現役東大生おすすめ!記憶の仕組みや効率的な暗記方法とは

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記憶は取り出して見ることができないものなので、本当に覚えたのかどうか不安になることはありませんか?

また一生懸命覚えても次の日には思い出せず、悔しい思いをした経験をしたことがある人も少なくないでしょう。

多くの受験生を悩ませるのは暗記ですが、どんな教科も基礎知識があってこそ応用力が発揮されます。

英語ならば単語やイディオム、地歴ならば重要語句、数学ならば公式と、まずはその教科ごとの基礎知識を覚え、しっかりとした土台を作らなくては、いくらその上に知識を積み重ねたとしても、成績は安定しません。

そこで記憶の仕組みを知った上で暗記を効率的に進め、成績や入試の点数に結びつけるための方法を紹介します!

記憶の仕組み

記憶の種類

記憶には大きく3種類があります。

  • 感覚記憶:風景や言葉など、外からの刺激を受けて数秒程度無意識に覚えていること
  • 短期記憶:感覚として記憶したものを意識的に情報として扱い、一時的に覚えていること
  • 長期記憶:短期記憶であった情報を脳内で半永久的に覚えていること

この3つですね。おそらく短期記憶と長期記憶はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?これらは脳内に記憶できる時間によって分けられていて、上から順に記憶できる時間は長くなっていきます。

僕たちが目指すのは長期記憶で、テストに出題される問題に正しく答えるためにはいかに効率よく知識を長期記憶にするかが重要になってきます。

忘却曲線

みなさんは、「エビングハウスの忘却曲線」というものを聞いたことがありますか?下にある図のように示されるものですが、簡単に説明すると「時間が経過するごとに、記憶したものの何%を、記憶したままでいられるか」ということです。

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画像参照http://www.objectfanatics.com/ekutan.html

この忘却曲線によると、記憶した知識は20分で40%、1時間で50%以上は忘れてしまうようです。しかし、適切な時間帯で復習をすることで忘れにくくなり、長期記憶にシフトするのです!

それでは、この忘却曲線を参考にしたり、東大生が実践している暗記法を紹介します!

効率的な暗記の方法

適切なタイミングで復習

忘却曲線によると、記憶した知識は復習しなければ1週間で80%近くが失われてしまいます。しかし、1日後に復習をして再び記憶し直せば、1週間経っても60%以上は忘れずに残すことが可能です。

そして1週間後にまた復習すれば、その記憶はその語数ヶ月の間頭の中にとどめておくことができます。

そのため、授業の復習はその日のうちに少しでもしておくのが良いでしょう。そうすれば、週末に一気に復習し直しても忘れる度合いが低くなり、定期テストや模試で一夜漬け、なんてことにならずに済むはずです。

とは言っても、その日勉強したものを1日以内に復習し、さらに1週間後にまた復習するのは時間的にも厳しいですよね、、。すぐにでも覚えた方がいい知識とそうでない知識を判別して勉強することも大事ですが、そもそも忘れにくいように暗記することも重要です。

それでは、どうすれば少ない復習量でもしっかり知識を定着させることができるでしょうか?

知識を関連づける

実は「エビングハウスの忘却曲線」には落とし穴があります!

「どうせ覚えてもすぐ忘れてしまうのか」と悲しんだ方も、ぜひここで元気を出してください!

エビングハウスが実験で被験者に覚えさせた知識とは、意味のない3文字のアルファベットでした。しかし、高校生のみなさんが覚える知識は全て意味があるものですよね。単語の意味や、人の名前、出来事、全て他の知識と関連性を持って存在しているものです。

そのため、すでに長期記憶として覚えた知識と関連させたり、これから覚える知識を整理して暗記することで、短期間で忘れてしまう量を減らしてしまいましょう。

例えば、これから「ライオン、はと、かえる、ぞう、へび、いぬ」という動物を覚えるとします。この時、動物の名前を出てきた通りに順番に覚えるのは、あまりいい方法ではありません。まずは、自分が持っている知識を使って関連づけてみましょう。

  • ライオン、ぞう、いぬ:哺乳類
  • かえる、へび: 爬虫類
  • はと:鳥類

ですね。このように考えると、覚える際には名前だけ覚えるのではなく、「哺乳類と爬虫類と鳥類がいる」ということを念頭に置いておくと暗記がしやすくなりますよ。

さらに、ジャンルとして分けるだけではなく、数として上から「3つ、2つ、1つ」と覚えるものがあることも意識できたらなおいいですね。そうすれば、この5つの動物の名前を思い出す際に、「哺乳類と爬虫類と鳥類がいたな、そして覚える数が3、2、1だった」ということが記憶のヒントとなり、時間が経っても思い出しやすくなります。

今回は馴染みのある5つの知識を覚えるだけなので、工夫をしなくてもすぐ暗記できるかもしれません。しかし、世界史や日本史、英語など覚えるものが大量で馴染みもない場合は、このような工夫をすることが非常に大切になります!

体を使って覚える

「暗記=静かにするもの」だと思っていませんか?暗記が得意な人、勉強ができる人は、じっと座りながら勉強したりはしません。

1番手取り早いのは、歩きまわってつぶやきながら勉強することです。僕もしていましたが、単語帳を読み上げながら廊下をうろうろしていると、ただ見ているだけより記憶として定着しやすいです。(実践する時は周りの迷惑にならないように注意してください!)

そのほかにも、もちろん書いて覚えようとすることも重要です。最近では青ペンで書いて暗記することも流行っていますよね。ただ書くだけではなく、普段とは違う書き方をするのも面白いですよ。

例えば僕がやったのは、いつもより綺麗に書くこと、利き手と反対の手で書いてみること、筆ペンで書いてみることなどがあります。いつもならシャーペンやボールペンで素早く書くものを、あえてゆっくり丁寧に書くことで「あ、あの時丁寧に書いたやつだ」と思い出すヒントになることもあります。

ミニテストをする

暗記とはまさにインプットすることではありますが、実はそれと同じくらいアウトプットすることが大事なんです。

「よし、完璧に覚えたぞ」と思っても、問題に出されると解けない、なんてことはようあります。こういったことをなくすには、ミニテストを定期的にすることが効果的です。学校の単語テストや定期テストもいい機会ですし、自分で単語の問題を作ることや赤シートを使った復習を取り入れるといいですよ。

逆にいうと、初めから勉強する際にもアウトプットしやすいような問題集などを使うと暗記がはかどります。次に問題集を買う機会があれば、穴埋めノートや章末問題がついたものを選んでみてはどうでしょうか?

まとめ

ここまで、東大生の僕がおすすめする暗記の仕方や、記憶の仕組みについて紹介しました。

暗記の仕方には人それぞれあり、自分にあったやり方を見つけることがもっとも効率よく覚えるコツです。それを見つけるためにも、ぜひこの記事に書かれた内容を参考にしてほしいですね。

勉強の方法とは、それを知っているだけではなんの役にも立ちません。実践して、結果をだすことで初めて意味が生まれます。この記事を読んでくれた方も、ぜひ短期記憶から長期記憶へ知識を移動させることを意識し、自分なりの暗記を進めてほしいと思います。