【上智大学合格体験記】時期別の勉強時間・模試の偏差値の推移と使用していた参考書まとめ

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はじめに

みなさんは上智大学と聞くとどういったイメージを持つでしょうか?

私自身は語学教育に熱心で帰国子女や外国人留学生がたくさんいそうだなという印象を持っていました。

僕は中学生のころから上智大学の存在を知っており、こんなところで勉強できたらいいなという憧れの対象であり夢でもありました。

高校生になって、当時よりその夢を叶えたいという気持ちが強くなり、僕なりに努力をした結果が実り、無事合格することができました。

しかし、今思えば想像もできないほど様々なことに悩みながら、それでも迫ってくる受験という壁に必死に立ち向かい続けるといった壮絶な受験を経験したなぁと思い返します。

そんな私の合格体験記ですが、一読くださったら幸いです!

私がどうして上智大学を目指したか。どうして文学部を目指したか

私は中学生のころから英語と日本語の文構造や発音、起源の違いにとても関心を抱いていました。
そこで当時通っていた塾の先生にこの話をしたところ、上智大学が語学教育に力を入れており英語そのものを本格的に学ぶのには最適だと言われました。

これが私が上智大学を目指すことにした理由です。

上智を目指す前提で受験勉強をしていましたが、慶應大学の文学部のカリキュラムにも惹かれたため、元々の上智大学に加え慶應大学も志望校として追加し、入試本番まで勉強することになりました。

私が受験勉強を開始した時期と当時の学力

受験勉強は高2の4月から始めました。

当時の学力はとても早慶上智を目指すほどの学力ではありませんでした。
具体的にいうと、全統模試で英語は偏差値60〜65、国語は偏差値50〜60、世界史は偏差値65〜70の間をさまよっているといった感じでした。

特に国語の中でも古文の成績があまり良くなかったので、当時は古文を重点的にやっていました。一方で世界史は得意科目だったので、習ってない範囲も積極的に先取りして学習していました。

私の通っていた高校と授業内容

私が通っていた高校は偏差値50ほどの普通公立高校で、その中の特進クラスに在籍していました。私の高校は国公立大学合格を目指す生徒が大半の高校でしたのでその中で私のような私文専願の生徒はマイノリティーでした。

授業の内容も国公立向けの授業が行われていたので数学や生物基礎、地学基礎などの私が入試で必要としない教科の授業もセンターの前までは受けなければならない状況でした。

正直な話、私はそういった授業の時は内職をして少しでも合格に近づけるようにしていました。内職の是非については様々な意見がありますが個人的にはしてもいいと思います。

ただ周りの目を気にしてしまって逆に集中できないとあまり意味がないので、例えば英語の授業中だったら英語の問題集、数学の授業中だったら数学の問題集という風に内職の教科と授業の教科を揃えたりしてみてもいいと思います。

あとは直接先生の所へ行って、内職をさせてもらう許可を頂けるなら、それが一番だと思っています。

私自身、内職をして周りから反感を買うことも少なくありませんでしたが、結果的に第1志望校へ無事合格することが私たち生徒の役目であり先生方への恩返しでもあると考えていたので、そういった環境の中でも第1志望に合格できた自分には少し誇りを持っています。

塾・予備校の有無と通い出した時期

学習塾は高1の4月から高2の7月までは個別指導塾に通い、高2の8月からは映像指導の塾に通っていました。

塾は限られた時間で最大限の成果を発揮させるための方法を教えてくれる場所という風に認識していました。ですので、決して勉強時間を増やしたり自習室を使用したりするためなどに塾を利用していませんでした。

また、塾の利用は今の自分に何が足りないのかをその都度整理してから、講座等を受講していました。というのも、塾に通うということは、やはりとても費用が掛かるからです。

3年生になると夏期講習や冬期講習に加えてセンター対策の講座なども増えてくるので、最終的にそれらの講座に掛かった金額は決して安いものではありませんでした。

上智大学合格のための私の戦略

はじめに私は英語と世界史の2教科で苦手の国語をカバーしようという戦略で当日をイメージして日々過去問と格闘していました。

以下ではそんな英語・世界史についての具体的な戦略をご紹介します!

【上智英語】合格のための戦略

私の場合、高3の4月に上智大学の英語を解いたとき圧倒的に単語力がないと痛感してから、単語学習を中心に据えた学習を心掛けてきました。

上智大学の英語はとにかく時間勝負です。英語で点数が伸び悩んできたと思ったら解答時間を気にしながら問題を解くと新たな発見があるかもしれません。英語力以外での自分のウィークポイントが明確になると思いますよ!

さらに上智大学の英語は日程によって問題構成が異なっており、長文2題と文法問題3題構成の5題型と長文4〜5題と文法・会話問題3題の8題型があります。前者は長文の精読力が試される問題であるのに比べて後者の問題は90分という時間制約の中でいかに早く長文を処理できるかという速読力が重視される問題となっています。

ちなみに私は3学部受験し、両方の形式を本番の試験で経験しました。

8題型は確かに分量が多く、解く設問の数も多いですが一問あたりの解答難易度はそこまで高くないので、得意なジャンルが出たりするとあっさり解けることもあります。
基本的にかけられる時間は大問1つにつき9〜10分が限界なのでその時間を過ぎたらすべて解き終わってなくても次の大問へ移るようにしましょう。解ける問題を後回しにしてしまうのはタブーです。

それに対し5題型は1つ1つの長文の難易度が高く、正確に読解できないと正答にたどり着けない仕組みになっています。
ですから、苦手なジャンルの長文に当たってしまったときは想定していた解答時間より大幅に延長してしまうこともありますが、基本的に私は文法3題に30分、長文2題に45-50分、見直し10分といった配分で過去問を解いていました。

どちらの形式も一番の敵は焦りです。厳しい時間設定にはなっていますが落ち着いて読めばどの問題も解けるものばかりです。

先のことを考えながら問題を解くと凡ミスを起こしやすくなるので目の前にある問題を1つ1つ正確に、でも速く解けるようにしていきましょう。

【上智社会】合格のための戦略

上智大学の世界史の問題は難問・悪問が多く出題される傾向があります。
そういった類の問題は捨ててもいいという先生や予備校の講師もいると思いますが、私個人としては積極的に覚えてほしいです。

というのも、私がいままで知っている上智大学や慶應大学合格者は往々にして歴史に関しては高偏差値(全統70〜)を常にキープしていたからです。
つまり、大学受験における世界史として出題される可能性がある用語は、一通り目を通している人が大半だということです。

基本問題を完璧に取りきるのは至難の業です。万が一取りこぼした時の保険として難問・悪問はある程度正答できる状態まで仕上げておいたほうが良いと思います。

【上智入試】注意点:偏差値法

ただし一つだけ、私のように苦手な教科を得意教科でカバーして乗り切ろうと思っている方に注意しておきたいことがあります。

それは上智大学の採点法にあります。

上智大学は偏差値法といって、受験者全員の平均値から自分の得点がどれだけ上かまたは下かで得点が大きく変動する方式を採用しています。何が言いたいかというといくら苦手な科目であっても平均以上の得点を取らないと合格が大きく遠のいてしまうということです。

基本的に点数調整後は素点より点数が下がることが多いので、上智大学に正規合格したいなら赤本に記載されている合格最低点の1.1倍の得点を素点で獲得することが必要になってきます。

本番の目標点数

 

科目 目標点数(満点) コメント(軽い説明)
英語 105〜130点(150点) 75%〜85%が目標。ただ近年難化傾向にあるため、65%〜75%目標でも十分合格が狙える。
世界史 75〜85点(100点) 75%~を目指したい。分野ごとの得意不得意をいかに減らせるかが80%越えのカギ。
国語 60〜70点(100点) 65%~は死守したいところ。設問の意図を掴み、選択肢をしっかりと吟味できる読解力が必要不可欠。

 

 

上智大学合格を勝ち取る時期別の勉強時間・模試の偏差値

ここでは、私の高校3年間の大まかな時期別の勉強時間・偏差値の変動をご紹介します。

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次に、上の表の中でも特に大きな出来事が起きた時期(転換期)を抜き出して、具体的に何があったのかについて述べていきます。

(高2・春):国語の出来の悪さに焦りを覚える

高2になって初めての模試で壊滅的な国語の点数(全統模試で100点を切るレベル)をたたき出してしまい、先生にもこのままだと早慶上智は厳しいと言われたことを思い出します。ですが、こういった経験をしたのは初めてだったので、逆に開き直ることができて、その後の勉強のモチベーションになりました。

今でもこの時期の精神状態はかなり不安定だったと記憶していますが、そんな状況の中でも落ち込むことなく、ただひたすらに勉強し続けられたのが、私の受験期におけるターニングポイントといっても過言はないです。

(高2・冬):英語の伸びを確信

高2の冬は私が早慶上智に行ける可能性があると自分自身で感じた時期です。というのもセンタートライアルや模試で英語が9割を超えるような点数を取れるようになってきたからでした。

それまでの私は英語は自らの得意教科であると自覚はしていたものの、いま一つ伸び切れていないと感じる日々送っていたので、目に見える形で英語の伸びを確信できたこの時期に本気で早慶上智を目指そうという気持ちが芽生えました。

言い換えればこの時期の前までは早慶上智志望とは周りには公言しつつも、どこか自分の中で手の届かない場所のような存在であったということです。

(高3・夏):初めて慶應大学でA判定が出る

この時はかなりテンションが上がりました。それまで良くてC判定ばかりだったのが一気に合格圏内のA判定まで上がったのですから。

しかも、夏休みが始まってすぐにあった模試だったので、その後のモチベーションの維持にもつながりましたし、早慶上智に受かるための具体的な計画を立て始めたのもこの時期からでした。

(高3・冬) 早慶OPの結果をばねに最後まで乗り切る

センター試験の結果があまり良くなく、落ち込んでいたところに早慶OPの結果が届きました。
恐る恐る成績表を見ると自分が思っていた以上に得点が取れており、成績優秀者の欄に名前が記載されていました。今までの努力の集大成がこの結果につながった気がしましたね。

上智大学や慶応大学の入試本番まで1ヶ月を切った中でしたが少し気持ちを落ち着けることができた気がします。そして万全の態勢で本番を迎えることができたと思いますね。

教科別の使用していた参考書

国語の参考書

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英語の参考書

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世界史の参考書

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最後に(受験生へのメッセージ)

ここまで私がどのように受験生時代を過ごし、どのように勉強と向き合ってきたのかを書き連ねてきました。稚拙な文章でしたがここまで読んでくださった皆さんに送りたい言葉があります。

それはあれこれと考えてもなるようにしかならないという言葉です。これはあるアーティストの歌の歌詞の引用なのですが、受験生時代の私は何か行き詰まったら、この言葉を思い出して自らを鼓舞していました。入試前日はこの言葉を頭の中で100回ほど唱えていた気もします。

実を言うと、上智大学を受験した時も風邪をひいており、万全の状態で受けることができませんでした。その時も自分が持てる最大限の力を出せずに終わってしまうのだろうかと、かなり落ち込んだことも覚えていますが、そんな時もこの言葉を思い出して開き直っていました。

この点に関しては自分の体調管理の甘さが出てしまったと反省していますが、そんな不利な状況の中でも合格を掴み取れたのは体調不良だとかいう一時的なのものにとらわれず、いつも通りの自分でいられたからだと思います。

もちろん家族や友人などの支えもあったことは言うまでもありませんが、実際に入試を受けるのは自分自身です。いくら大丈夫と他人に言われてもその言葉を素直に受け取れない時期もあります。

でも、それでも良いと思います。自分が選んだ大学を自分で選んだ参考書で受ける以上、一番大切にしてほしいのは自分自身がどうしたいかということです。私の受験全体を通した目標は後悔のない受験をすることだったので合否のことはあまり考えませんでした。もちろん落ちてしまった大学もありますが、全力を尽くした結果なので後悔はありません。

どこの大学に行くかではなく何を学ぶかの方が大事です。自分に与えられた空間の中で何を行っていきたいかを青写真として描きながら大学受験を乗り切ってほしいと思います。