【在学生による初出し情報!】お茶の水女子大学共創工学部の入試から入学後までまるっと紹介!

はじめに

新設2年目であるお茶の水女子大学共創工学部は、情報が少なく、入試や入学後の様子がわからず不安に感じている受験生も多いのではないでしょうか。

 

この記事では、実際に共創工学部に通う学生の立場から、受験について、入学後についてリアルな声をお届けします!

 



共創工学部でできること

文系・理系にとらわれない学び

共創工学部では「共創」を主軸に多彩な授業が展開されています。

 

例えば「共創工学総論」では、1つの授業内で、2人の教授がそれぞれの研究内容について講義を行い、続いて互いの研究について意見を交わします。

 

学生はその様子を拝聴することができ、また、実際に学生自身もディスカッションに参加することができます!

 

このような授業を通して、旧来の学問分野のカテゴリーにとらわれない、対話による問題解決力を伸ばすことができるのです。

 

また、専門的な内容を親しみやすく学べるLA(リベラルアーツ)科目も展開されています。

 

このLA科目では、コンピューターの仕組みからジェンダー、栄養までと幅広い分野を、他学部の学生と一緒に学べます。

 

得意科目でなくとも、単位取得へのプレッシャーなく気軽にチャレンジでき、好奇心の幅を広げられる環境が整っています!

 

リベラルアーツと言われてもよくわからない方へ、LA科目の具体的な授業の紹介はこちら!

【新入生・履修を迷っている人必見!】現役お茶大生が教える、お茶大のおすすめ授業

2022.12.05

 

安心できる環境で学べる

女子大学のため、「男子比率が高い」という工学部にありがちなネックがありません。

 

自分は女性である」ということを意識せずに、ありのまま、自由に学ぶことができるのびのびとした環境です。

 

また、やりたいことがはっきりしている人が多く、刺激をし合える環境があるのも魅力です。

 

真面目でも浮くことは全くありませんし、やる気向上心がある人たちがたくさんいるので、自分も頑張らないとと思えます。

 

そして、少人数制なのもお茶大のいいところです。

 

共創工学部の2025年度入学生は2学科合わせて50人未満と、ほぼ高校のクラスと同じくらいの規模感です。

 

具体的に3つ少人数制の良いところを挙げると……

 

先生との距離が近い!

 

1年生のうちから研究室を訪問して、その時取り組んでいる課題についてはもちろん、将来についても相談することが可能です。

 

女子学生向けのイベントや奨学金についての情報が豊富

 

先生やOGの方が毎日のように情報を配信してくださるので、魅力的なイベントに自然と出会うことができます。

 

③やる気さえあれば、手厚くサポートしてもらえる環境

 

お茶大の環境は本当に素晴らしいものなので、あとは自分のやる気次第でいくらでも有効活用できます!

お茶大に限らず、もっと女子大の魅力が知りたい方はこちらをチェック!

現役女子大生の私が全力で教えたい!女子大の魅力とは

2019.10.20

学問だけでなく、実社会に触れる授業も展開

共創工学特別講義」では、実際に企業で働く方による講演を受けることができます。

 

現実社会で、アカデミアの学びをどのように活かすのか、またそれに伴うキャリアパスの考え方などについて低学年の段階から触れられます。

 

工学分野において不足している「女性のロールモデル」に出会える貴重な場が授業として展開されています!

 

また、「総合コース」という名前のついた授業は一風変わっています。

 

例えば、

 

・規模感の大きな万博でのイベント企画・運営

・大学の全額補助のもと、山形県での地域の方と協働しながらのアプリ制作

 

など、教室を飛び出した実践的な学びも充実しています。

 

これらの活動は自らのスキルアップに繋がり、「ガクチカ」として就活にも有利な上に単位としても認定される、まさに一石二鳥の機会なんです!

 

共創工学部の日常

学部・学科単位のイベントが充実

 

文化情報工学科では、夏休みにデータサイエンス集中講義が行われます。

 

これは皆で3日間集中して専門分野を学ぶ夏期講習のような授業になっていて、頑張った後には、懇親会が行われます!

 

また、新しい学部だからこそ、「みんなで仲良く頑張ろう」という意識が強く、実際5月には交流イベントとして学部全員でBBQが開催されました。

 

このイベントでは先生・先輩との交流ができたのはもちろん、他学科の友達も作ることができました!

 

このように勉強と楽しみにメリハリがある、モチベーションアップに繋がる環境が整っているんです。

 

まるで高校のHRのようなみんなの居場所がある

これは文化情報工学科限定なのですが、「控室」と呼ばれる自由に使える部屋が2つ、学内に存在しています。

 

そこは電子レンジ、ケトル完備で、ソファーやロッカーまである、お家のような環境なんです!

 

皆でお弁当を一緒に食べたり、アイスを買って分け合ったりしていくうちに色々な子と仲良くなれる和やかな空間になっています。

 

 

 

 

他大学にはまずこんなお部屋はありませんね!

こちらの記事でも共創工学部のことを紹介しています。教授や研究室の詳細について知りたい方は併せてご覧ください!

【お茶大2024年度新設】文理融合型の新たな工学部「共創工学部」で学べることと入試科目

2024.03.22

 

共創工学部に入るには

主に3つの入試方式

共創工学部に入るには、主に3種類の方法があります。

 

人間環境工学科、文化情報工学科それぞれについて紹介していきます。

 

①一般入試

 

人間環境工学科:前期・後期

文化情報工学科:前期のみ

 

共創工学部独自の問題ではなく、他学部との共通問題が課されます。

 

そのため、新設2年目の学部ではありますが、過去問演習の際も不安なく進められます。

 

②新フンボルト入試

 

人間環境工学科:大学で学ぶ学問分野に関する論述が課される

文化情報工学科:「文系」のみ受験可能。ゼミの受講や、図書館の本を利用する独特な入試形式

 

名前は特殊ですが、こちらがいわゆる「総合型選抜」にあたります。

 

③学校推薦型選抜

 

問題は両学科共通で、数学の問題+資料の読み取り問題などを含む小論文と面接が課されます。

 

一般入試の科目・共通テストボーダー

【人間環境工学科】

 

[前期]理系の共通テスト7教科8科目

     +英語+数学(数III含む)+理科2科目(地学選択不可)

 

[後期]共通テスト+面接

 

こちらの学科は理系のみ受験可能です。

 

共通テストボーダーは前期79%、後期88%となっています。

 

【文化情報工学科】(前期のみ

 

共通テスト7教科8科目+英語+数学(数IIBCまで)または国語

 

こちらの学科は文系理系どちらも受験可能で、二次試験は理系の人でも数IIIと理科なしで受けることができます。

 

共通テストボーダーは前期79%となっています。

 

おわりに

共創工学部が学びも遊びも充実している学部であることが伝わったのではないでしょうか?

 

少しでも興味を持った方、複雑な入試方式に不安のある方は、ぜひオープンキャンパスや文化祭に足を運んでみてください。

 

オープンキャンパスは7/19〜21、文化祭(徽音祭)は11/8〜9に開催されます!

 

お茶大で待ってます!

 




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