幸せは自分で決めるもの
―では、大学での話に移ります！そもそも、なんで文科三類を受験しようと思ったんですか？
はい～。そうね、兄からも「文科一類の方がブランド力がある」って言われてたんやけど。でも、法学にも経済学にもあまり興味がなかったんよね。あと、文科三類の方が、将来進みたい方向がまだはっきりとは定まってない、私みたいな人が多いんじゃないかと思ったのもある。
―あ～、新しい視点だね。
結果、そういう人ばかりだったわけではなかったけど、良い友人たちに恵まれたから文科三類で良かったと思う～。
―大学生活って大変？
特に学科が忙しくて、大変～。でも、一人暮らしは楽しいんよ！自分のことを自分で決められるのが自分に合ってるんやと思う。
―いいな～、僕も一人暮らししたい。でも、やっぱり一人暮らしって苦労することあるんじゃない？
私、苦労してるって思うから苦労するんやと思う。だって幸せって自分で決めるものじゃない？
―うーん。その通りかもな（笑）。
―将来はこんなことがしたいっていうのはある？
まだ全然考えてない～。強いて言うなら、犬を飼って、素敵な家族と共に、ホワイトな生活を送りたい（笑）。
―湯生さんならきっと素敵な生活を送れるよ（笑）。
来たかったらおいで
―東大に入って、楽しかったことって何？
大学生活は毎日楽しい！（笑）。
―そっか（笑）。じゃあ、さっき東大に対してネガティブなイメージを持ってたって言ってたけど、実際に東大に入ってみて周りの人をどう思った？
うーん、意外とポンコツな人が多いんやなって思って安心した（笑）。でも、ちゃんと考えを持ってる人も多いのはさすが東大、って思った。
―うんうん。
例えば、私、「自信ってどこから来るんやろ」とかちょっと哲学めいたことを考えたりするんやけど、そういう問いを投げかけても、何かしらの答えを返せる人が多いかな。
―湯生さんがそういうことを考えているのはビックリだけど（笑）、それは面白いね。
―東大女子のイメージは入学前と後で変わった？
入学前は人間に興味なさそうって思ってたんやけど、みんな素敵な人ばっかりだった！欠点ももちろんあるけど、そこがまた素敵やったりするねん。みんな普通の人。
―じゃあ、最後に地方女子へのメッセージをお願いします。
私は、無理に東大女子を増やす必要はないと思う。でも、「東大に行きたい」って思ってる女の子がおるんやったら、おいで～（笑）。
―「来たかったらおいで」ってことですね。正にその通りだと思います！
―それでは、インタビューはこれで以上にします。ご協力ありがとうございました！
いえいえ～。
みなさん、湯生さんのインタビューいかがだったでしょうか。この記事を読むと、不思議な元気が体から湧いてくるのではないでしょうか。湯生さんのポジティブさは、人に元気を与える力を持っていると思います。
悩める高校生の皆さんも、前向きに物事を捉えてみると、今まで見えてなかったことに目が向いて、解決するかもしれませんよ？
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