暗記=苦しい、は錯覚!暗記を楽にする方法

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先生、簡単に言わないで!

「テスト範囲は○ページから○ページまでねー」
「単語はここからここまでねー」
テスト前になると毎回、いかにも簡単なことかのように発せられるセリフ。でも、実際にページ数を調べてみるとびっくり、ぱらぱらめくった教科書や単語帳の分厚い感覚に、勉強する気力を一気に失うという経験、あなたにはありませんか?

でもそれは単なる錯覚。

もし気力を失ってしまうようなら、あなたは少し真面目すぎる傾向があります。
というのも、あなたは「一度で完璧に覚えよう」と考えるから、分厚い、時間がかかる、と感じるだけなのです。
今回は、真正面から取り組む姿勢ではなく、ちょっと斜めから効率の良さを重視した姿勢で暗記をする方法をお話ししたいと思います。

必殺「繰り返し法」!

例を挙げてみましょう。あなたは単語帳のやや難しい章を覚えることになったとします。
一度の暗記で見開きページの単語を完璧に和訳も英訳もできるようになるためには、普通の人で最低30分位はかかるでしょう。
それに比べて、最初はただ目に焼き付けるという程度でいいから、何周も繰り返して覚える方法を考えてみます。そうすると、反旗を一周覚える時間が大幅に短縮されますね。その浮いた時間で、繰り返して覚える作業をするのです。

一周目にわからなかったものには印をつけておいて、二周目は印付きのものだけを覚えます
以下同様にやっていくと、覚える数がどんどん減って行き、一周あたりの時間もそれに従って減って行くとお気づきでしょうか?(もちろん念のために、定期的に印のないものも含めてチェックする必要はありますが)

さらに、一度で覚えようとすることにはもう一つ重大な欠点があるのです。それは、最初のほうに覚えた知識を、テスト本番まで持続させねばならないということ。
それに対して繰り返し法だと、範囲の最初のほうを覚えた日からテスト当日までの間隔が狭くてすみますよね。繰り返し法を使えば、範囲によって点数にばらつきがでてしまうのを防ぐこともできるのです。

この繰り返し法が効果的なのは、科学的にも照明されています。人間は、繰り返して脳に送られる情報ほど、明確にそして長い間覚えていられるという性質を持っているのです。
たとえば「あなたの名前は?」と聞かれたら、あなたは何の躊躇もなく自分の名前を答えることができるはずです。
あなたの名前は、あなたが生まれてから今までに何回呼ばれたことでしょう。きっと数えきれないほどだと思います。自分の名前を忘れないでいられるのは、その「繰り返し」のおかげなのです。

暗記は歯磨きだ!

繰り返しが重要だということくらい頭ではわかっているのに、いざ実行に移すとなると三日坊主、いや一日坊主かもしれない…という、ものすごく惜しい人が沢山いるというのは、いままで周りを見てきてよく知っています。

そして、そんな人々を見ているうちに、全員に共通して効果的な方法もはっきり見えてきました。
その、みんなに共通して効果的な方法というのは、なんとたったひとつだけ。しかも、効果は抜群です。それは「暗記に当てる時間帯、状況を固定する!」ということ。

歯磨きはごはんのあとに洗面台でする、朝ご飯は朝起きたあとにテーブルで食べる、というふうに、毎日やっていることに何の苦もないのは、それが時間帯と状況を固定された行動だからなのです。
逆に、いつもより早起きをしなければいけない日に起きるのがとてもつらいだとか、いつもと違う枕や場所で寝たらやたら眠りが浅くなってしまっただとか、そういう時は、決められた時間帯や状況と異なる行動をしたために、苦しく感じているだけなのです。

その法則を暗記に転用してみると、不思議なことに、暗記なんて歯磨き同然のことに様変わりしてしまいます。

暗記をルーティン化する

例えば、「英単語は寝る前の15分間机でする」、「古文単語は朝の休み時間に学校でする」などと、自分の生活に合わせて時間帯と状況を決めておきましょう。そんなふうに暗記を毎日のルーティンワークにすることで苦しさが半減、いや、ほぼ無くなってしまうのです。
もちろん最初はその習慣が身についていないので、少し苦しい思いをするでしょう。ですが、それを乗り越えてしまえば、すぐに暗記の習慣を当たり前のことに感じるようになります。

まずは最初の一週間、だまされたと思ってやってみてください。その時に「繰り返し法」を実践するのを忘れないように。すると、いつの間にかあなたは「暗記?そんなにしんどいとは思わないよ」なんて平然と言えるようになっていますよ。

そんな自分信じられないって?では、試しに今日から、始めてみましょう!