医学部面接入試対策!大切な2つの質問、あなたは答えられますか?

医学部面接入試対策!大切な2つの質問、あなたは答えられますか?

医学部面接入試の準備は万端ですか?

さて、面接に関しては過去にも何度か記事にして書いてきました。面接よりも学科試験のほうが大事なのは確かなのですが、人とお話をするだけで評価をされてしまうことに、不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

でも大丈夫。これから私たちと一緒に、面接のポイントを整理しておきましょう。

過去記事「面接で気をつけたい5つのこと」では、「誠実に、やさしさのある、しかし論理的」な発言を心がけることをお話しました。また、大学では医学という学問をするところという性質上、医師のキャリアパスについて知っておくと、これから医者を目指すのだといういい心構えができることから、「医師のキャリアパスー医学生編ー」も過去にお届けしました。

時間がある方は、この2編も合わせてお読みください。

医学部面接入試で問われる2つの質問

さて今回は入試直前、面接最終チェックです。面接で必ずといっていいほど問われる事項を2つの質問にまとめました。まずは、この質問に答えられるか、みなさん挑戦してみてください。

【質問】
①「医師になるとはどういうことか、医師の責務は何か」
②「そのために、大学で何をすべきか」

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大学は「医師・医学研究者をそだてる」ことを目的としていますから、それに適している人を受け入れたいという思いがあります(実際にはあまりにも不適当な人を落とすということですが、たった20分でそう判定される人はほぼいないはず)。

ということは、最低限
①「医師になるとはどういうことか、医師の責務は何か」
②「そのために、大学で何をすべきか」
に対して自分なりの考えを持っておくべきです。というか、これが面接試験で問われる資質だと思います。

正直に言うと、医学生の知り合いがいても、医学についての質問の解答で、1,2年の方の話はあまり参考にならないと思います。医学部での求められる勉強は、受験生の想像を超えるほどだと思いますし、そもそも現場での経験が足りません。

話の内容はとにかく具体的にする

具体的に話をしましょう。最近よく聞かれる質問のひとつ「医師が一番に大切にすべきこととは」に対してどう考えるべきか、例を挙げてみましょう。

みなさんが医師になりたいという動機はそれぞれでしょうが、やはり医師は健康面から人を助けるというのが仕事だと思います。命を救う、その確かな技術・経験を持った医師は患者さんからも信頼されます。そのスキルを身につけるには、相当な量の勉強も必要ですし、そのたびに考えることも必要です。さらに、患者さんやその後家族から情報を引き出す力(コミュニケーション力)も必要です。こういったことを、社会に出るまでに鍛え上げる必要があります。

では、その力を伸ばすには、どうすべきか?クラブ活動?サークル?それだけではないはずです。医療の現場での経験、その現場にいる人たちとのお話を重ねるのも、いいことでしょう。自学自習をしっかり行い、現場の声を聞くということも求められているはずです。

このように、たった2つの質問ですが、これだけで面接としては十分あなたのことを見ることができるのです。参考として、前にあげた2つの記事を、時間があれば読んでみてくださいね。

さて、せっかくなので、入試直前のほかの注意点も挙げておきましょう。当日あわてないように、備えが大事です。皆さんなら、きっと大丈夫。自信を持って、がんばってきてくださいね!

医学部面接入試、最後にこれだけはチェック

自分にとって、いい医師をイメージすれば、自然といい心構えができると思います。

前日から準備をして、気持ちに余裕を持とう

試験当日にスーツや学生服の準備をして、あわてて家を出るなんてことはないようにしましょう。準備をしっかりしていると、気持ちも落ち着き、ベストパフォーマンスに近づきます。

身だしなみを整える

面接でさすがに茶髪はないですね。面接官は医療者であり大学教員が多いです。失礼のない態度で臨みましょう。患者さんへ接するときに、失礼な態度はとらないはずです。面接はせいぜい20分。第一印象が大事です!

大きな声で、堂々と

20分間のコミュニケーション。医師になっても患者さんとお話しすることから診察は始まります。へんなことを言ってもそれだけで不合格にはなりません。堂々と!
ただし、決してうそをつかないでください。わからないことはあります。それを隠す必要はありません。大学で勉強すればいいのです。




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