをやっている企業のインターン(*企業に社員の一員として入り、仕事を学ぶ就労体験)を2年生になって新しく始めたんだよね。地域のまだ知られていない魅力を発掘して、それを雑誌製作を通して人々に伝えていくっていう活動をしてます。インターンを始めて良かったことは、「自分のやりたいこと」を見つけたことと自分と同じようなことに興味を持っている人と出会えたことかな。

—さっき色々なことに挑戦している、とありましたが、他にはどんなことをしているんですか?

  この夏にインドに行ったよ。

—インド!デリーとか?

  それが、インドと聞いてみんなが思い浮かべるようなデリーとかではなく・・・、ビルパラという町で。

—ビ、ビルパラ・・・聞いたことない・・・。

googleマップでビルパラを検索してみました

googleマップでビルパラを検索してみました!

  そんな誰も知らないようなところに、この夏スタディーツアーで行って来ました。ビルパラは農業が主体の村なんだけど、その地域で今農園の倒産が相次いでいて、村の生活が危うくなっていまして。

  そこで私たちが、まず村のコミュニティ調査をしたあと、生活を改善するための提案をするっていう、かなりハードだったけど、普段の生活では絶対に経験できないような充実したプログラムでした。

—お話を聞いていると、ビルパラで経験したことも今黒住さんがやっているインターンも同じ「まちづくり」についてのものですね!そういえば、黒住さん、大事なことを忘れていないですか?今やっているこのインタビュー企画の主催者である・・・。

  そうだ。そのことを言わなくちゃいけなかった(笑)。実は私は、この47都道府県東大女子インタビューを企画している、東大女子キャン運営委員会の代表なんです!(HPはこちら)

—東大女子キャン運営委員会(以下 女子キャン に略)、何かすごい組織みたいですね・・・。一体どんな活動をしているんですか?

  東大に入学する前もした後も感じるのが、東大の女子比率はたった2割となっていてすごく低いけれど、男子と女子で学力や能力に差があるとは思えないということなんです。

ー確かに・・・。人それぞれで、性差を感じる時なんてほとんどないですね。

  それで私は、「なんで東大に女子が少ないんだろう」という疑問を持っていて、その時女子キャンに出会いました。女子キャンでは、東大生と女子高校生が直に接する機会をつくって、女子高校生が高いレベルの進路選択をすることを応援する活動をしています。女子で親など周囲の意見が気になったり、浪人を避けたりして本当に行きたい大学や高いレベルの大学を諦める人は結構いると思んです。そんな女子高校生たちの背中を押したいというのが私たち女子キャンの活動の理念です!

  直接現役東大生の先輩と話してその人の経験や思いを聞いたり、それを通して「自分もこんな人になりたい」っていうロールモデル像が得られたら、主体的な進路選択をする強い動機付けになるんじゃないかと思って、東大生と交流したり、東大教授の授業・ワークショップを受ける1dayのイベントを企画・運営しています。

  この「47都道府県東大女子インタビュー」では、イベントに来られない人にも、東大生って意外と身近なところもあって、憧れることのできる存在だって感じてもらえたら嬉しいと思ってます。

  2,3年後、女子キャンのイベントに参加したり、ウェブを見てくれた女子が東大に入学してくれるようになったらこれ以上ない幸せかな。

なおちゃん

—なるほど。高い目標を持って進路選択をするために、ロールモデル像を持つことが役に立つと考えてるんですね。女子キャンの企画が結果に結びつく、そんな日が待ち遠しいですね!

目指せ東大!!

—早いようでインタビューの時間も終わりです。最後に高校生に向けて黒住さんのメッセージをいただきたい!

  「やりたいことを見つけたいなぁ」って思っている人に特に東大を目指して欲しい!私が国際協力とまちづくりのどちらをするか悩んだ状態で入学して、東大での生活を通して「まちづくり」の魅力を発見できたみたいに、東大での刺激的で面白いキャンパスライフは、きっとあなたにとってやりがいのあることを発見させてくれるはず!!だから東大受験にも前向きに取り組んでほしいです!!

—以上でインタビューはおしまいです。黒住さん、今日はありがとうございました。

 高校時代の吹奏楽部の定期演奏会、そして現在の大学生活での「まちづくり」と「女子キャン」という活動に全力で取り組む黒住さんのお話はとても面白くインタビュアーも時間を忘れて聞き入ってしまいました。これから続く47都道府県の東大女子のストーリーは、きっと東大女子を身近な存在にしてくれるはず!ぜひ今後の記事をご期待ください!!

東大女子キャン運営委員会とは?

東大の男女比の偏りに問題意識を持ち、女子高校生に東大を身近に感じてもらうために活動する団体。

女子高校生向けのウェブでの情報発信や東大本郷キャンパスでのイベント開催をしています。女子高校生の進路選択を全力で応援しています!




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