【ネタバレ注意】読めば世界史のモチベが上がるマンガ3選

はじめに:世界史のモチベを上げたい人へ!

みなさん、世界史は好きですか?

理系ならともかく、文系の場合は世界史が必修になっている場合も多いので、仕方なく世界史を履修している人もいるでしょう。

人名や都市名・戦争名は長くて覚えにくいし、それぞれの地域史が重なり合うから覚えにくいし、嫌になっちゃいますよね。

そこでこの記事では、世界史に精神攻撃させられた人たちのモチベを上げてくれるマンガを7つ紹介します。

ここで紹介するマンガは、必ずしも世界史の事実をそのままなぞっているわけではありませんが、読めば必ず「世界史やるか!」という気になります。

今「世界史勉強したくないなあ」と思っている人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事はマンガのネタバレを含みますので、ご注意ください。

読めば世界史のモチベが上がるマンガ3選

読めば世界史のモチベが上がるマンガ①:Fate/ Zero

世界史のモチベを上げるマンガ、1本目は『Fate/ Zero』です。


シリーズの元祖である「Fate/stay night」の二次創作として、シナリオライターの虚淵玄が書いた小説を元にした作品です。

2011年には、『鬼滅の刃』を手がけたufotableによってアニメ化された作品でもあるので、小説またはアニメを見たことがある人もいるかもしれませんね。

作品の概要

1994年。日本の地方都市、冬木。なんの変哲もないこの街で、7人の魔術師(マスター)が使い魔であるサーヴァントを従えて殺し合う「聖杯戦争」が行われようとしていた。

主人公・衛宮切嗣は、「始まりの御三家」と呼ばれる名門魔術家アインツベルンの魔術師として、サーヴァントの召喚儀式に臨んだ。

サーヴァントとして召喚される使い魔は、歴史に名を残した人物であるとされているが、召喚前には誰が現れるかわからない。

徹底した準備のもとで行われた召喚儀式の結果、切嗣の元に現れたのは、5〜6世紀にイギリスを支配したとされる伝説の王・アーサー王だった。

切嗣のサーヴァントとなったアーサー王は、類まれな剣術の腕と騎士道精神で戦場を駆け抜けていく。

優勢に見えたアーサー王と切嗣だったが、アーサー王の騎士道精神の前に、人の醜い欲望渦巻く聖杯戦争の闇が蠢いてくる……。

世界史におけるポイント

聖杯戦争で召喚されたサーヴァントは7体で、それぞれが世界史的に重要な人物になっています。

詳しくは以下のリストをご覧ください。

  • サーヴァントの種類名:真名
  • セイバー:アルトリア・ペンドラゴン(アーサー王)
  • アーチャー:ギルガメシュ(メソポタミアの古代国家ウルの王)
  • ライダー:イスカンダル(マケドニアのアレクサンドロス大王)
  • ランサー:ディルムッド・オディナ(ケルト神話に登場する騎士)
  • キャスター:ジル・ド・レェ(百年戦争期の英国軍元帥)
  • アサシン:ハサン・ザーバッハ(11世紀シリアで暗躍した暗殺教団の長)
  • バーサーカー:サー・ランスロット(アーサー王に仕えた騎士)

どうですか?このリストを見ているだけでも世界史の復習になるのではないでしょうか?

シリーズには、他にもたくさんの世界史上の英雄が登場します。興味があれば、「Fate」でググッてみてくださいね。

読めば世界史のモチベが上がるマンガ②:紛争でしたら八田まで

世界史のモチベを上げるマンガ、2本目は『紛争でしたら八田まで』です!

作品の概要

舞台はイギリス。インド人の子供がバーテンを務める場末のバーに、妙齢の日本人女性がやってくる。

彼女が酒を飲もうとした矢先、1人のアイルランド人男性がバーを訪ねてきて、バーテンに「アイリッシュ(アイルランド製の酒)はあるか」と尋ねる。

バーテンは「うちはブリティッシュ(イギリス製の酒)だけだよ」と返答したが、アイルランド人男性は激昂して

「アフリカンのガキが、アイリッシュの俺にブリティッシュの小便を飲ませようってか?」

とバーテンに迫った。

事態を見かねた日本人女性は、アイルランド人に一本の酒を薦めた。その酒は、アイルランドで醸成して、イギリス領北アイルランドで生産された品だった。

この酒で我慢しなさい、と静かに諭す日本人女性に対して、イギリスに差別意識を持つアイルランド人男性は

「北アイルランドはイギリスのもんじゃねぇぞ!」

と叫んで女性に銃口を向けた。

刹那、アイルランド人男性の視界が暗転する。男性は、気付かぬうちに日本人女性に4の字固め(プロレス技)を極められていた。

男性が苦しみに呻く中、女性はあくまで静かに諭す。

「交渉スタートよ。ファッキンレイシスト。アンタの選択肢は2つ。飲み干すか、へし折られるか」

痛みに耐えかねた男性は、即座に酒を飲み干し、慌てて店を後にしていった……。

驚異的な身体能力を持ち、世界の歴史的・政治的・経済的事情に精通した日本人女性。彼女の名前は八田百合。職業、地政学コンサルタント。

イギリスでのトラブルを無事解決した彼女の元に、新たな仕事の依頼が届く。嫌々ながら仕事を引き受けた彼女は、一路ミャンマーへと急ぐのだが……?

世界史におけるポイント

現代史は、世界史の中でも複雑で難しい分野ですが、本作を読めば自然と現代世界の歴史的・政治的・経済的事情を理解できるようになります。

現代史が苦手で、ハードボイルドなアクションが好きな人はぜひ読んでみてくださいね!

読めば世界史のモチベが上がるマンガ③:シュトヘル

3本目は、2009年から2017年にかけてビッグコミックススピリッツなどで連載され、第16回手塚治虫賞新生賞を獲得した大河マンガ『シュトヘル』です。

作品の概要

モンゴル軍と西夏軍が激しく争っていた13世紀初頭

西夏の軍隊の中に、一際弱いために「ウィソ(雀)」と呼ばれた女性兵士がいた。

戦う力が弱かったため、周りに助けられることが多かった彼女だが、ある日突然味方が全滅してしまう。

城壁に磔られた味方の死体を見て、彼女は慟哭する。誰も守れない弱さに絶望する彼女の前に、死肉を貪ろうとする狼の群れがやってくる。

食うな___

仲間への激情に駆られた彼女は、気がつけば狼に牙を立て、血肉に塗れながら狼の肩肉を咀嚼していた。

最初は弱かった彼女だが、狼との狂乱的な戦闘の中で、驚異的な戦闘力を持つようになり、いつしか彼女は「シュトヘル(悪霊)」と呼ばれるようになる。

最後の1匹を倒し終えたあと、彼女は仲間を殺したモンゴル軍とハラバルという戦士を討つための旅に出た。

その旅の道中、彼女は期せずしてハラバルの弟、ユルールに出会う。

当時、モンゴル軍は西夏の文字資料を殲滅し、この世から西夏という国の存在を抹消しようとしていた。

ユルールは派閥としてはモンゴル軍側だったが、西夏の文字に特別の思い入れがあったため、西夏文字の辞典である『玉音同』を戦火から守り抜く決意を固めて、本国を出て一路南宋へと向かっていたのである。

国を出たユルールは国家叛逆の罪によって、追われる身になっていた。逃亡するユルールを追っていた人物こそ、実の兄であるハラバルだった。

事情を知ったシュトヘルは、ユルールと一緒にいればいずれハラバルを見つけられると考え、ユルールの旅に同行するようになる。

当初シュトヘルは、ユルールに対して「ハラバルを釣る餌」以上の価値を見出していなかった。

しかし玉音同に記録された西夏文字をユルールに教わったことで、彼女の考えは一変する。

かつて自分は味方の死体を守るために戦ったが、死体はやがて消滅する。けれど文字は無くならない。やがて皆が死んでも、文字の記録だけは生き続ける。

人の存在を永遠に残しておける文字に、かつて死んでいった仲間たちの救済を見たシュトヘルは、この西夏文字と、西夏文字を教えてくれたユルールのために戦うようになる……。

世界史におけるポイント

西夏とモンゴルとの戦いは世界史ではあまり取り上げられませんが、本作を読めば「元」という大帝国の成立過程をよりリアルに知ることができます。

文字に生を賭す少年少女の生き様を、ぜひ一度ご覧あれ。

おわりに:マンガを読んで世界史のモチベを上げよう!

いかがでしたか?

この記事では、世界史を勉強するモチベを上げてくれるマンガを3点紹介しました。

マンガの内容が史実と一致するわけではありませんが、ここで紹介したマンガを読んで面白いと思えれば、世界史への親近感がグッと高まるはずです。

ぜひ一度手にとってみてくださいね。

それでは!!

おまけ:ライター渾身の叫び

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