はじめに
共通テストが終わったあとの恒例行事である自己採点。
自己採点した結果は共通テストリサーチを利用することで、他の受験生と比べることができます。
この記事では、共通テストリサーチについて詳しく解説していきたいと思います!
まずは共通テストサーチとは何かを説明しておきましょう! 共通テストリサーチとは、予備校が実施する共通テストの得点調査のことを指します。 共通テストを受けたら、その翌日か2日後くらいに、ほとんどすべての受験生が自己採点をどこかの予備校に提出することとなります。 各予備校が共通テストの得点を全国の受験生から集め、集計することで志望大学の合格可能性を判定するのですね。 共通テストリサーチを河合塾が、データネットを駿台・ベネッセが提供しています。 名前は違えど、やっていることは同じです。 毎年8割以上の受験生の得点を集計しているので、非常に信頼性の高い合格可能性判定システムとして有名です。 受験生はこれらを利用することで、志望大学に合格ために必要な共通テストの得点率はどの程度なのか、同じ大学を志望している人の中で自分はどれくらいの順位にいるのかを知ることが出来ます。共通テストリサーチ(データネット)とは?
また代々木ゼミナールは、2015年を最後に現在は終了しています。
河合塾と駿台が圧倒的という結果になっています。

共通テストリサーチとデータネットは信頼できる!
でも、やっぱり信用できるの?と疑いたくなりますよね。
もしかしたら適当な点数を書いて提出する人もいるかもしれない……。
しかし、この両者の信憑性はかなり高いと考えてOKです。
先ほども言いましたが、共通テスト受験者のほとんどが共通テストリサーチとデータネットに自己採点を提供します。
1万人くらいしか出していなければ、さすがに信憑性も低いといわざるを得ませんが、50万人近くの受験生が共通テストリサーチに出すので、その判定の信憑性の高さはある程度証明されているとしても過言ではありません。
また、この判定は過去の模試や共通テストリサーチ・データネットの結果を元に算出されています。
過去このぐらいの点数の人はどうだったか、という指標も判定に加味されているので信憑性はさらに増しますね。
共通テストリサーチとデータネットは「両方」利用しよう!
ではここで、難関大合格者へのアンケート結果をご紹介しましょう。
Q:共通テストリサーチとデータネットで判定は同じでしたか?

共通テストリサーチとデータネットの母数はおおよそ同じですが、それでも判定が違ったという回答が3割弱となりました。
これは共通テストリサーチとデータネット、どちらかにしか共通テストの得点を提出していない人が一定数いるためだと考えられます。
そのため、全ての受験生の中での自分の位置付けを知るためには、両方に提出し、自分の正確な順位を知ることが肝心と言えますね。