『自信を持って、一歩前へ』沖縄出身東大生ぴぺりたが送る受験勉強コラム15

みなさんこんにちは!毎週連載でコラム記事を書いています、ぴぺりたです。

このコラム記事では、僕の現役時代に書いた日記を題材として、当時考え、感じていたことや、東大生になった今だからわかることを受験生のみなさんに伝えることを目的としています。

『努力してきた 自分に感謝』沖縄出身東大生ぴぺりたが送る受験勉強コラム13

2018.02.11

『万全じゃなくていい 限りなく前進する意思』沖縄出身東大生ぴぺりたが送る受験勉強コラム14

2018.02.18

今日でこのコラムは最後です。思えば10月からこのコラムを書きはじめ、4ヶ月ほど経ちました。僕自身、2年前の自分が書いた文章を再度読みながら受験勉強の大変さ、そしてそこにあったたくさんの学びを思い出すことができました。

日記という個人的な文章を多くの人に見せるのは少し恥ずかしい気持ちもしますが、そこから受験生の皆さんが「自分も頑張ろう」とか「負けてられるか」と自らを奮い立たせる力になっていれば僕としてこれ以上うれしいことはありません。

用意はいいか?

国立大学を受験するみなさん。とうとう本日は待ちに待った二次試験の日ですね。合格するか否かはこの試験の結果にかかっています。しかし、怖がる必要はありません。

今日は、皆さんがこれまでに最も勉強を積み上げた日です。そして、今日のために計画や対策を行ってきました。つまり、今日の皆さんはまさに、自分史上最強です。

過去の結果に不安をかきたてられますか?「あのときE判定だったな」とか「去年の過去問だと不合格だな」とか、無駄なことを考えていませんか?

そんなものはもはやどうでもいいことです。大丈夫。今日これから解くであろう問題とは少しも関係ありません。安心して、今日までに積み上げた知識で勝負しに行ってください。

受験生時代の日記から

2016年2月21日日曜日 東大まで4日

最後の土日が終わった。あとは最終調整。

長かった高3の受験生活がもうすぐ終わる。学校で受験勉強するのも次で最後。母校の生徒として、沖縄の高校生として、東大にぶつかっていくぞ。戦ってるのは自分一人じゃなくて、自分を応援してくれる人みんなが一緒に戦ってくれている。団体戦ってそういうことじゃないかな。残された時間はわずか。そのわずかさえ合格に結びつくようにあと数日、数時間の勉強を楽しもう。

2016年2月22日月曜日 東大まで3日

あと3日、もう東京にいく準備はok

センター3日前よりはリラックスしてるかな。あとはもうベストをつくすだけ。ここまで頑張った成果を二日間で出し切ろう。

多くの人の応援を忘れずに。絶対一人じゃない。首席で合格する人より応援は多いぞ。自分の力の1.2倍、1.5倍出せるほどいるんだから、自信持っていけ。

2016年2月23日火曜日 東大まで2日

ついにきてしまった、東京に。人がたくさんで疲れるけど、きっと4月からはこの辺に住んでいる自分がいる。そう信じてる。

明日、何が待ってるんだろう。どんな気持ちで一日過ごすんだろう。憧れの東大が目の前に迫る中、どうやって最高の自分を表せるだろう。初めての経験になるだろうな。緊張を楽しもう。全力を尽くそう。笑顔で帰ろう。皆を喜ばせよう。

あと一歩で東大だ。春がもうすぐやってくる。楽しみでしかたない。

2016年2月24日水曜日 東大まで1日

明日は東大入試ですね。思えば高校入学してから今日まで、たくさん考えてたくさん悩んで、たくさん挑戦して、たくさん失敗したな。一人だったことが多かったけど、そんな中でよく頑張ったと思う。自分にこんなに厳しく生きるってそう簡単にはできないよね。

一応明日で現役生としての受験は90%以上は終了だ。これまでやってきた勉強はきっと充分。あとは自信と少しの運が必要かな。応援してくれる人がいることを忘れず、まずは1日目、気合十分で闘いに出よう。

期待してるぜ、明日の自分

 

最後に必要なものは「やってやるぞ」という気合いなのかもしれません。これまでに積み上げてきたものは、そう簡単に崩れません。謙遜する必要はありませんよ。頑張った自分を褒めてください。ここまでの苦しかった日々を後悔しないためにも、あとは、実力を出し切るだけです。

受験を終わって

2016年2月25日木曜日 東大入試1日目

国語、数学が終わりました。これまでの学習は出せた!!

出来不出来によらず、明日も気合い入れていこう。合格の言葉を待ち望んでいる人がいることを忘れず、精一杯、答案に思いを込めて世界史、地理、英語と戦っていこう。

俺は受かる。東大に行く。実力だしたらそれで必要十分

合格まであと一息、あと1日で全てが終わる。その結果はもう決まってる。

明日、満足気な自分の顔が見られるよう、あと1日やり抜け

もう人事は尽くした、あとは天命を待つ

2016年2月26日金曜日 東大入試2日目

無事、受験終了。長かった。まずは何より、お疲れ様です。今までよく頑張った。難しいことも、できないこともあったけど、一生懸命やったことに変わりはない。俺は一年で一回りも二回りも人として成長した。それは間違いない。合格発表まで少し時間があるが、次のステップに向けてまた勉強しよう。できることを少しでも増やす。これが次の目標。

まあ、まず卒業式があるわけで、それをしっかりと果たして、高校生を終えよう。

みんなに感謝、ありがとう。そして、長い間自分の未来のために頑張った自分も、ありがとう。これで受験日記も終了

尽人事待天命ってことで、あとは待つのみ。次は3月10日、再スタート。

2016.2.26

 

これが、僕の現役時代の受験でした。いかがでしたでしょうか。その後、僕は不合格となり、浪人を経験しました。

まあ、これだけ熱い文章を書いているくせに落ちたのが恥ずかしいですが、受験には合否がつきものです。受かりそうな人が落ちたり、落ちそうな人が受かったり、本当にわからないものです。

現役時代、僕はあと3点足りずに不合格となりました。結果論ですが、僕は浪人できてよかったと思います。しかし、みなさん受験生は「この合格」を目指してほしいです。

550点満点中の3点、確実にひっくり返る点数です。当時の僕に足りなかったものはなんだったのでしょうか。大学一年生となったいま振り返って考えると、それは恐怖心だったかもしれません。

どうしても、受験会場にいる人たちは賢く見えてしまいます。「この人たちは、きっと小さい時から勉強して、有名な予備校に通い、頭もすごくいいんだろうな」なんて思っていました。

「この人たちと戦うのか」と思った瞬間、一気に怖くなって、負けるような気がしてしまいます。

受験は確かに定員があり、周りとの比較があって合否が決まりますが、実際受かる人が受かるだけですから、周りと自分を比べて怖がる必要は何もありません。

自分がやるべきことをやったか、そうでないかだけです。少しぐらい怠った部分があっても問題ないです。完璧な人なんていませんからね。

大学に入ったらわかります。あの時周りにいた受験生たちも、そこまで自分と変わらない人たちだったんだなと。現役時代の僕は、勝手に怖がって、勝手に実力を出し惜しみして、勝手に不合格になったのでしょう。

恐る必要はありません。必要なものは全て、全て、頭の中に入っています

 努力する人は、強い

ここまで読んでくれた読者の皆さん、本当にありがとうございました。思いつきで始まった連載コラムは、今回で15本目になりました。

僕はもともと頭がよかった訳ではありません。まして、初めから東大に合格できる自信があったわけでもありません。それでも東大を目指して勉強し、難しいな〜うまくいかないな〜と毎日思いながら過ごしていたんです。

日記ではたくさん強いことを書いてましたが、心は結構ズタボロにやられていました。そうなってでも続けた受験勉強の結果は、不合格。当然ですが、悔しくて仕方なかったです。

でも、ここまでやってきたことを今更なしにはできないと思い、浪人してまた一から東大を目指しました。浪人中は、勉強よりも人間関係やこれからどんな活動をしようかという悩みが主でしたが、これまたとても長い一年でした。

東大に受かるまでの数年間は、僕にとっての宝物となりました。仮に東大に合格できていなかったとしても、学ぶものはたくさんありました。

最初から賢い人たちからすると、受験なんてただのイベントでしかないでしょう。たくさんの方法論を調べたり、工夫をこらしたり、反省したり、計画を立てたり、泣いたり、そんな時間を馬鹿にする人もいるかもしれません。

しかし、僕はこんな時間こそがその後の大学生活、ひいては人生を豊かにしてくれると思っています。

苦労した人、努力した人はとても強いです。諦めない人は強いんです。きっと、このコラムを読んでくれている人たちは、たくさん努力をしたことと思います。

合格する人もいれば、不合格になる人も必ずいます。今日受験をするみなさんも、それは同じです。でも、落ちてもあなた自身が過ごした日々は誰にも否定されませんし、誇らしく思ってもいいんです。

頑張った分だけ努力の大切さを実感できますし、人を応援できる喜びも知ることができます。支えてくれた家族のありがたさ、自分の未熟さ、僕はたくさん受験から学ぶものがありました。

この受験コラムも、僕が受験を通して知ることができたものから生まれました。この文章を読んでくれている受験生が、受験勉強という小さな世界を飛び出して、そこから多くを学び、大学生になってより一層深い学びや体験ができることを期待しています。

それでは、自信を持って、一歩前へ。合格はすぐそこです。

ぴぺりたぐらむ