東京大学文科一類 合格体験記

はじめに

 

みなさんはじめまして。

 

私は合格最低点から約64点差で東京大学文科一類に現役合格することができました。

 

今回はそんな私の合格体験記になります。少しでも参考にしていただけましたら幸いです!

 

高校時代の自分について

 

【高校時代の自分➀】学業至上主義

 

みなさん高校生活はいかがお過ごしでしょうか?

 

部活動や学校行事に取り組んでいる人が多いのではないかと思います。

 

私の場合は、最優先は常に「受験勉強」でした。

 

部活動は高2まではかなりしっかりやりましたが、正直学校行事にはあまり力を入れていなかったのです。(なぜなのかは未だにわかりません……)

 

 【高校時代の自分②】安定した成績

 

そんな風に受験勉強に総力を結集した結果、私は安定して高い成績をとることができ、しかも成績は微増傾向にあったのです。

 

私の通っていた高校では、400人の全校生徒全員が参加する、高校独自の実力試験がありました。

 

そこで私は高1の時は15位程度、高2の時は10位程度、高3の時は2位でした。

 

さらに、高3の夏には東大模試で全国1位を取ることもできたのです!

 

志望校を選んだ理由

 

【志望校を選んだ理由➀】学費が安い

 

ここからは、私がなぜ東大を選んだのかについてお話していきたいと思います。

 

最大の理由は「学費が安い」ことです。

 

実は、私は当初Harvard UniversityやUniversity of California, Los Angelsといった海外大に進学することを考えていました。

 

しかし、それらの学校に進学した場合、生活費も含めると1年で1500万円以上かかるのです!

 

私には到底払えないような金額でした。

 

対して東大の学費は年間64万円、海外大の約25分の1です!

 

高2の末には「東大にしよう」と決意しました。

 

【志望校を選んだ理由②】様々な分野の権威の授業

 

東大は伝統的に日本のトップ大学と言われています。

 

その名の通り、東大には素晴らしい教授が集結しているのです!

 

例を挙げると、日本の国際関係論の第一人者である石田淳教授や、清代の八旗研究の権威である杉山清彦教授がいます!

 

「こんな教授の授業を受けたい」というのも東大を志望した大きな理由であり、受験期のモチベーションにもなりました。

 

成績が上がったきっかけと勉強法

 

 【成績が上がったきっかけと勉強法➀】計画力の勝利!

 

この章では、私がどうやって成績を上げたかについてお話していきたいと思います。

 

高校に合格した直後、私は大学受験に向けて綿密な計画を立てました。

 

大枠としては、1年生の間に英語と数学を京大合格水準に引き上げ、2年生の間に東大合格水準に達し、3年生で安定的に最上位を維持するというものでした。

 

このほかにもいくつものサブゴールを設定していました。

 

明確な計画を立てたことではっきりとした目的意識が生まれ、つらい時でも挫けずに頑張り続けることができたのです!

 

【成績が上がったきっかけと勉強法②】相対比較を意識!

 

2つ目の重要なことは、「相対比較を意識」することです。

 

受験とはほとんどすべて相対比較で決められるものなのです。

 

つまり、自分のことだけでなく他人の状況も意識することが極めて重要なのです。

 

例えば、みんなが勉強していない時期に特に力を入れて勉強することが挙げられます。

 

みんなが浮かれている高校入学前後や、まだ多くの人が本気ではない高3の4月にはしっかりとした短期計画を立てて猛烈に勉強しました。

 

このおかげで、新年度には最初から大きく成績を上げることができたのです!

 

共通テスト・二次試験のようす

 

【共通テスト・二次試験のようす①】共テパニック!

 

ここからは、実際の試験の様子について説明していきたいと思います。

 

まずは共通テストについてお話ししていきます。

 

まず、共テ前日・当日はほとんど寝られませんでした!

 

4時間程度しか寝られなかったのです!

 

そんな疲労困憊の状況で向かった共テ会場ではさらなる惨事が待ち受けているのでした!

 

2日目、理科の試験が終わった直後、何やら試験官が集まって話し始めたのです。

 

そして、うちの一人が私のところに来て、受験票を確認して去っていきました。

 

その後、首席試験官のような人物が「誰かが受験番号を間違えて書いている。」と言いました。

 

私はそれでパニックになり、次の数ⅠAで78点しか取れませんでした。

 

後で聞いたら、誰かが私の受験番号を書いただけだったようです。

 

何があっても動揺しないことが重要ですね!

 

【共通テスト・二次試験のようす②】いつも通りの2次試験

 

続いて、2次試験の様子についてお話していきたいと思います。

 

様々なハプニングに見舞われた共通テストとは違って、2次試験はすべて普段どおりでした。

 

極端な難問や奇問といったものは一切見られず、正統な東大入試だと感じました。

 

しかし、英語の時間に少し悲しいことが起きたのです!

 

実は、私は首席合格を狙っていたのですが、英語があまりにも簡単だったのです。

 

30分も余ってしまいました。

 

私の一番の得意科目は英語だったので、「英語が簡単なのだから首席は無理かもしれないな」という思いが頭をよぎったのでした。

 

 【合格したときの気持ちと振り返り①】試験終了後、合格を確信

 

実は、社会の試験が終了した段階で私は合格をほぼ確信していました。

 

そして、試験がすべて終了したときには合格を100%確信できました。

 

なので、合格発表までの間にはIELTSという英語試験の勉強をしていました。

 

その結果、合格発表日には受験が遠い昔のことのように感じられたのです。

 

【合格したときの気持ちと振り返り②】合格!

 

3月10日12時過ぎに合格者一覧表が発表されるとすぐにダウンロードしてスクロールしていきました。

 

A10348、A10352……A10355

 

ありました!私の番号です!

 

合格した瞬間はこれまでの努力が報われたような気がしてとても嬉しかったです!

 




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