高校時代の自分について
【授業名内外の活動】未来への投資思考
高校に入学してすぐ、委員会や部活、ボランティアなどさまざまな活動を選ぶ機会がありますよね。
正直、何をやればいいかわからず迷うこともありますが、私は「やれることは積極的にやっておくべき」と強く感じています。
私自身、クラス委員長や校研委員会(校外研修旅行をリードする委員会)、文化祭のクラス代表、音楽班や放送班など多くの活動に参加しました。
してきたことすべてが、将来の自分のための”投資”になったと感じています。
というのも、高校生活が進むにつれて「一般入試の受験勉強に専念する」と決めていても、途中で推薦入試に切り替え、志願書を書く場面が出てくることもあります。
そんな時に、学校内での活動歴があると本当に強いです。
このような学内の活動に多く参加すると、校行事などにも携わりながら楽しめますし、ムリに外部での活動を沢山しなくてもアピールポイントができ時間の有効活用になります。
【志望校を選んだ理由】マブの先生(ミスター)からのすすめ
学校には、私を小学生の頃から知っている四捨五入してパパのような存在の先生、通称「ミスター」がいました。
私は志望校を決めるとき、真っ先にミスターのもとに行きました。
受験の不安や自信のなさを相談すると、いつも親身になって話を聞いてくれました。
特に印象に残っている言葉は「凛 〇〇(筆者)以外誰が行くんだよ!」という決定的な一言。
また、私は高1の時から教会に通っていたためキリスト教推薦という特別な制度を利用できる唯一の人でした。
そのこともあり、背中を押してくれるようなその言葉で、私はICUへの決意を固めることができました。
こうした弱い部分を見せられる人との繋がりや制度の利用も、受験成功には欠かせない大切な要素だと感じています。
成績が上がった勉強法
忙しく勉強している自分に酔う
SNSで「勉強垢」を目にしたことありますか?
実は私はそれに憧れて、インスタグラムで自分限定公開の勉強垢を作りました。
時短+ハイライトに残せる利点があるストーリーに投稿することで「勉強している自分★」を可視化し、モチベーションを維持しました。
毎日のtodoや達成した内容、読んだ本、小論文と面接練習のフィードバック、良かった点や反省点を書き留めることが習慣になりました。
勉強は孤独で地道な作業の繰り返しですが、スマホという身近なツールに落とし込むと、不思議と勉強に前向きに取り組める環境を作れました。
面接と小論文のメモやフィードバックをハイライトにまとめたので、隙間時間にパッと見返せてとても便利でした。
1ヶ月で完璧になる小論文の裏ワザ3選
裏ワザ3選!とか書かれている記事を見るときって内心、半信半疑ですよね。
でも安心してください!
受験1ヶ月前まで小論文の知識ゼロだった私が、どこの大学の問題も怖くない状態になり、先生にお墨付きをもらうほどまでに成長した方法なんです(笑)。
①毎日新聞を読むこと
利点は、長い文章を素早く読む特訓になることと、日々のニュースに目を通すことを習慣化し、文章を書く際の材料を増やすだけでなく、論理的に物事を捉える力も養うことができ、面接対策も同時にできちゃうことです。
②新聞ノートをつくること
毎日ランダムに様々なジャンルの記事を切り取り、ノートに貼り、その記事の要約と意見を(小論文風に)書くことです。
毎日つけることで文章を書くことに慣れ、添削での直しが減ってくると自分の自信にもつながるため、自然と自己肯定感が上がるのでオススメです。
③多様な大学の過去問を解くこと
大学ごとに求められる視点や出題のクセは異なります。
幅広く問題に触れることで、どんな形式にも柔軟に対応できるようになりました。
先生に問題をもらう → 帰ってすぐ解く → 朝イチで新聞ノートと一緒に提出 → 放課後フィードバック→ 先生に問題をもらう……
というサイクルを1ヶ月毎日回していました。
ここでのポイントは「添削を積極的に活用すること」です。
自分では見えない癖や弱点も、先生の視点で見てもらうと一発でわかるし、修正ポイントが具体的なので、とにかく伸びが早い!
身近にいる小論文のプロである先生に沢山添削してもらいましょう。
試験本番と合格発表
【試験本番のようす】面接官攻略ゲーム開始
ICUのキリスト教推薦の面接は、面接官2人、受験生4人で45分間行われました。
面接官の1人はにこやかで話し好きなおじいちゃん教授、もう1人は「もっと簡潔に」「時間を気にしなさい」と受験生を一蹴する厳しい女性教授でした。
そこで私は心の中で「面接官攻略ゲーム」を開始しました。
女性教授の反応から、NG行為を分析し、笑顔・自信・巻き込み型トークで攻略し、無事面接を終えることができました。
面接は運の要素もありますが、分析力と見せ方で大きく変わります。
どんな面接官でもめげずに攻略することを目指しましょう!
【合否発表】先生方のまさかの反応
合格発表の時間は、ちょうど高校最後の中間テストが終了のタイミング。
テスト終了5秒後にiPadで合否確認をしました。
「合格」の文字を見て、最初に報告したのはもちろんミスター。
「まあ〇〇(筆者)ならな」と平然を装いつつ、とても喜んでくれました。何なら私より(笑)。
そしてお世話になった先生方に片っ端から報告しました。
喜んでくれる先生もいましたが、半数は「まあ〇〇(筆者)さんならね、おめでとう笑」って感じでさらっと終わりました(笑)。
6年間通い、色々な先生にお世話になったからこそ、先生ごとの反応の違いがおもしろかったです。当時は「もっと喜んでよ〜」と思っていましたが、今思えばそれも含め良い思い出です(笑)。