はじめに
皆さんの中に、普段の勉強では解ける問題が、模試などの緊張した場面になると解けなくなるという人はいませんか?
実際の入試も一発勝負なので、本番になると実力が出せなくなってしまうのは非常にもったいないです。
では、それを防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか?
今回は、本番に普段の実力が出せないという人向けに、世界のトップで活躍するスポーツ選手が実践しているプレ・パフォーマンス・ルーティンという方法をご紹介します!
私も実際に、模試の前や入試本番の時に「プレ・パフォーマンス・ルーティン」を取り入れていました。
プレ・パフォーマンス・ルーティンを使って、みなさんの成績も安定させちゃいましょう!
プレ・パフォーマンス・ルーティンとは
以前、ラグビー日本代表・五郎丸歩選手の「五郎丸ポーズ」が話題になりました。
実は、あの「五郎丸ポーズ」は、プレーの前にいつも決まった動作を入れることで、いつでも同じパフォーマンスが出せるようにするという「プレ・パフォーマンス・ルーティン」という手法なのです。
バレーボール日本代表の木村沙織選手も、レシーブの時に決まってレシーブをするための腕の形を事前に作るという方法で、プレ・パフォーマンス・ルーティンを実践しています。
また、イチロー選手の打席での動作もプレ・パフォーマンス・ルーティンとよく言われます。
このように、スポーツ界では安定したパフォーマンスを出すために「プレ・パフォーマンス・ルーティン」が多く実践されています。
なぜこれが有効なのかはスポーツ心理学で証明されているようです。
プレ・パフォーマンス・ルーティンの動作に集中することで周囲の刺激から注意をそらすことができる云々・・・
ここに書いていると日が暮れるので省略しますね(笑)
プレ・パフォーマンス・ルーティンのやり方
やり方はいたって簡単。
まず、いつもの勉強で問題演習をする前に決まった動作をするのです。
そして、模試や入試本番の時も同じようにその決まった動作をするのです。
その動作は何でも構いません。
例えば、私の場合、問題演習をする前には、握りこぶしを作り、それで左胸をトントンと叩くという動作をしていました。
これをいつも問題演習の前にするようにします。そして試験が始まる直前にも、同じように握りこぶしで胸をトントンと叩く動作をするのです。
そうすると、いつもの問題演習の時と同じようなパフォーマンスを出すことができるようになります。
おわりに
いかがだったでしょうか。プレ・パフォーマンス・ルーティンという方法を今回はご紹介しました。
本番に思うように実力が出せないという人は、この方法を実践して成績を安定させてくださいね。