医学部の面接試験における5つの注意点とおすすめの参考書

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医学部ライターのなかたつです。

日本の医学部を受験する人は、2次試験の科目としてほとんどの大学で受験しなければならない「面接試験」というものがあります。

医学部志望者の中には、高校受験の時に面接があった受験生もいると思いますが、そもそも経験したことがない方も多いでしょう。

今回は医学部における面接試験の位置づけ、必要な準備と注意、参考書について記していきます。

内容に入る前に書いておきますが、正直通常の試験で面接が原因で不合格、というのはあまりないと思います。そういう意味では、面接のことをこの時期に気にかける必要はないかもしれません。

しかし、面接試験を行う意味を考えてみると、将来社会人として働く皆さんにはぜひ考えてもらいたい(考えてもらわなければ困る)問題がたくさんあります。そういう意味で、ぜひみなさんには早い段階で、医学部志望でなくても、読んでもらいたいものです。

医学部における面接試験とは

何気なく過ごす高校3年間で人生の大半を決めかねない

「医師になるとはどういうことか」ということを、面接対策の一環としてではなく、常日頃から考えている医学部志望者は多くはないでしょう。

しかし、何気なく過ごしている高校3年間で、文理や学部など人生の大半を決めかねない選択を迫られます。

とくに、医学部を志望する人は、将来の職業までほぼ限定されてしまいます。

人間の健康に直接関わる医師という職業

もう少し突っ込むと、高校までは勉強してこなかった「医学」という、また違った学問に、本当に興味が持てるかわからない状態で大学1年生から勉強を始めるわけです。

さらに、その医学という学問は、人間の健康に直接かかわってきます。

この世界で唯一といってもいいくらい、人体への物理的な侵襲も医学上の目的であれば許されるのが医師ですし、その他司法解剖などにおいても、執刀するのは医師が許されています。

すなわち面接試験とは医師としての心構えを確認するもの

ここまでの話をまとめると面接試験とは、医学というまだ何も知らない分野を追求し、将来患者さんのために働くという意思を持っているのかを測るための試験であるといえるでしょう。

となると、まだそんなこと考えずに、模試の点数だけあげていればいいや…なんて考えているのは、自分の将来をしっかりと考えられていないといえるでしょう。

それだけではなく、将来の患者さんにとっても非常に失礼な人になってしまうということが、わかると思います。

面接試験は決して難しいものではない

散々厳しいことを書いてきましたが…、そこまで恐れる必要はありません。

面接の試験は、通常の前期・後期試験であれば5分程度、長くても20分程度です。

その程度の時間で「この人は危ない人だ」と面接官に認定される人は、そういないものでしょう。

むしろ、この試験において、受験生を完全に1点刻みで点数化して序列化することが目的ではないと思います。

あなたの発言の一部が、将来の医療人として少し問題があると判断されても、少々ならばこれからに期待しようと面接官は判断すると思いますので、基本的には自分の思いを、素直に伝えていれば、合格点をとることは決して難しくありません。

次ページ:医学部面接の5つの注意点

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