賢く部分点をとろう~1 点を馬鹿にする者は、1 点に泣く~

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この記事は 2016年06月28日に更新されました。

部分点とは?

記述式の問題を満点で解答できる受験生は多くはありません。問題が難しくなればなるほど、“部分点”をいかに取っていくかが勝負の分かれ道になります。そして、高いレベルの大学こそ、部分点の1点、2点の僅かな差が合否をわけるのです。

部分点を馬鹿にしてはいけません。皆さんが『1点に泣く』受験生にならないように、ここでは合否をわける大切な要素である部分点の取り方を紹介します。

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数学

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どうしても分からない問題に出くわしたとき、そう思っているのはあなただけではありません。そんな時こそ、同じように苦しむ受験生に、一歩差をつけましょう。

くどいと思うくらい説明を詳しく書きましょう。

自分では当たり前過ぎて当然だと思うことでも、実はその途中過程に配点ポイントが含まれていることがあります。ですから、分からなくて解答が進まない時ほど、分かっている部分までの過程をきちんと言葉で説明しましょう。

毎回、定義域などをきちんと書くのも丁寧でいいことです。また、途中計算式も詳しく書きましょう。そうすれば見直しの時に役立つはずです。どうせ分からなくて解答に余白を残すくらいなら、何か書いて必死さを伝えましょう。

丁寧に図を書きましょう。

丁寧なグラフは問題を視覚的に問題の解き方を教えてくれる時があります。わからなくて時間があるのであれば、美しいグラフを書いてみましょう。そうすれば、例えば「もしかしてこの点はこの線分の中点なのかな?」という見通しがたち、そこから解決に至る時もあります。

たとえ解決に至らなくても、グラフを美しく書くことは採点者に好印象を与えます。きちんと原点が書けているのか、軸の名前を書いているか、頂点の座標は正しいかなど、確認できる所は全て確認しましょう。

数値の間違いを繰り返し確認しましょう。

せっかく考え方が正しくても、計算ミスだけで点数は下がってしまいます。時間が余ったら必ず計算ミスをしていないかチェックしましょう。また、途中までしか計算が分からなかった問題でも、計算だけはしっかり確認しましょう。

もしそこで間違いを発見し、正しい数値に直した途端に、問題の条件と一致して解けるようになるということもありますよ。

英語

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英語の筆記も基本は「わからなくても何か書いて埋める」が原則です。和訳と英作が主な筆記のポイントですが、たとえ満点をもらえなくても、ここでしっかり部分点をいただきましょう。

和訳でのポイント

和訳問題で出題される文章は、「構文が難しい文章」が一般的です。このような問題では、分かっている構文をしっかりアピールすることが部分点ゲットの近道です。また和訳の中でたとえわからない単語があったとしても、その単語を無視したりせず文意にあうように想像して日本語に訳しましょう。

無視すれば必ず減点されます。どうせ減点されるなら、少しでも得点の可能性を残した方がいいに決まっています。文章全体がどうしてもわからない時でも、主語と分かっている動詞と接続詞くらいは訳すなどして必死に喰らいつきましょう。

英作文でのポイント

英作文では、「失点しないように書く」ことが大切なポイントです。つまり、覚えたての難しい構文の文章を書くのではなくて、簡単な文章(それこそ中学生が習うような文章)を駆使して解答を作ることが無難です。

難しい構文を書いた時、大まかな構文は正しくても時制を間違えてしまうなどの危険もありますので、英作問題では自分が最も自信のある構文を使って問題を解きましょう。単語にも同様のことがあてはまります。難しい単語を書くのではなく、自分のよく知っている単語を書くのが無駄な減点を避けるポイントです。

やはり最終チェックを忘れずに。

英語でも、数学や国語同様に重要なのが綴りの確認です。綴りミスでの失点は最も惜しい失点です。また、3人称単数現在の「s」を抜かさず書いているかなどはとても大事な確認ポイントです。英語がよく出来る人にもこうしたうっかりミスは頻繁に起こることなので、気を抜かずに注意して書きましょう。

国語

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受験生が最も満点を取りにくいにくいのが国語です。逆に言えば、最も部分点を狙えるのが国語です。このような科目を失点科目にしてしまうのはもったいないので、とれるところできっちり点数を取りましょう。

とにかく解答を埋めてみましょう。

「それが難しいんだよ」と思う人も多いでしょう。ですが、何か書いているだけで点数がもらえるということがあります。というのも、国語は満点の解答も書きにくいものの、0点の解答もまた書きにくいのが現実だからです。

もちろん、全くかけ離れた解答では点数にはなりませんが問題に沿って書いた解答であれば、何らかの得点が期待できます。また、字数制限がある問題では指定された字数の9割以上書くのがベストと言われていますが、どうしてもあと数文字足りない時は句読点や形容詞で字数を稼ぎましょう。

古文の和訳問題でつまった時は?

基本に帰って文章を品詞分解しましょう。古文の和訳問題の点数は、品詞ごとにきちんと訳せているかがポイントとなります。例えば助動詞の使い方を覚えているだけでも、それは得点ポイントになります。

わかるところは積極的にきちんと訳し、採点者に対してわかっているアピールをして下さい。わからないところは文章の流れから意訳したように見せてごまかして下さい。姑息に思えるかもしれませんが、合格を勝ち取る上では大切なことです。

国語の最終チェックは?

数学でいう計算確認が、国語にもあります。それは誤字脱字の確認です。誤字脱字は減点ポイントです。せっかく執念で捻出した1点の部分点が、解答中の一つの漢字ミスで減点されるのはとても悲しいことです。

送り仮名を間違えるだけで減点されてしまいます。国語は解答で書く量がとても多い科目なので、必死に書いている時はその誤字脱字には気づかないものです。時間が余った時は、解答の誤字脱字に十分注意して見直しましょう。

終わりに

以上のことは、確かに問題を正面から解いて満点を狙っていくという王道ではないかもしれません。
ですが、受験では馬鹿正直に王道を歩いた人が勝てる訳ではありません。
とにかく一点でももぎ取ってください。

合格した人が、王道なのです。

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