高校時代の自分について
【高校時代の自分について①】参考書で京大を目指す
関東地方に住む僕は一人暮らしがしたいと思っていたので、もとは京都大学を目指していました。
みんな大好き「wakatte.tv」の高田ふーみんの姿を見て、ある時このように思ったからです。
「高校1年生から部活にも入らず参考書を使って勉強すれば、京大も夢ではない!」
wakatte.tv の影響で学歴を追い求めていたこともあり、僕はこうして京大を目指すことにしました。
このとき高校1年生の春でした。
【高校時代の自分について②】彼女に溺れて私文に変える
高校1年生はいろいろと試行錯誤しながらも、おおむね順調に参考書を進めていたと思います。
しかし、高校2年生の時、僕の勉強生活に転機が訪れます。
彼女ができたのです。
そしてここから、僕の勉強計画は徐々に遅延していきました……
彼女が早慶のどちらかを第一志望としていたので、僕はあるとき気づいてしまいました。
「俺が京大を目指して勉強すればするほど彼女との別れが近づくのではないか!」
そこで、自分も志望校を早慶に変えてしまうことにしました!
【志望校を選んだ理由】早慶の方がコスパがよかった
そうして、僕は志望校を「慶應義塾大学法学部政治学科」と決めたわけですが、その理由はもちろん彼女の存在だけが理由ではありません!
簡単に言えば、政治学を学びたかったけど早稲田の政経は数学必須だったから消去法で慶應にした、ということです。
早稲田大学の政治経済学部は、2021年度から共通テストの数学を必須としました。
しかし、政治学科がある慶應義塾大学の法学部は英語・歴史・小論文の3科目と、数学が必要ありません。
しかも、僕の大好きな日本史を受験科目として使えるではありませんか!
このような理由から、僕の志望校は慶應義塾大学法学部政治学科に決まりました。
成績が上がったきっかけと勉強法
【成績が上がったきっかけと勉強法①】シス単を道に投げつけた
ここで、僕の具体的な勉強内容についてご紹介します!
冒頭で申しあげたとおり、僕は高1から受験勉強を始めました。
参考書学習に感化されていたこともあり、塾には行かず、勉強場所としては主に近所の公民館やカフェ、学校の図書館を利用していました。
そして、僕は高校の通学時間が電車で片道1時間半と、かなり長かったのです。
そこでこの時間を有効活用しようと、通学時間は主に英単語帳をぶん回していました。
例えば、僕の親友「システム英単語」は当初全く覚えられなかったものの、今では努力の甲斐あって2つに割れています。
高田ふーみんも言っていた記憶がありますが、シス単は使いすぎると2つに割れます!
このような高1からの努力によって、周りとの間に差をつけることができたかなと思っています。
実際、高1のころはテストの順位がクラスで真ん中くらいだったものの、高校2年生になって最初のテストで急にクラス1位になりました。
【成績が上がったきっかけと勉強法②】関正生に出会う
それから、これを語らずして僕の受験生活を語るるなかれ、といったものがあります。
それは、スタディサプリです!
高校1年生の9月に僕は友達からスタディサプリを教えてもらいました。
英語の関正生先生の動画をおすすめされたのですが、わかりやすくてハマっていきました。
スタディサプリにある関先生の動画はすべて見ましたし、英語の参考書はもちろん関先生で揃えました。
すると、ほかの教科でもスタディサプリを使うようになっていきました。
スタディサプリはもはや僕の青春だったといっても過言ではないです。
僕の受験勉強はスタディサプリと参考書の二刀流でした。
入試当日のようす
【入試当日のようす①共通テスト】朝起きられなくて共テをブッチ</h3>
過去問を解いて合格最低点に達しないと非常に焦るものです。
このままではまずい!そう思って学校に行かず家にこもっていたのが高3の冬です。
しかし家で勉強をしていると生活習慣が乱れるもので、昼夜逆転し始めてしまいました。
その結果、共通テストを寝ブッチしてしまいました!
私立文系志望で共通テストは受験に使わず記念受験という立ち位置だったので、魔が差してしまった部分もあります。
しかしこれが意外と、後ろめたいものです。
(そこで、大学在学中に共通テストをもう一度受け直すことにしました!)
【入試当日のようす②二次試験】抜け出せない昼夜逆転と慶應本番
どんなに模試の成績がよくても、勉強の調子が順調でも、不安になるのが受験直前というものです。
(依然として過去問で合格点が取れていなかったものの慶應法学部は模試で毎回A判定を叩き出していたので、今思うと諦めるほどではなかったと思いますが。)
そして直前期にもなると受験勉強のやる気が失せてきて、スタディサプリの倫理を見始めました。
極めつけは、慶應法学部本番、徹夜で行ったことです(笑)。
昼夜逆転から抜け出せませんでした。
手ごたえは微妙でしたが一つ面白いエピソードとして、本番前日の深夜に徹夜して見ていたスタサプの倫理で学んだ空海が、本番の日本史の論述に出てきました(笑)。
合格したときの気持ちと振り返り
【合格したときの気持ちと振り返り①】ぬるっと受かった慶應義塾
合格発表当日も、発表の瞬間は寝ていました。
受験が終わってから昼夜逆転は直りつつありましたが、それでも合格発表の時間である午前10時は寝ていました。
起きたのは10時半でした。
「あ、結果出てるじゃん」と思いベットの上で結果を確認すると、受かっていました。
受かると思っていなかったので、合格発表サイトに何回か再ログインしてみましたが、やっぱり受かっていました。
高1から受験勉強!と意気込んでいたのに、ぬるっと受かってしまった感があり、非常に申し訳ない気持ちにもなりました。
ちなみに、僕と仲のいい友人は2人とも浪人しました。(笑)
【合格したときの気持ちと振り返り②】彼女に振られる
天下の慶應義塾大学に受かってしまった自分が不安になってくるものです。
なんとなく、慶應というと「慶應ボーイ」というような華やかなイメージです。
僕がそのようなところになじめるのかと、今更不安になってきました。
(自分で第一志望にしておいて何様のつもりでしょうか)
キャンパスはパッとしません。
宣材写真はだいたい三田キャンパスなのに、実際に多く通うのは建物が全体的に古めかしい日吉キャンパス。
日吉キャンパスの中心にある日吉記念館は何かの宗教施設に見えました。
そして何よりもこの頃、僕は彼女と上手くいってませんでした。
受験直前になると、お互い勉強に集中することで、連絡もとらなくなっていました。
受験が終わって久しぶりに会うと、どこか気まずい。
入学式の日は、雨でした。
それから数日が経ったころ、彼女からこのようなラインが送られてきました。
「別れよう」
僕の大学受験は、こうしてついに終了しました。
ちなみに、彼女は慶應を蹴って早稲田に行きました。
早稲田を倒せ、慶應!