入試会場は、こんな雰囲気!
「一度席を立てば、自分の席が分からなくなるほど広い」西早稲田十五号館
「早稲田かと疑うほどこぢんまりしている」西早稲田三号館
「天井の配管がむき出しで、ガレージか刑務所かと思った」という早稲田キャンパスの一室…教室の大きさ、内装は様々です。
私は15号館という、320人収容の教室で受験した日もあれば、教室に40人程度しかいない政治経済学部の学部棟で受験した日もありました。
大学特有の少し斜めの机が多いので、転がりにくい鉛筆を用意していった方がよかった、と語る人もいます。
広い教室だと暖房が十分効いてない場合があるので、膝掛やホッカイロを用意しておくなど、防寒対策もしておくとよいでしょう。
休み時間に一歩教室を出ると、そこは人、人、人…。トイレの案内係がいるほどの混雑ぶりです。
試験終了直後、猛ダッシュでトイレへと消えていく受験生がたくさんいます。
当日は、仮設トイレが用意されている校舎もありますので、案内係の人に「空いているトイレはありますか」などと聞いてみるのも手です。
他の受験会場に比べ、喫煙者が多いのも早稲田大学受験生の特徴の一つ。
また、文学部・教育学部受験会場を中心に「カップル受験生」も散見されます。
リア充爆はt読者の皆さんはそれに屈することなく合格を勝ち取ってくることを、編集部一同切に願っています。
いざ本番へ
やはり私学の雄早稲田大学、休憩時間はほぼ全員勉強しています。まさに静寂というべきでしょう。
いざ試験開始となるわけですが、まず驚くのは問題用紙の大きさ。
模試やセンター試験の問題用紙は一般的なノートB5サイズです。
しかし、早稲田の問題用紙はA4です。クリアファイルと同じサイズです。

法学部と教育学部にいたっては、驚異のB4。ノート見開きのサイズで愕然としました。

試験中は大変多くの試験補助員がいます。何かあったら遠慮なく質問など申し出てくださいね。
解答用紙はマーク式。学部によっては記述式のものも配られます。
名前や受験番号は試験前に書けないので、試験開始後に落ち着いて記入しましょう。
解答用紙の様式はWebにアップされているので、確認しておくといいでしょう。
最後にひとこと
老婆心ながらアドバイスさせていただきます。
先ほど私は、320人の教室で受験をしたといいました。
初の早稲田受験という事もあり、緊張していました。
試験場は空気がピリッとしていたのです。飲まれてしまいました。
「これだけ人数がいる中で私は果たして合格できるのか」そんな不安が増していきました。
しかし終わってみれば結果は合格でした。
驚くべきは、その試験場内320人のうちの合格者がたったの50人だったこと。
私の前後10人の受験番号はありませんでした。
「早稲田の試験場で勉強しているから」という理由で、周りの人間を過大評価してはいけません。
いや、評価自体してはいけないのだと思います。
結局、自分のやってきたことを信じて解答していくだけなのです。
本番で思わぬアクシデントで動揺し、本来の力を出せずに終わるという事を防止したいという思いで執筆にいたりました。
ここにあげた以外にも、何か思わぬ出来事が起こるかもしれません。
冷静に対処して、平常心で試験に臨んで合格を掴み取ってくださいね。
皆さんと早稲田キャンパスでお会いできることを楽しみにしています!