【東大女子 熊本】人の気持ちに寄り添えるように色々な価値観を知りたい。世界を広げようと活動を続ける東大女子!

東大女子キャン運営委員会が送る47都道府県東大女子インタビューその25

今回は、法学部4年生のY.Tさんに話を聞きました。高校のころから海外にボランティアにとアクティブな彼女。現在はニュージーランドのオークランド大学に長期留学中。そんな彼女の根底にある思いとは。

今回インタビューした方はこちら!

お名前 Y.T
出身高校 熊本県立熊本高校(非中高一貫 入学年度東大合格者数20人)
入学時の科類 文科一類(2014年度入学)
進学先 法学部第3類(政治コース)
高校の部活 ボランティア部,茶道部

 

知らない世界にどんどん飛び込みたい!

―経歴を見ると、国際系の活動をたくさんしているみたいですね。高校生のころから興味を持っていたんですか?

はじめて海外に興味を持ったのは、高1の時に行った海外研修です。イギリスのイートンカレッジのサマースクールに行ったんですけど、私はそれまで熊本にしかいたことなかったから、その経験が衝撃的でした。自分の知らない世界がたくさんあるんだなって。その世界を知らないままで終わるよりはもっと知りたい!って思って、それから国際的な活動に興味を持つようになりました。
高校では、フェアトレードの活動をしたり、国際ボランティアワークキャンプの実行委員をしたり。熊本は国際系の教育に力を入れていて、そういう機会にも恵まれていたんです。

―大学では、日中韓のビジネスコンテストを運営するサークル「OVAL」に入ったそうですね。何かきっかけがあったんですか?

高校で国際キャンプを運営していた時に、韓国人・中国人・日本人が領土問題で喧嘩を始めてしまったんです。私は実行委員だったけれど、何もすることができなかった。今の自分には何もできないけれど、こういうときにうまく分かりあっていく手段はあるんだろうなと思いました。大学に入ってOVALを知り、日中韓が分かりあうために何かできるようになりたいと思って入ることを決めました。

―今まで聞いていて思ったんですが、行動力がすごいですよね。

ありがとうございます(笑)。とにかく知らない世界をたくさん見たいんです。だから海外プログラムにたくさん参加していますし、国内外問わず旅行もどんどん行っています。

―その原動力は何なんですか?

自分が知らないことで人を傷つけるのが怖いんです。
高校生の時、障碍者作業者の人と一緒にバザーをやる機会があったんですけど。そのとき、何気なく「何か気を付けることありますか」と聞いたら、「接するときに何か気を付けようと思うことが差別に繋がるんだよ。だから普通に接してくれればいい」と言われて、ハッとしました。その時、自分の中にあった差別意識みたいなものに気付いたんです。
こんな風に、知らないことで誰かを傷つけたり、差別したりすることはいっぱいあると思うんです。だから知らないことが怖い。
誰かを傷つけないために、できるだけいろんな考えの人やいろんな環境を知るようにしたいと思って、国内も海外も色々なところに飛び込んでいます。

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