【東大女子岩手】受験当日も1人で上京！勇敢な東大女子に注目！！

いざ、東大入学！

―それでは、大学に入ってからの話に移りたいと思います。地方出身として東大に入って良かったことなどありますか？

岩手県出身の人は少ないので、キャラが被らないです笑また、東京は何かやりたいと思ったら行動に移すチャンスがあります。地方にはないお店や環境があるし、人も多く刺激的で毎日が楽しいです！！

―では逆に、大学に入ってから大変だったことはありますか？

入学当初は、首都圏の高校や塾に通っていた人のコミュニティに壁を感じて、少し馴染みづらい部分がありました。ただ、それも最初だけで、すぐに友達ができました笑また、一人暮らしなので、お金のやりくりや家事を全て1人でやるのが、慣れるまでは大変でした。今では料理はかなり上手くなりましたけど笑

―知り合いが少ない、一人暮らしが大変というのは地方出身ならではの悩みですね。

勉強にサークルに、充実した日々

―将来やりたいことや、そのために今大学で頑張っていることなどを教えてください！

将来は悩み中です笑大学院に進むか、就職するかもまだ決めていないです。なので、将来のために何か具体的に頑張っていることはないですが、勉強やサークルには時間を多く割いています。学科の課題は大変ですし、ダンスサークルの運営や練習もとてもハードです。大変な分、勉強とダンスの楽しみも大きいですけど笑

―勉強にサークルに、とても充実した生活を送っているのですね！とても忙しそうですが、長期休暇には結構帰省しているのですか？

わりとしていますね。涼しい実家に帰って、ひたすらごろごろして羽を伸ばしました笑やっぱり実家は快適ですし、慣れ親しんだ地元の大切さを痛感しましたね。地元から離れていたからこそ、地元の家族・友人・環境の魅力を再認識できたと思います！

―久しぶりに帰省するとご家族やお友達も大喜びでしょうね！

実家の愛犬

東大の魅力は…人！！！

―これまでお話ししてくださったような地方出身としての苦労もありつつ、それでもやはり東京大学に入ってよかったと思うことは何ですか？

一番の魅力は人です。地元の高校では会えない魅力的な人が多いです。何をするにも積極的で、色んなベクトルで優れている人がいます。それはもちろん学問だけではなく、趣味や文化の世界でもそうで、自分がやりたいことに夢中で取り組んでいる人が多いです。例えば、AIやIOTについていつまでも語れる人や、演劇や音楽の世界にどっぷりと浸かっていく人、芸能界を目指して2留している人とか笑とにかく多様な人・価値観に触れられる、それもその世界で1番を目指すような努力ができる人に会えたのが1番の魅力です。東京の他の大学にも多様な人が当然いますが、何か自分の目標を見つけたら、それに向かって全力で打ち込める人が東大にはたくさんいると確信しています。あとは、やっぱり自分が努力した結果、東大に合格できたので、地元では自慢もできます笑

―なるほど笑たしかに、東大生は様々な分野で優れた人が多いですね！そんな人たちに囲まれていると刺激を受けますよね。

―東大女子のイメージは変わりましたか？

入学前に思っていたより、勉強ばかりな人は少ないですね。また、ふわふわしたお嬢様が多いなとは感じます。わたしのクラスに女子校でずっと育った人や箱入り娘みたいな女の子が多かったからかもしれないですけど。世の人が想像する、お堅い勉強しかできない女の子みたいなイメージとは大分違いましたね。趣味も多種多様で、普通の女の子が多いです。

将来のチャンスをつかんでほしい…！

―では最後に、地方高校生に向けてのメッセージをお願いします！

地方の因習に負けずに勉強しましょう笑地元の大学には地方ならではの魅力があるのはその通りなのですが、皆が想像しているよりも東大、そして東京にはチャンスがあり、自分の未来が開けていく場所です。将来何かやりたいことがまだ決まっていない人は特に、2年次に学部を決める進学選択制度を持つ東大に来た方がいいと思います！勉強を続けるのは大変ですが、努力は必ず報われると私は思っています。

―地方出身者にしかわからない悩みなど、貴重なお話ありがとうございました！以上でインタビューを終わります。ご協力に感謝いたします。

地方高校ならではの勉強や受験当日の話、そして東大に入ってからの話など、さまざまなお話をしていただきました。受験のため1人で上京する勇敢な一面もありつつ、離れているからこそ地元の大切さを実感したというエミリーさん、お話からまっすぐで優しいお人柄が伝わってきますね。エミリーさんのおっしゃる通り、東大は地方にはない魅力であふれています。自分は無理だと諦めず、将来をよく考えたうえで自分の意志を持ってぜひ東大を目指してほしいと思います。頑張ってくださいね！