【東大生からのメッセージ】コンビニがない程の田舎にいた僕が東大に来て思ったこと

はじめに

最近はテレビでも東大生の特集が組まれたりしますが、画面上でしか東大生を見たことない!という人も多いかもしれません。

そこで、高校生にとってちょっと気になる東大生の実情を在学生に聞いてみました。

このメッセージの内容は2019年現在のものです。ここで触れられている内容は今後変更となる場合もありますので注意してください。

今回メッセージを書いてくれた方はこちら!

名前 伊藤利太朗
出身高校 暁高等学校(三重県)
入学時の科類 文科二類
在籍している学部と学年 経済学部進学予定、2年

勉強も遊びも真剣な東大生

まずは東大の雰囲気や学生生活について教えてください

他の大学と比較してここは違うなと思うのは、予想通りかもしれませんが、勉強に対する意識です。

勉強を進んでする学生が多いので、勉強ばっかりしていても浮くことはありません。

数学の研究に没頭したり、司法試験に向けて猛勉強したり多くの分野で凄い人がいます。

だからといって皆が皆、起きている間ずっと勉強しているという感じではなく、実際のところ学業以外の活動にも積極的な生徒もたくさんいます。

アメフト部に入って週6練習をしている人、クイズ研究会でクイズを極める人、食堂の前でキレッキレのダンスをする人。

東大生はこのような課外活動に対しても真剣に取り組む傾向が強いです。

勉強も遊びも全力な人が多いのかなと感じています。

褒められるのが嬉しくて東大志望に

東大を目指そうと思った理由を教えてください

中学の時に定期テストで学年1位を取ったんです。

東大合格者が数年に一人くらいしか出ないような中高一貫校に通っていたので、定期テストの結果だけですぐ東大目指してみるか、とはなりませんでした。

でも勉強という得意分野を伸ばしたいと思い始めたきっかけになったと思います。

周りからとても褒められるし、天才扱いされるし、悪い気はしませんよね。

そんな感じで調子に乗って勉強を続けていると、高1の頃には「どうせなら勉強するにはぴったりな東大もいいかな」と思い始めました。

そして、高1の夏休みに東大の本郷キャンパスを訪れ、「すごいかっこいいやん」と思って東大を第一志望に決めました。

思い出してみると、褒められる環境にいたことが東大を目指すきっかけになったのかなあ、と感じています。

勉強する環境に恵まれた大学

東大に入学してやっぱり良かったなと思うところはどんなところですか?

まず、尊敬に値する友人がたくさんできたところです。

例えば、経済についての知識がすごい友人がいます。その友人は膨大な知識に基づいた建設的な議論ができます。

経済問題ってありきたりな意見しか出ないまま議論が終わる事が普通なので、しっかりとした議論ができることは素晴らしいと思います。

高校生の頃までにはいなかった存在で、とても驚かされました。

もう一つ、自分が色々とチャレンジしやすい環境であるところです。

前述しましたが、勉強をしていても特に浮かないので、周りの目が気になるし勉強しづらい、ということもありません。

むしろ周りも勉強を自主的にやろうとする雰囲気があるので、分からない事があれば友達に聞けば分かる事も多々あります。

東大生とグループ学習や勉強会をすると得られるものがとても多いんです。

東大生は思ったよりコミュ強?

東大に入学してこれは思ってもみなかったなという部分はありますか?

高校時代、東大生を見る機会がほぼテレビでしか無くて、いかにも”東大生=真面目過ぎる”みたいな人しかいないのだろうと思っていました。

実際はそうでもないなあと感じます。

大学に入学してすぐにクラスでの顔合わせがあるのですが皆話がうまくて驚きました。

東大生は普通の勉強だけではなくて、映画、音楽や歴史など色々な知識があって教養が深いからなのかもしれません。

勉強以外の面でも尊敬できる人が多いと感じています。

大学生になると自由が増える

高校時代と比較して大学生になってここが変わった!と感じることはありますか?

良くも悪くも自由な時間が増えたなあと思いました。

高校時代は塾や部活もあって、一週間のスケジュールが固定化されていましたが、大学生になると予定が流動的になりました。

その分、誰かと外で会ったり、自分の時間に使うことができています。

ですが、その結果遅くまで起きていて朝起きられないことがしばしばあります。

日によっては13時ぐらいまで寝てしまうこともあって良くないなあと反省中です。

僕が所属している文科二類は2年の夏学期に必修の授業が無いので、朝ずっと寝ていても進学できてしまいます。

だからその安心感で寝てしまうのかもしれませんが。(笑)

大学生になると自由な時間は増えるはずなので、その時間を有効活用できる術が必要になります。

天才気分になれる図書館

東大のキャンパスでオススメ・お気に入りの場所があれば教えてください

東京大学付属図書館

僕が一番東大に入って感動したのが、本郷キャンパスにある総合図書館です。

図書館というと地味な内装を想像するかもしれませんが、中に入ると海外の映画祭で見るようなレッドカーペットが敷いてあります。

また総合図書館はなんと明治10年に建てられた歴史ある建造物です。

そのため歴史を感じる机や棚がたくさんあり、荘厳な気分になります。

自習できるスペースもあるのですが、ここで勉強していると天才になった気分になれるので、勉強のモチベーションが上がり最高ですね。

東大特有の進振り

ここまででお話いただいたこと以外に何か東大や学部の特徴などありましたら教えてください

東大の前期課程では学部が決まりません。

入った段階では皆が教養学部で、2年の夏に3年生からの進学先が決まる、進学選択という制度があります。

東大について調べたことのある人はご存じかもしれませんが、これについての実情をお話ししたいと思います。

実際、文転や理転をしている人は結構いるのですが、特に理転に関しては、高校の時に僕が想像していたよりも難しいです。

というのも、進学する学部によって余分に履修しなければいけない授業があるからです。

前期課程を修了する要件に加えて履修することになるため、理転(もしくは文転)がかなり難しい学部もあります。

これ以外にも科類によって学部の行きやすさが変わってくることがあるため、安易に科類を選ばず、しっかり考えるべきだと思います。

受験にフライングは無い

最後に受験生への応援メッセージをお願いします!

僕が高校生だった頃、勉強をする上での座右の銘は、予備校の先生が言っていた「受験にフライングはない」という言葉でした。

勉強をするのに早すぎるということはありません。受験直前に本気で頑張ればいいや、という考えは良くありません。

受験直前は誰しもが頑張りますし、直前の模試では努力が偏差値に直結しないことが多いからです。

逆に言えば、できる限り早い段階から勉強を頑張れば、成績の伸びを感じやすいためモチベーションも上がるはずです。

少しでも受験を有利に進めるためにも、早くからこつこつと勉強を進めていくことをおすすめします。




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ABOUTこの記事をかいた人

合格サプリの記事は、東大・早慶・GMARCHの現役大学生が執筆しています。

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