受験生の皆さん、いよいよ入試が近づいてきました。
万全の態勢で試験に臨むためには、試験当日の服装や持ち物がとても大切です。
どんな服装で受験したらいいのか、何をもっていけばいいのか、服装や持ち物に関する皆さんの様々な疑問にお答えします!
これは全受験生必須! 基礎的な持ち物編
まず、全受験生に共通する、「これがなければ試験を受けられない!」というものをリストアップしました。
試験前日の準備の際に役立ててください!
・受験票
・鉛筆削り
・参考書
・現金(余分に持っていきましょう)
・指定されたもの(はさみ、定規など)
・筆記用具
・腕時計
服装基本編【良い例】
次に、服装についての基本的なアドバイスです。
この絵を見ながら、試験当日の自分の姿のイメージを固めておきましょう。
また、学校の制服で受験する人もかなり多いということも参考にしてください。
ゆったりとした服
長時間続く試験の際に、袖口がきつい服や動きにくい服を着ると窮屈で疲れてしまいます。
ゆとりのある服を着用しましょう。
重ね着で温度調節
薄手の洋服の上にカーディガンやパーカーを羽織るなど重ね着をして、試験会場の寒暖に対応できるようにしましょう。
手袋で防寒対策
試験会場まで歩く距離がある場合、特に必要です。
手がかじかんで動かないということを防ぐために、手袋で手先を温めておきましょう。
マスクで風邪予防
マスクは風邪予防はもちろんのこと、防寒対策としても最適です。
また、試験会場は乾燥していることが多いので、のどを乾燥から守る役割も果たしてくれます。
ただ、マスクを長時間していると息苦しくなってしまうこともあるので、時々外すようにするのを意識してみるといいでしょう。
履きなれた靴
靴は、長時間履かないと分からないことがたくさんあります。
「つま先が当たって痛かった」「靴ずれをしてしまった」ということがないように、普段の履きなれた靴を履きましょう。
服装基本編【悪い例】
ここからは、服装に関する悪い例です。
決して以下のような服装で受験会場に行くことのないようにしてくださいね。
英字や地図、漢字がプリントされたもの
センター試験では、試験科目に関連することが書かれた服は禁止されています。
万が一そのような服で受験した場合、試験時間中、服を脱ぐか、もう一枚別のものを上から着るように指示されます。
私服で受験する場合は事前に必ず確認しましょう。
温度調節ができないもの
試験会場によっては、暖房がききすぎて暑い場合もあります。
寒さ対策も大切ですが、あまり生地が厚い服を着ていくと、暑くて頭がぼーっとして働かない、ということがあるかもしれません。
脱ぎ着することで温度調節ができるような服を選びましょう。
袖口にボタンが付いたもの
袖口にボタンが付いていると、文字を書くたびにボタンが机にあたりカチャカチャ音を立てたり、手を動かす時に机に引っかかったりして気が散ってしまいます。
ささいなことではありますが、袖口にボタンがついた服装は避けましょう。
あると便利!?意外と役立つ持ち物
試験には思わぬハプニングがつきものです。
しかしそんなハプニングもこれさえあれば乗り越えられる、便利グッズを紹介します。
試験中の目のトラブルに……!目薬・眼鏡
試験中は、暖房のよくきいた環境で目を酷使するため、目が乾いてしまうことがよくあります。
そんな時は、目薬で目の潤いを取り戻しましょう。
ただし、試験中机の上に置くことが禁止されている場合もあるので必ず事前に確認しておきましょう。
また、コンタクトレンズをつけている人は、目の調子が良くない時にいつでも取り外せるように、眼鏡・コンタクトケースも用意しておきましょう。
雨や雪で靴がびしょ濡れ…!替えの靴下

靴下が濡れたままで試験を受けると、足が冷えて試験に集中することができなくなってしまいます。
雨や雪の時はあらかじめ替えの靴下を用意しておきましょう。
雨の日は意識する人が多いですが、雪の日は意外と忘れてしまいがちなので気を付けましょう。
周りの騒音が気になる……!リスニング教材
休憩時間にほかの受験生が、前の時間の試験の出来を話していると、つい気になってしまうものです。
しかし周りの声に惑わされて自分の解答に自信を持ったり、失ったりしてはいけません。
そんな時はリスニング教材を使いましょう。
周りの音をシャットアウトできるうえにリスニング試験の対策にもなるのでお勧めです。
いろんな使い方が…!ティッシュペーパー
意外と忘れやすいのが、ティッシュペーパー。
使い道は、ちり紙に使うだけではありません。
まず、机がぐらついていた場合、ティッシュペーパーをかませれば、安定します。
次に、大学の机は、天面が少し傾いていることが多く、鉛筆が転がってしまいます。
そんなとき、ティッシュペーパーの上にのせておけば、転がることはかなり防げます。
(試験中ティッシュペーパーを机に出しておく場合、袋などに印字されている文字などによるカンニング防止のため、中身を取り出すように支持されることがあります)
その他諸注意! あなたは大丈夫?
腕時計は必ず2本用意する!
鉛筆や消しゴムとは違い、腕時計は1本しか用意しない受験生は、意外と多いのではないでしょうか。
しかし、教室には時計が設置されていないことが多く、試験中は腕時計だけが時間を計る唯一の手段となります。
また、腕時計を1本しか持っていなければ、もし試験中に止まってしまったら大変です。
飲み物・食べ物は事前に用意する!
試験会場によっては、食堂が利用できたり周辺のコンビニで調達できたりする場合もありますが、昼食の時間になると受験生で大変混雑します。
間に合わなくて昼食後の試験に遅れてしまったということがないように、事前に用意しておきましょう。
「カロリーメイト」のような栄養調整食品だと、手早く栄養補給ができて、便利です。
また、気分転換・脳への栄養補給として甘いもの(チョコレートなど)を用意しておいてもいいかもしれません。
マークシート形式の試験には鉛筆を使う!
マークシートの読み取り機械は、黒鉛に反応します。
実は、シャープペンシルは鉛筆に比べ炭素の含有率が低く、シャープペンシルでマークした場合、機械が正しく認識できなくなる場合があります。
「きちんと塗ったつもりなのに間違いになってる……」と後悔することのないよう、鉛筆を使いましょう。
また、先の尖った鉛筆よりも、ある程度先が丸い鉛筆の方がマークシートを塗りつぶしやすいので、事前に準備しておくといいでしょう。
最後に
いかがでしたか。
試験当日に焦って準備をして忘れ物をすることがないように、前日のうちからしっかり準備をして試験に臨みましょう。
みなさんの健闘をお祈りします!
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