理系が世界史選択するとどうなるか?メリットとデメリットを徹底分析!

はじめに:理系で世界史選択するとどうなる?

理系高校生にとって、社会科目の選択は避けて通れない問題ですよね。

最も履修者の多い社会科目は地理なので、「周りの友達も地理だし、私も地理にしようかな〜」と考えている人も多いでしょう。

しかし中には、「私は地理より世界史の方が好きだから、世界史選択にしたいけど、どうしようかな……」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

理系の世界史選択って少数派なので、どうしても不安になってしまいますよね。

そこでこの記事では、世界史を選択したいと思っているが不安を感じている方のために、理系で世界史を選択するメリットとデメリットをご紹介します!

理系の人たちは、この記事を読んで社会科目の選択についてぜひ考え直してみてくださいね〜。

理系で世界史選択するメリット

まず、理系で世界史を選択するメリットを3点に分けて紹介します。

理系が世界史を選択するメリットは以下の3つです。

  1. 安定して高得点が取れる
  2. 演習する量をたくさん確保できる
  3. 勉強していて飽きない

順番に見ていきましょう。

理系で世界史選択するメリット①:安定して高得点を取れる

理系で世界史を選択し、真面目に勉強していれば、安定して高得点が取れるようになります。

理系が受ける世界史の試験は、基本的にマーク式試験ですよね。

マーク式試験で試されるのは、「世界史で登場する出来事・人名・事柄を知っているかどうか」だけです。

世界史で覚えておくべき事項を理解していれば、マーク式の試験で間違えることはありません。ですから、試験でミスが起こりにくいのです。

それに、世界史のマーク式試験では「知っているのに解けない」ということは殆ど起きないので、知識量に比例して点数が上がっていきます。

文系と違って、マーク式試験でそこまで細かい内容は問われませんから、知識量が一定の水準に達すれば、限りなく満点に近い得点を安定して取れるようになるはずです。

もちろん、理系は文系よりも社会科目に割ける時間が限られていますが、限られた時間の中でしっかり勉強すれば、必ず結果が出ます

他の科目のように「普段はできているけれど、試験本番にできなかったらどうしよう……」と心配する必要がないというのが、理系で世界史を選択する大きなメリットになります。

理系で世界史選択するメリット②:演習する量をたくさん確保できる

理系で世界史選択するメリット、2点目は「演習量をたくさん確保できる」です。

他の科目と同じく、世界史も必要な知識を身につけたら、過去問などを利用して問題演習を重ねる必要があります。

リード文の読み方。選択肢の選び方。2択で迷った時の対処法。試験中に起こりうる様々な問題への対処法を習得する一番の近道は、やはり問題の演習の積み重ねです。

ですから、世界史でより安定して高得点を出すためには、問題の演習量を増やさなければなりません。

幸いなことに、世界史の問題を一問解くために必要な時間は、地理や他の社会科目の問題よりも短いので、短時間でたくさん演習量を積むことができます。

例えば共通試験の問題なら、地理の場合最低でも30分程度かけないと解けませんが、世界史なら15分くらいあれば余裕で最後まで解けます。

同じ問題量を半分の時間で解けるので、(単純計算で)世界史選択の人は地理選択の人の2倍の効率で問題演習できることになりますね。

よく「社会に割ける時間が少ないから地理を選ぶ」という人がいますが、演習に限って言えば、むしろ世界史の方が短時間で成果を挙げられるのです!

理系で世界史選択するメリット③:勉強していて飽きない

理系で世界史を選択する3つ目のメリットは、「勉強していて飽きない」ということです。

1つの単元の勉強をずっとやり続けていたら、どうしても飽きてきますよね。

特に暗記系の科目は、特定の単元を反復して勉強し続けているとダレてしまいます。

しかし世界史を勉強するときには、そういう心配は要りません。

世界史は、古代から現代、西欧からアメリカまで幅広い時代と地域を扱うので、「勉強しすぎて飽きる」という事態を招きにくい科目なのです。

それに、世界史は学べる地域・時代がたくさんあるので、好きだと思える分野が何個かは見つけられます。

たとえ苦手な分野があるとしても、好きな分野が一個でもあればモチベーションが上がりますよね!

ちなみに筆者は古代ギリシアの文化史が好きでした。もし古代ギリシアに興味がある人がいれば、以下の記事を読んでみてくださいね〜。

古代ギリシア文化史の内容と覚え方を徹底解説!【世界史文化史】

2020.10.12

理系で世界史選択するデメリット

次に、理系で世界史を選択するデメリットを3点紹介します。

理系の世界史選択のデメリットは、以下の3点です。

  1. 暗記量が多い
  2. 授業で最後まで扱えない可能性がある
  3. 競争相手が少ない

こちらも順番に見ていきましょう。

理系で世界史選択するデメリット①:暗記量が多い

理系の世界史選択における最大のデメリットは、やはり暗記量が多いことでしょう。

日本史のように地域が限定されていれば、暗記事項を連鎖的に覚えることができますが、世界史の場合はそれぞれの地域ごとに(別々に)暗記していく必要があります。

加えて、時代というタテの繋がりだけでなく、地域というヨコの繋がりも意識しながら歴史を理解する必要があるので、理解の難易度は日本史よりも世界史の方が高くなります。

世界史で高得点を取るためには、難易度が高い内容を、より多く覚えなければなりません。学習時間の限られた理系の皆さんにとっては、なかなかに高いハードルですよね。

理系で世界史選択するデメリット②:授業で最後まで扱えない可能性がある

2点目のデメリットは、授業で扱えない範囲が出てくるということです。

理系の社会科目は、高校のカリキュラムでは週に1〜2コマしか割り当てられていません。

文系の社会科目が4コマ程度あることを考えれば、かなり少ない配分ですよね。

世界史選択の場合、その週1〜2コマで文系と同じ内容を履修しなければならない訳です。

時間は短い。内容は多い。そうなるとどうしても、履修範囲の中で扱いきれない内容が出てきてしまいます。

私の場合、授業で扱えたのは1960年くらいまでの近現代史までで、残り50年の現代史は各自の自習に任されていました。

正直、世界史の中で一番難しいのは現代史なので(一番複雑だから)、その現代史を授業で扱えないのはかなり大変です。

理系で世界史を選択する人は、ある程度自学自習する覚悟を持って世界史を勉強する必要があるでしょう。

理系で世界史選択するデメリット③:競争相手が少ない

3点目のデメリットは、競争相手が少ないということです。

理系で世界史を選択する人は、地理や日本史に比べて少数です。

私が在籍していた高校では、理系地理が90人、理系日本史が30人、理系世界史が10人という比率でした。

10人しかいないので、なかなか切磋琢磨できる相手がいません。その中で勉強しないといけないので、モチベーションの維持が大変でした。

実力の似通った人が周りに多くいる方が勉強しやすい場合、世界史選択は不利になるかもしれません。

おわりに:理系の世界史選択のまとめ

いかがでしたか?

この記事では、理系で世界史選択を考えている人のために、理系世界史のメリットとデメリットを3点ずつ紹介しました。

どんな選択であれ、デメリットのない選択はありません。何かを選択する以上、何かしらの不利益は覚悟しなければなりません。

しかし、選択する上でのデメリットが予めわかっていれば、そのデメリットを踏まえた対策を講じることができます。

デメリットを覚悟した上で選択すれば、後で後悔することも少なくなります。ぜひしっかりとメリット・デメリットを検討した上で、後悔のない選択をしてください。

それでは!!

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