岡山大学教育学部 合格体験記

高校時代の私

 

【高校時代の私① 1年生~2年生編】勉強と部活動の両立に苦戦していた

 

2年生までの私は、運動部と文化部の兼部で疲れ切り、帰宅後はすぐに寝る生活を送っていました。

 

そのため、自宅での学習時間を確保できませんでした。

 

定期テストのたびに知識の詰め込みを繰り返した結果、苦手な数学では、遂に平均点を下回ってしまったのです。

 

定期テストを経て「次はしっかり対策しよう」と思い、生活リズムを変えたこともありました。

 

しかし、部活動と勉強のバランスを掴めず、中途半端になり、双方に対するモチベーションが下がる結果に終わりました。

 

また、同じ部活動の友人と自身の成績を比較してしまい、「なぜ私だけ成績が下がるのか」と自己嫌悪に陥りました。

 

【高校時代の私② 3年生編】受験生だからこそ、学校行事を全力でenjoy!

 

部活を引退し、放課後の勉強時間を確保できるようになりましたが、趣味や運動の時間を削って勉強する日々が続き、ストレスが溜まり始めました。

 

そんな日頃のストレスを発散させてくれたのが、学校行事です!

 

学校行事は気分をリフレッシュさせてくれるだけでなく、楽しかった時間を思い返すたびに、前向きな気持ちにもしてくれました。



志望校を選んだ理由

【志望校を選んだ理由①】総合大学だったから

 

総合大学の良い点は2つあります。

 

一つ目は、自身の学部・学科だけでなく、他学部の学生とも関わりを持てるところです。

 

様々な価値観を持つ学生と交流することで、自分の専門分野以外の知見や視野を広められます。

 

二つ目は、他学部の授業を履修できる全学交流科目があるところです。

 

専門科目以外の授業を通し、普段とは異なる考え方の体験をすることができます。

 

将来の夢である教員になった際に、様々な価値観が存在する学校現場での生徒理解に活かせると感じました。

 

【志望校を選んだ理由②】中学校教育専攻があるから

 

岡山大学は、関西では数少ない『中学校専攻』のある国公立大学です。。

 

中学校専攻と小学校専攻では、子どもとの接し方や教科担任制などの違いがあります。

 

また、自身が目指す担当教科の指導法について専門的に学ぶことができ、同じ中学校専攻の仲間と共に、生徒指導や授業展開についてより深く探求できるところに惹かれました。

 

私自身の学科専攻(英語科)の背景には、中学校での文法学習開始後のつまづきをきっかけとして、英語に苦手意識を持つ生徒が多いという現状があります。

 

そこで私は、英語を好きになってもらう指導法を追究し、その現状を変えたいと思い、中学校専攻のある岡山大学を選択しました。

 

【志望校を選んだ理由③】国際交流が盛んだから

 

充実した留学制度と交流施設の存在も魅力の一つです。

 

岡山大学には、長期・短期留学合わせて5つの留学制度があり、その中でもEPOKという交換留学は、留学先の大学への授業料の納入が免除されます。

 

特に、グローバル人材育成特別コース(Gコース)に入ると、留学や語学研修への参加の機会を他のコースより多く得られるため、留学に興味のある私には、とても魅力的でした。

 

そして、大学内にある交流施設『L-cafe』では、様々な国からの留学生と交流でき、互いに言語を学び合えます。

 

成績が上がったきっかけと勉強法

【成績が上がったきっかけと勉強法①】塾で行われた正月特訓

 

共テ直前の正月特訓では、とにかく過去問を解きました。

 

本番同様の演習を繰り返して時間配分の微調整や、頻出問題の再確認を行い、確実に解ける問題を増やしました。

 

解けない問題への焦りや苛立ちから途中で投げ出したくなったこともありましたが、仲間と同じ空間で学習することで一人ではないと実感し、「もう少し頑張ろう」と自分を奮い立たすことができました。

 

<h3>[成績が上がったきっかけと勉強法②]苦手な古文は、部分読みで内容把握!</h3>

 

私が古文の読解を克服するために実践していた工夫を紹介します。

 

それは、問題文の所々に事前に決めておいたチェックをつけることです。

 

例)

順接部分:↓

 

逆接部分:▽

 

係り結び:係助詞と文末の活用語に〇をつけ、それらを↓で結ぶ

 

参考画像)順接のマーク

   

 

また、ある程度の話の内容を読み取り、段落ごとに大まかなメモをとることも効果的です。

 

各段落の主要人物を把握し、誰が何をしたのかを一目で理解できるメモを取ると、解答時間の節約につながりますよ。

 

共通テスト・二次試験のようす

【共通テストのようす】意外にも緊張しなかった試験当日

 

前日の夜にゆっくり入浴し、睡眠時間も十分に確保して体を休めたことで、極度に緊張すること無く、心身ともに万全な体調で試験に臨むことができました。

 

休憩時間は模試と同じように過ごすことで、その後の試験も平常を保ち、全力を出し切ることができました。

 

そんな万全の状態で臨んだ共通テストは、苦手科目も含めて過去最高得点でした!

 

また、解ける問題を取捨選択したことで、時間の無駄なく最後まで取り組めました。

 

【二次試験のようす】面接でハプニング発生!

 

二次試験の面接は、過去の受験レポートが無かったため過去の面接情報が得られず、形式などの詳細が分からないまま本番を迎えました。

 

学校や塾で対策はしていたものの、練習と本番ではやはり違いがあり、緊張に拍車がかかりました。

 

そのうえ、想定外の質問をされたことで、焦って思考が停滞し、回答に時間がかかってしまったのです。

 

回答の最中に、緊張で質問内容を忘れてしまいパニックになった場面もありましたが、適当に答えず、再度質問を言ってもらい、最後は立て直すことが出来ました。

 

合格したときの気持ちと振り返り

【合格したときの気持ちと振り返り①】驚きで震えが止まらなかった

 

パニックに見舞われた面接後は、毎日不安で落ち着けませんでした。

 

合格発表当日、結果を見てすぐには信じられず、母と何度も受験番号を確認したのを覚えています。

 

何度も結果を確認し、合格という事実に実感が沸いた途端、飛び跳ねて喜び、震える手で家族と学校に連絡しました。

 

この時の、喜びと期待に輝いた気持ちは一生の宝物です。

 

【合格したときの気持ちと振り返り②】これから受験するあなたに伝えたいこと

 

まず1番に伝えたいことは、ギリギリまで志望校を下げないことです。

 

私は3年生の秋頃にスランプに陥りましたが、志望校を下げなかったことで、最後まで勉強のモチベーションを保つことができました。

 

成績が伸び悩んでも、自分の可能性を信じてほしいです!

 

2つ目は、「できないこと」に囚われ過ぎないことです。

 

スランプに陥った私は、焦りや不安から「今できていること」が見えなくなっていました。

 

努力を惜しまないことは素敵ですが、完璧を求めると誰でも疲れてしまいます。

 

時には自分自身の努力を認めて、適度な休息を取ることを大切にしてください。




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合格サプリの記事は、東大・早慶・GMARCHの現役大学生が執筆しています。

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