【東大女子 岐阜】苦悩を乗り越える度に強くなっていった東大への想い。その先に待っていた新しい世界とは?

地方出身を活かして

―地方出身として東大に入ってよかったことってありますか?

 今入っているFair Windという団体は地方の高校生の東大受験を応援する団体で、自分の経験を地方の高校生の悩み相談に役立てることができています!初めての1人暮らしで不安なことも多い中、同じ悩みを持つ地方出身の友達がたくさんできたという点でもFair Windに入れてよかったです。あとはお国ネタですかね(笑)

―お国ネタ、例えば?

「君の名は。」の舞台が岐阜県だったので映画が話題になっていた時はよくどや顔していました(笑)

学科での学びが楽しい!!

―進学先は文学部の英語英米文学専修ということですが英米文学には中高時代から興味があったんですか?

 そうですね。以前から興味はあったので進学選択も文学系かなとは考えていました。英語が好きで英語に触れ続けていたいなと思ったのも選んだ理由です。大学になると意外と英語に触れる機会が減ってしまうじゃないですか。

―たしかに私は理系だけど、今は英語の授業はないですね。

 だから学部学科の選択はそれほど迷わなかったです。でも大学に入って実際に授業を受けてみてやっぱり英米文学はいいなというのを再確認した上で進路選択ができたので進学選択はあってよかったと思います。

―授業ではどのようなことを学ぶんですか?

 今、授業では英語の短編小説を多く扱っています。今読んでいるのは「高慢と偏見」という小説なんですが、それがタイトルには見合わない恋愛小説という(笑)

―え、そのタイトルで恋愛小説なんですか?!

 高慢な男性とそんな彼に偏見を持っている女性がすれ違いながら結ばれていくというストーリーで。

―なるほど!

 他にも自分でも趣味で英米文学作品を読んでいます!!

高校時代茶道部に所属していたK.Tさん。大学でも茶道を続けているそうです!

高校時代茶道部に所属していたK.Tさん。大学でも茶道を続けているそうです!

東大女子=特別??

―東大女子ってどんなイメージですか?

 入る前は私も世間によくある堅物が多いというイメージを抱いていて、うまくなじめるか不安だったけど、実際にはキラキラしていてオシャレな人も多いし思った以上に普通の女の子なんだなと感じます。それでもみんなやっぱり優秀で、仕事は早いしクオリティーも高いし。だからイメージしていた固い感じの頭の良さとは違いましたね。それゆえに自分はまだまだだなぁと思わされてへこむこともたまにあるんですけど(笑)

―では、最後に地方の高校生にメッセージをお願いします!

 東大という名前を恐れないで目指してほしいです!距離が遠いとなかなか機会はないかもしれないけど、ぜひ一度東大生と直接触れ合ってみて、ありのままの東大生の姿を感じてみてほしいです。

―高校生の自分は普通で東大女子は普通じゃないって思いがちだけど、東大女子も実は普通なんですよね!

 そうそう!悩んだりもするし、周りの人と比べて自信を失くしてへこんだりもするし。「自分なんかが東大に入ってもいいのかな?」って、きっとほとんどの東大女子が高校時代に思ったことあるんですよ。東大女子のことを特別な存在だと思ってしまう気持ちもわかるけど、今現役の女子高校生が持っている悩みを東大女子も高校生の頃はみんな持っていたんだよってことを伝えたいです!

―インタビューは以上でおしまいです。今日はありがとうございました!

 勉強やサークル活動の話になると目がキラキラと輝いていてこちらまで楽しい気分になりました!手の届かない完璧な存在だと思われがちな東大女子ですが、悩んだりへこんだりするのは人間誰しも同じ。そして東大女子も数年前は1人の女子高校生だったんだ!という当たり前のことに改めて気づく、そんなインタビューでした。

東大女子キャン運営委員会とは?

東大の男女比の偏りに問題意識を持ち、女子高校生に東大を身近に感じてもらうために活動する団体。

女子高校生向けのウェブでの情報発信や東大本郷キャンパスでのイベント開催をしています。女子高校生の進路選択を全力で応援しています!




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