実際に使っていたから分かる!『速読英熟語』の特長とおすすめの使い方

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【速読英熟語】の特徴

①英熟語のほかに掲載語を含んだ長文も載っている

『速読英熟語』の特徴は何といってもこれです。熟語帳は熟語1つに対して例文が1つ載っているというのが普通だと思いますが、『速読英熟語』は一味違います。

本を開くと左のページには英語の長文、右のページには英文の和訳が掲載されているんです。英文と和訳のページが見開きになっているのが見やすくて嬉しいですよね。

もちろん長文のページの次には通常の熟語帳のような、熟語と訳が1対1で載っているページもがあります。そこには長文とは別に1つの熟語を使った例文も載っていますよ。
いつ、どういう時にどの熟語を使ったら良いのか、その例が長文と例文の2つから分かるというのは1つの時よりニュアンスを把握しやすいと思います。

1つの長文に含まれている新出熟語の数はおよそ10個!1つ長文を読んだだけで10個もの熟語をいっぺんに覚えられるのは非常に効率的です。また熟語を覚えながら長文に慣れるというのも、センター試験の長文問題対策がスムーズにいく大きな利点だと思います。

②英熟語はもちろん英単語も同時に覚えられる

先ほども言った通り、『速読英熟語』は長文を読みながら熟語をマスターしようというものです。なので熟語に加え、長文中にはたくさんの単語がありますよね。

長文を読みながら、同時に「文中のこの単語どういう意味だっけ?」と忘れていた単語も確認できます。長文ページの下の欄には長文中に出てきた重要単語とその訳が掲載されているので、意味が思い出せなかったり知らなかった英単語はそこで押さえておくことができますよ。

覚えている英単語でも文章中で何度も触れていくことで定着度が高まり、数ヶ月先でも単語を忘れにくくなると思います。

③構文や文法の解説も充実している

『速読英熟語』の嬉しいのは、英熟語や英単語はもちろん、長文中で構文も積極的に取り入れられているところです。英単語同様、長文を読みながら構文も押さえられるなんて良いところ満載ですね。

また、巻末には英文法や構文の解説が収録されています。そのページ数なんと45ページ!付録にも関わらず充実したボリュームです。このページでは英文法の押さえるべきポイントや構文の解説が簡潔に記されていて、長文を1つ読み終わった後の文法・構文の確認として有効に使えること間違いなしです。

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【速読英熟語】のおすすめの勉強法・使い方

①英文を繰り返し読んで速読に慣れ、同時に英熟語を覚える

くどくなりますが、速読英熟語は「長文を繰り返し読んで、英熟語・構文・英単語を覚えよう!」というコンセプトで作られているので、英文を繰り返し読む勉強法がおすすめです。

私が受験生の時実際にやっていたのは、1日1単元で、{長文を1周読む→熟語のページで意味を覚える→構文・文法のチェック→長文をスラスラ読めるまで声に出して繰り返す→英文を1文読んだら和訳する…}のサイクルで熟語を覚えていましたね。和訳についてはこのあと②で詳しく書きますね。

ここで大事なのは長文を声に出して繰り返し読むことです。初めて長文を音読するときはきっとスムーズに英語を読めないと思います。それは英熟語や英単語をまだ完璧に覚えていないからではないでしょうか。

大丈夫です!速読だからといって速く読もうとせず、1回目に音読するときは自分のペースで読むのがいいです。1つひとつの語の意味を思い浮かべながらゆっくり読むと頭に意味が定着しやすくなります。

2回目3回目徐々に読むスピードを上げていくと、意味を把握して文を理解しながらスラスラ読める、まさに速読が出来るようにになっていきますよ。速読をマスターしてセンター試験の長文問題を攻略しましょう。

ちなみにこの本を購入したのは高校3年の春休みでしたが、2次試験直前までほぼ1年中使っていましたよ。高校3年の春〜夏休みまでは熟語の暗記メインで、秋以降は速読力の向上に加え、長文を読むことで忘れがちな文法や英単語、英熟語の確認としても役に立ちました。

②英文の全訳を隠し自分で英熟語を訳してみる

先ほどちらっと紹介した勉強法ですね。この勉強法は英語力が格段に身につくのでぜひやってほしいです。

だいぶ前にも言いましたが、この『速読英熟語』には長文の和訳も載っています。新出熟語の訳の箇所を赤い文字で書いているので、付属の赤セルシートで和訳のページを隠して長文中の英熟語を自力で和訳してみましょう。

それが出来たら、今度は少しレベルアップして文全体を自分の言葉で訳してみましょう。「文を1つ読んだら訳す、続きを1文読んだら訳す」の繰り返しですね。

このとき完璧に訳さなくても大丈夫です。この文はどういうことを言っているのか?その雰囲気が分かるような訳をつけてみて下さい。とにかく瞬発力が大事です。

自分の言葉で訳したとき、本に載っていた熟語の訳のままだと何だか全体の訳がしっくりこない…という経験はないでしょうか?文に沿う熟語の訳をつけるようになるにもトレーニングが必要です。文全体を訳すことで、熟語の訳し方に様々なバリエーションが生まれていきます。

熟語の意味を暗記するだけではなく、熟語の雰囲気を掴んで訳に柔軟性をつけるのは和訳問題などで合否を分ける大事なポイントだと思うので、皆さんもぜひ、「文全体を訳す」勉強法に取り組んでみて下さいね。

③分からなかった英文法・構文を巻末の文法解説ページで確認する

1回目長文を読んだ時あと、文中の重要英文法・構文を確認しましょう。重要構文はその構文が含まれている長文の次のページか、巻末の文法解説ページに載っています。英文法は巻末ページにのみ掲載されています。

既に知っている構文は長文の次のページで確認する程度で良いと思います。知らなかった構文や忘れていた構文は巻末のページでじっくりと解説を読みましょう。受験に必要な構文や文法が網羅されているので、分厚い参考書をわざわざ開かなくてもいいのが良いですよね。

また繰り返し長文を読むことで、忘れがちになる英文法もしっかりと押さえられることが出来ます。

熟語帳でありながら、英単語・英熟語・構文・英文法もバッチリ身につく、さらに速読の力もつく。『速読英熟語』は時間のない受験生にとって非常に効率のいい熟語帳だと思います。