数学が少し好きになれる! ちょっと変わった方法4選

はじめに

数学は、苦手とする人や嫌いな人がとても多い教科の1つです。この記事を読んでいるあなたも、数学に苦手意識を持つ1人ではないのでしょうか。

点数が伸びないことから、なかなか数学のやる気も起きず悪循環に陥っている人もいることでしょう。

そこで今回は数学嫌いな人数学が苦手な人が、数学への苦手意識を克服し、少しでも数学を好きになれる方法を、筆者の経験を踏まえて教えたいと思います!

数学を少しでも好きになる方法

方法①:数学をテーマにしている作品を読む

数学が嫌いな人の中には、「数学は難しくてとっつきにくいものだ」と考えている人も多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめな数学を好きになる方法は、まず数学へのイメージを変えるために「数学をテーマにした作品」を読んでみることです。

実は数学をテーマにした作品の多くは、数学的な知識は必要なく、数学が苦手な方でも楽しめます。

そこで今回は、特に読みやすく面白い3つの作品を紹介します!

博士の愛した数式

2003年に出版されたこの小説は、発売当時はベストセラーとなり、映画化されるなど大きな話題となったため、人気小説として知っている人もいるかもしれません。

美しい数式や数字の魅力が存分に描かれていることはもちろん、80分しか記憶がもたない数学博士、家政婦さんとその息子の関係性に心温まる物語です。

これを読むと、「数学の美しさ」に感動し、好きになること間違いなしですよ!

青の数学

数学オリンピックを制した天才女子高校生との出会いから始まるちょっと不思議なこの青春小説は、続編も出るほど人気な作品です。

教科書からは学べない数学の本質についてや、天才にしか理解できない数学への苦しみや楽しみ世界観などが描かれています。

あっという間に読めるうえ、ただの青春小説とは一味違った面白さがありますよ。

一文一文の言葉遣いがおしゃれなため、本を読むのが好きな人にはたまらないはずです!

世にも美しき数学者たちの日常

ここまで紹介した2作とは異なり、この作品は2019年に出版されたノンフィクション本です。

さまざまな数学者の生活を垣間見るこの作品は、「数学は難しい」というイメージを壊すように趣味として数学を楽しむ姿や、数学を芸術のように捉えている姿が描かれているため、数学へのイメージが変わりますよ!

数学が好きな人も、嫌いな人にもぜひ読んでみてほしいおすすめの1作です。

今回紹介した作品は全て、登場人物が数学を颯爽と駆使して問題に立ち向かっている姿がかっこいいため、数学へのモチベーションが上がりますよ。

数学嫌い必見!楽しく理解して数学が好きになる本6選

2017.04.22

方法②:気分の上がる音楽をかけながら解く

音楽をかけながら勉強することはあまり良しとされていないため、この方法には驚く人も多いと思います。

数学が苦手な人はそもそも数学の勉強を行わないことが多く、実はそれが問題です。数学は解く量を増やさなければ点数が上がることは期待できません。

そこで一度、例えばドラマ・映画の登場人物がスラスラと数学を解いている時に裏で流れている音楽をかけながら、問題を解いてみて下さい。

まるで自分が「天才数学者」になった気分になれ、テンションが上がり、数学を解いている自分を好きになれるはずですよ!

数学を解いている自分が好きになると、さらに数学を解きたくなり、それにより演習量が上がるため数学の点数も上がり、どんどん数学が好きになります。まさに下図のような好循環が起こりますね。

方法③:数学に対しての恩師を見つける

数学を好きになるのに一番確実な方法は、数学で点数が取れるようになり、得意科目になることです。

そのために、好きな数学の先生や数学を教えるのが上手な先生を見つけてみて下さい。自分の中の恩師を1人決めるだけで、数学へのモチベーションが断然変わってきます。

「先生に褒められたい」「点数を上げて喜ばせたい」「先生の話が好き」など、理由はいろいろでも、数学を解く時間が増えることは、点数が上がり、数学が好きになりますよ。

先生だけでなく、友達やクラスの子でも良いですね。例えば「(数学が得意で)もっと話してみたい子」「気になるあの子……」に教えてもらうのも効果的ですね。

数学を教えてもらうことで会話が生まれて距離が縮まり、仲良くなれて一石二鳥ですよ。是非自分だけの恩師を見つけてみてくださいね!

方法④:友達とゲームのように数学の問題を解く

数学に限った勉強方法ではないですが、私自身ゲーム感覚で楽しく友人と高校生時代に行っていて、とても効果的でした。

  1. 数学のレベルが同じくらいの子と、範囲を決めて一週間勉強する。
  2. 一週間後に勉強してきた範囲から問題を(先生or他の友達に)出してもらう。
  3. 点数と解くのにかかった時間で勝敗を決める。

という方法です。

同じくらいのレベルの子とやることで毎回いい勝負になるので、孤独にならず勉強することができ、ライバル心が芽生えるので、さらに勉強する気が起きます。

前述した通り、勉強量が増えると自然と点数が上がるため、気がつくと数学が解けるようになり、解けることから数学が好きな科目になっていました。

楽しくないとなかなか続けることは難しいため、軽い気持ちで初めてみて下さいね!

特別編:日常で数学に感動する経験を作る

数学が日常生活で役立っているのだと実感できると、数学への親近感が俄然湧いてくるはずです。

例えば、

  • 応援しているグループのグッズで自分の好きなメンバーのグッズが当たる確率を求めてから買うことで出費を抑えることができた
  • 行列店で並んでいる人数から、自分が並ぶ時間を予想して時間を有効活用できた

などの経験を1つ持っていることで数学への関心度が大きく変わってきますよ。

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2020.01.06
しかしこれは実践することが少し難しいため、数学に興味を持ち始めた人への特別編です。もっと数学が好きになるはずですよ!

おわりに

いかがでしたか?今回紹介した中にちょっとでも興味のわいた方法があったら、ぜひ実践してみて下さいね!

意外と「ただの食わず嫌いだった」なんてこともあるかもしれません。

少しでも皆さんが、数学を好きになれるように祈っています。




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