はじめに
こんにちは!私は現在、筑波大学に在学中の1年生です。
今回は最新の入試の経験を生かして、筑波大学を目指す受験生に向けて、筑波大学の試験当日の流れと、試験を受けて分かった当日の注意点をご紹介します。
受験生の皆さんが本番の様子をより具体的にイメージし、モチベーションの維持や当日の緊張を和らげるためにこの記事を役立ててくださると嬉しいです!
筑波大学の試験の基本情報
筑波大学の試験日程・試験開始時間と合格発表日
2025年度の筑波大学入学試験は以下の日程で行われます。
引用:https://ac.tsukuba.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2024/07/e2d2df50108de5c28662011035f7e046.pdf
試験開始時刻30分前までに試験場に到着している必要があります。
筑波大学の試験会場となるキャンパス
試験会場は6か所あります。
- 第一試験場
- 第二試験場
- 第三試験場
- 体育・芸術試験場
- 医学試験場
- 春日試験場
受験者によって異なるので、必ず受験票を確認しましょう!
筑波大学の試験会場へのアクセス
筑波大学へのアクセスは以下の通りです。
筑波大学の試験前日から試験当日までの流れと過ごし方(合格体験談)
試験前日22時:準備・就寝
私は前泊でホテルに入ったため、準備は家族と確認しながら試験日の前々日に済ませておきました。
前日はホテルで古文や漢文などの暗記物の確認を軽くしてから、いつも通り22時に寝ようとしました。
しかし試験に対する緊張と慣れない場所にいる不安により、すぐには眠れず、最終的に眠りにつくことができたのは23時30分くらいだったと思います。
眠れないときには、音楽を聴くのも良いかもしれません。
私自身、好きなアイドルのスローテンポの曲を聴くことでリラックスでき、ようやく眠ることができました。
ただしアップテンポな曲を聴いたり、不必要にスマホをいじったりするとかえって目が覚めてしまうので気を付けてください!
試験当日5時30分:起床
試験当日はいつも通り5時30分に起床しました。
軽く英語と古文・漢文の過去問を確認した後、テレビをつけてニュースを見ながら、ホテルから提供してもらったお弁当を食べました。
このときも就寝時間と同様に、なるべく普段と同じように過ごすことを意識しました。
体調面では特に問題はありませんでしたが、とても緊張していたので、「上手くいく」と繰り返し唱えてメンタルの調子を整えました。
試験当日8時30分:出発
私が宿泊していたホテルでは、筑波大の試験会場までの送迎バスがありました。
ホテルのロビーで呼ばれるのを待って、送迎バスで送ってもらいました。
ロビーには沢山の受験生がおり、中には家族と来ている方もいたため、1人で来ていた私は少し心細かったです。
また学類ごとにバスが分かれていたため、自分と同じ学類を志望している人が同じバスに乗っていると思うと、とても緊張したのを覚えています。
試験当日9時:試験会場到着
ホテルの送迎バスで大学内の掲示板のところまで連れて行ってもらいました。
その後、掲示板を見て自分の試験会場に移動するのですが、人が多く掲示板は見づらかったです。
その場でじっくりと見るのは難しいので、スマホで掲示板の写真を撮っている人が多かったですね。
無事会場の入口にたどり着き、受験票と健康観察表を提示して会場に入りました。
2022年以降はどうなるか分かりませんが、もし必要な場合は受験票に加え、健康観察表も忘れないように気を付けてください!
試験当日10時:午前中の試験
会場に到着してから1時間ほどで最初の試験が始まりました。
1科目目は、体育・芸術専門学群を除く全ての学群で外国語の試験が行われます。私は英語を選択していました。
試験開始前に訂正の用紙が配られましたが、問題形式は過去問と同じでした。
試験当日12時:昼休み
英語の試験が終わり、ひとまずほっとしました。
しかし感触は微妙だったため、次の国語の試験で挽回しようと思いました。
昼食を食べながら古文単語を確認し、食べ終わった後は気分転換に試験会場の外を歩きました。
私の試験会場では外に出ていく人はあまりおらず、自席で勉強したり休んでいる人が多かったように思います。
また話している人もおらず、とても静かでした。
試験当日16時15分:午後の試験
昼食から大分時間が空いて2科目目が始まりました。
私は国語を選択していたのですが、問題形式は変わらなかったものの、2問目の小説が難しく苦戦しました。
あまり考えすぎず、とりあえず答えを書いて見直しに時間をかけるようにしました。
試験当日18時15分:試験を終え帰宅
試験が終わった後は、ホテルの送迎バスで迎えに来てもらいました。
ようやく緊張がほどけ、疲れが押し寄せてきたため、家族にLINEをした後はバスの中で眠っていました。
ホテルに戻った後は、後期試験を除く全ての試験が終わった解放感に浸っていました!
筑波大学の試験を受けて分かった当日の注意点
①キャンパスが広すぎて試験会場が分かりにくい
筑波大学は東京ドーム55個分の広さがあります。
そのため大学に到着しても、会場の場所によってはキャンパス内を長距離移動する必要があります。
入試当日に慌てないために、事前に大学へ下見へ行っておくか、私のように送迎付きのホテルを予約することをおすすめします。
特に当日1人で行く予定の方は、これらの対策をしておいた方が良いです。
②受験科目によっては長時間待たされる
年度や学部によっても変わりますが、受験科目が2科目しかない場合、選択科目によっては1科目目と2科目目の間の待ち時間がとても長いことがあります。
私は心理学類で英語と国語を選択していましたが、待ち時間が4時間強ありました。
手持無沙汰にならないように、待ち時間にやることを事前に決めておくと良いと思います。
③机が使いづらい
私の会場の机は3人掛けの長机で縦の長さが短く、筆記用具や時計の置き場に困りました。
大したことではないと思うかもしれませんが、当日は意外とこういった部分が気になってしまうことがあります。
ですので、たまには使いづらい机で勉強して、筆記用具の置き場所やテスト用紙の扱い方に慣れておくと良いと思います。
最後に
いかがだったでしょうか?
この記事を参考にして、最後まで頑張ってください!
皆さんが合格できることをお祈りしています。