はじめに:evernoteを使って、勉強の効率を爆上げする方法
みなさん、evernoteというメモアプリをご存知ですか?
evernoteとは、テキストメモだけでなく、写真・音声・動画などあらゆる媒体を保存できるクラウドストレージサービスです。
日本では2010年頃から使われている比較的古参なアプリケーションなので、名前を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。
本記事では、このevernoteというアプリを使って受験勉強の効率を飛躍的に上げる方法をご紹介します!
勉強関連のノート・プリント・参考書類の整理に困っている人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
勉強の効率を爆上げするevernoteの使い方
この記事では、勉強の効率を上げるevernoteの使い方について、以下の5項目に分けて解説します。
- 学習の大目標を設定する
- 中間目標を設定する
- やることリストを作成する
- 今日やることを決める
- 今日の予定を立てる
マクロからミクロへという流れになっているので、自分の気になる項目からご覧ください。
勉強の効率を爆上げするevernoteの使い方①:学習の大目標を設定する
受験勉強を本格的に始めるに当たって、まず必要なのが目標の設定です。
どんな学習も、明確な目標がなければ、学習自体が目標になってしまいます。
「今日は12時間勉強した!頑張った!」と自己満足してしまう受験生は多いですが、勉強時間をいくら稼いでもそれほど意味はありません。
勉強時間が受験で評価されるわけではありませんからね。
学習自体が目標になってしまうと、本当に達成すべき目標に意識が向かなくなるので、学習効率が悪くなってしまいます。
勉強の効率を上げるためには、面倒くさくても目標を明確に決める必要があるのです。
というわけで、evernoteを使って学習の目標を明確に立てましょう。やり方は以下の通りです。
まず、evernoteアプリの画面左上にある「新規ノート」から、「プロジェクトプラン」を選択します。
すると以下のようなテンプレートが自動で生成されるので、一番上の「概要」に目標を書き込んでいきます。
目標の立て方がわからない方は、以下の5つの要素を箇条書きにして書いてください。
- 数値化された目標
- 目標を達成する目的
- 目標の達成期日
- 目標の達成報酬
- 目標を達成しなかった場合の損失
目標を明確に意識するためには数値化が必要です。目標が「英語を頑張る」や「数学を得意にする」だと、曖昧すぎて目標をイメージしづらくなりますからね。
数値化する際には、相対的な指標ではなく絶対的な指標を使いましょう。
例えば「数学で学年1位になる」という目標は、具体的に何点取ればいいのかが明確になっていないので良くありません。
科目の得点を目標に据えるなら、例えば「東大の二次試験で100/120点取る」のように絶対的な数値目標を立てましょう。
目標を数値化できたら、モチベーションを管理するために達成目的・達成期日・達成報酬・未達損失を設定します。
目標をなぜ達成する必要があるのか、いつまでに達成するのか、達成したら何が得られるのか、達成しなければ何を失うのか。
目標達成へのイメージを膨らませば膨らませるほど、モチベーションは上がります。自分のモチベ管理に必要な項目を思いついたら、その都度「概要」に追記するようにしましょう。
勉強の効率を爆上げするevernoteの使い方②:中間目標を設定する
「概要」に大目標を書いたら、その下の「中間目標」を埋めていきます。
中間目標の立て方は以下の通りです。
まず、大目標と現状の差を数値にしましょう。例えば大目標が「東大二次試験英語100/120」で現状が「東大模試英語60/120」なら、その差は40点ですよね。
この差を埋めるために、中間目標を数段階に分けて設置します。
東大二次の英語を60→100にしたいなら、
- 中間目標①:70/120
- 中間目標②:80/120
- 中間目標③:90/120
というように中間目標を設置するといいですね。
中間目標を設置できたら、それぞれの中間目標について大目標と同じように
- 達成目的
- 達成期日
- 達成報酬
- 未達損失
を設定しましょう。中間目標を達成しないと大目標は達成できないのですから、大目標のとき以上に具体的に目標達成のイメージを膨らませてくださいね。
勉強の効率を爆上げするevernoteの使い方③:やることリストを設定する
中間目標を設定できたら、それぞれの中間目標を達成するためにやるべきことをリストにまとめましょう。
現状が「東大模試の英語60/120」で、中間目標が「東大模試の英語70/120」である場合なら、現状と目標の10点差を埋めるためにすべきことをリスト化します。
具体的なリスト例は以下のようになります。
- 英単語を1日50個覚える(教材はキクタン)
- 150語の英作文を10分で書く訓練を毎日行う
- 500語の長文問題を4分で読んで4分で解答する訓練を毎日行う
リストにできたら、以下の「プロジェクトプラン」のタスク管理表にリストを書き込んで、進捗を確認できるようにしましょう。
ちなみにこのタスク管理表は、テンプレート「プロジェクトプラン」に最初からついているので、自分で作成する必要はありません。便利でいいですね!
勉強の効率を爆上げするevernoteの使い方④:今日やることを決める
やることのリストが決まったら、今日すべきことを具体化してToDoを作成しましょう。
これまではテンプレート「プロジェクトプラン」を使っていましたが、ここでは新しく「ToDo」というテンプレートを利用します。
ホーム画面左の「新規ノート」タグから「ToDo」を選択して開くと、以下のようなテンプレートが表示されます。
この「今日」の部分に、今日やるべきことを書き込んでいきましょう。
勉強の効率を爆上げするevernoteの使い方⑤:今日の予定を立てる
ToDoが決まったら、最後に「何時に何をするのか」を決めていきます。
最後に使うのは「月間カレンダー」というテンプレートですが、このテンプレートは画面左の「新規ノート」タグからは選択できないので、一度テンプレートを選択せずに新規ノートを作成します。
新規ノートを作成すると以下のような画面が出てくるので、「テンプレート」のタグをクリックします。
すると「テンプレートギャラリー」が表示されるので、下の方にスクロールして「月間カレンダー」を選択してください。
月間カレンダーには、各日付のスケジュールを記入できるので、自分にとって最適な予定を組んでいきましょう。
おわりに:evernoteを使いこなせば、勉強の効率が飛躍的に上がる!
いかがでしたか?
この記事では、evernoteを使って勉強の効率を上げる方法についてご紹介してきました。
evernoteを使えば、勉強計画の立案から実行まで一貫して管理できます。
ぜひevernoteの機能を有効に活用して、効率よく勉強してくださいね。
それでは!!