現役生必見!経験者が語る、浪人生活の実態とは?

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まだ本番の入試も終わってないのに、浪人だなんて!その字を見るのも嫌だ!不吉!こんなもの読めるか!と思われた受験生の方も多いことでしょう。
わかります、デリケートな時期にすいません。
なので、無為に受験生を傷つけぬようこの独白コラムを読んでもらいたい対象をあらかじめはっきりとしておきます。それは二次試験の勉強にいまいち熱意が入らない人です。
もう少し厳密に言えば、センター試験の失敗、背伸びした志望校など理由は様々でしょうが、ちょっと浪人も視野に入れちゃっている人に対してのコラムです。
センター試験がバッチリできて、毎日寝食を惜しんでガリガリ勉強ができている人には無縁な内容です。
人生の寄り道である浪人生活を垣間みて、やっぱり浪人なんて絶対したくない!と思いを新たにしてもらう、そんな楽しみ方はできるかもしれませんが。
では、対象を絞ったことですので、後は読者の置かれた立場でお楽しみ下さい!

ある浪人生の一年を告白! 浪人生活物語 春夏秋冬

春夏

それは繰り返しの日々。
朝起きる、教科書を開く、あぁ、このページを何度開いたことか…、でもやらなければ、全ては教科書が基本なんだ!ここに全ての答えが書いてあるんだ!と自分に呪いをかけるように言い聞かす。

基礎をもう一度コツコツと積み上げる日々。
それが春。そして、その成果はちゃんと夏の模試で現れてくる。

震える手で夏の模試の結果を開封していく秋。
一年前はオールEだったのに、やった!今回は名前が載ってるよ!母さん!僕の名前が全国冊子に載ったんだよ!と小躍りしたくなる実りの季節。

自分の名前を何度も眺めながら、いやいや浪人して一年余分に勉強しているから当たり前だよ、当たり前。浮かれていちゃいけないのさ、と必死に顔の笑みを消そうとするがやめられないとまらない。
頭の中ではカッパえ○せんのBGMが鳴り響いている。そして、確信する。

このままのペースで勉強すれば受かるぞと。

秋の模試の結果を眺めながら、「夏よりちょっと順位を落としたかなぁ。でも全然合格圏内だし、センター試験もちゃんとボーダーを超えたし、後は自分のペースを守って頑張ればいいよね?」と誰ともなく問いかけてしまうラストスパートの時。

一年間着実にやってきたのだから最後はあせらずに頑張ろうと平静を保とうとするが何だか上手く集中できない。
ここで落ちたら僕の一年間はなんだったのだろうというプレッシャーが僕の心と体を蝕んで行く。

僕の一年はこの時のためだけにあったのに。
そういえば去年は浪人したら頑張るからいいやって、最後のラストスパートを本気でしなかったことをぼんやりと思い出す。

一年に一回しかない試験に向けてのラストスパートを走り切るには予想以上の精神力と集中力がいることを痛感する。
僕はそのことを知識としてしか知らなかったのだ。
そんな状態で焦りだけが募る中、受けた二次試験。さて、結果は?

しかし結果は全員に微笑む訳ではない

僕は長い延長戦の中にいた。365日の延長戦だ。
結果通知を見た時は涙も出なかった。
なんだかポッカリとした自分が底にいた。どんな、底だろう?あはは。

とりあえずわかっていることは365日を繰り返さなければならないことだけ。
成績上位者にも名前が載った、秋の模試でも合格圏内にいた。センターも成功した。

僕がこの延長戦でやるべきことはなんだろう?それを考えると虚しくなる。
あとはゴールを決めるだけだったのに…。

最後の最後で決めきれない「もったいなさ」

いかがでしたでしょうか?
これはフィクションなどではありません。私の実体験です。
浪人を視野に入れていて、二次試験の勉強に集中できない人に私が伝えたかったことをまとめましょう。
それは、置かれている状況に関わらず、今このタイミングでラストスパートに集中できない人は、例え浪人して学力が志望校に届いたとしても、最後の最後で攻めきれず、志望校への合格を取りこぼすかもしれないということです。

一年に一度しかない受験という貴重な機会を逃してしまっていることがその理由です。
受験には魔物が住んでいると言われますが、その魔物を見ることができるのは準備をちゃんとした人だけだということを知ってもらえればと思います。偉そうなことを言いました。

もちろん、浪人を視野に入れていても、全力で合格をかすめ取ろうとしている人がほとんどでしょう。
私の経験から話すと、到底無理と思われていた志望校にミラクルを起こして合格していった友人が何人もいます。

最後に劇的に伸びる浪人生は少なくとも、現役生はちゃんと勉強さえしていれば最後に凄まじい成長をみせるものです。
これを読んだ皆さんのラストスパートに更なる加速がつけば幸いです。