【東大女子 京都】大学生の自由な時間を最大限に活かす!夢にむかって様々なことに挑戦し続ける東大女子!

自由な時間のある大学生のうちに楽しいことをやりたい!

―大学生活でやりがいを感じていることはありますか?

先ほども少し触れたのですが、長期休みの度に大学やNGOの面白そうなプログラムを探して参加していることです。これまで、種子島やベトナム、カンボジア、ニューヨークの国連本部、高知などに行きました。そこで出会った人とのつながりがとても大きいなと感じています。そういったプログラムに申し込む人は、様々なプログラムにアクティブに参加してきた人が多くかなり刺激を受けています。

―そうしたプログラムに参加するモチベーションはありますか?なかなか1人で知らない人ばかりのプログラムに参加するのは勇気がいりそうですが…

プログラムに参加しようと思ったのは、行動しないと自分の将来は見えてこないし、せっかく東大に入ったからにはたくさん面白い人に会って面白いことをやりたいという思いがあったからです。こんなにも自由に時間を使えるのは大学生のうちだけだと思いますし、今しかできないことをやりたいです!

―海外へ行き実際に貧困地域を目の当たりにして、特に印象に残っていることは何ですか?

ミャンマーに行った時に見た、ショッピングモールとゴミ山が1つの都市で共存している光景です。ゴミ山の隣で生活する人がいて、子供たちがそこで遊んでいたり犬がたかっていたり…観光客が通ると子供たちがすーっと前に出てきてじーっと何か恵んでというような目で見つめてきて…。幼いころからそうしたことが身に染みついてしまっているということに対してとても考えさせられました。

カンボジアで英語を教えた経験

―様々な国に行っているようですが、言語はどうしているのですか?

私が行ったような国々は英語が共通語ではないことが多かったので、現地の言葉で挨拶や自己紹介くらいは覚えて行っていました。基本は現地人のスタッフに助けられながらだったので、それほど言語の壁を感じて困ったことはありませんでした。

―言語が異なってもコミュニケーションがとれたという経験はありますか?

カンボジアに行ったとき、アフタースクールで子供たちに英語を教えました。私が行った農村では、ポルポト政権時代に知識人が殺されてしまった影響が今でも残っていて、先生自体の数も、英語を教えられる先生の数も少なく、学校では英語を教えられる状況にありません。私が参加したプログラムの主催者のNGO団体は、アフタースクールの施設を作って英語教育に取り組んでいました。覚えたての現地語の単語や、彼らのわかる英語でなんとかコミュニケーションをとっていましたが、すぐに子供たちはなついてくれました。“Teacher,Teacher!”と子供たちに周りを囲まれて服を引っ張られたりしました(笑)

―大人気ですね!!(笑)

カンボジアの子供たち

カンボジアの子供たち

コミュニケーションツールとしてのギター

―これまでのお話にあったプログラムなどは長期休みに限られると思うのですが、普段の大学生活の中心は何ですか?

今はバイトが忙しいです。塾での講師と運営スタッフをやっているのですが、わりと自由な環境なので楽しくやりがいを感じながらやっています。自分の興味のあることをするための資金集めとしてもバイトを頑張っています!

―たしかに海外を飛び回るにはお金がかかりそうですね…本当に忙しそうですね。何か暇があったらやりたいことなどはありますか?

ギターの練習がやりたいです!カンボジアに行ったとき、友達がギターを弾いて現地の人と一緒に歌って手拍子をしてコミュニケーションをとっていて、それに感動して。自分も何かそういうツールがほしいと思って、いろいろ考えた結果ギターに挑戦しようと決意して帰国後すぐに買いました。その人に教えてもらいながら練習しているところです。最近はなかなか時間がとれないのですが…

チャンスを逃さないで…!

―では最後に、地方の女子高生にメッセージをお願いします!

東京には色々なことが集積していて、興味のある人や機関の講演会やプログラムの説明会なども東京で開催されることが多いです。近いしせっかくだから行ってみようかなと行動することも多く、京都にいたままだったらつかめなかったチャンスもあったと思います。ぜひ東京に出てきて、そうしたチャンスをつかんで、様々なことに挑戦してほしいなと思います!

―お忙しい中、貴重なお話ありがとうございました!

せっかく東大に入ったからには面白いことをやりたい!と海外を飛び回り、将来に向け様々なプログラムに参加している華果さん。なかなか普通の人には真似のできないような大胆な行動力には驚かされました。そうした彼女の原動力は、世界の貧困問題を解決したいという一心なのでしょう。とても素敵ですね!女子高生のみなさん、たくさんのチャンスであふれる東京、そして東京大学を目指して頑張ってください!

東大女子キャン運営委員会とは?

東大の男女比の偏りに問題意識を持ち、女子高校生に東大を身近に感じてもらうために活動する団体。

女子高校生向けのウェブでの情報発信や東大本郷キャンパスでのイベント開催をしています。女子高校生の進路選択を全力で応援しています!




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